藤井咲耶さんのレビュー一覧

罪深き夜の僕 小説

水月真兎  藤井咲耶 

んー、いまいち

神父とヤクザの背徳の関係という設定萌えな作品…なんだけど、その設定が生かしきれておらず、陳腐な仕上がりになっていたように思います。
最初は良かったです。兄貴分を殺し、救いを求めてやってきた教会で、美貌の神父に出会ったヤクザ。で、すがりつくようにその神父の身体を求める。嵐のような一夜が明けて、ヤクザは自首をする。
ヤクザのギリギリの心情、彼のその気持ちに応えるため罪だと知りつつも彼の愛撫を受け入れる…

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フルスピードで恋をして 小説

中原一也  藤井咲耶 

職業的に、いかがなものかと…

攻・駿河恭弥(21) メッセンジャー
受・松浦直人(22) メッセンジャー

新入りの駿河は教育係の直人にツンケンしてます。
新人とは言っても、駿河はアメリカで自転車便の仕事をしていた経験もあり、シロウトではありません。

年下とは思えないふてぶてしい態度の駿河に苛立つ直人。
放っておけばよいという同僚の言葉に頷きながらも、ついつい面倒を見てしまうお節介でお人好しです。

素行の…

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極・秘 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

うーん、

ずーっと面白かったシリーズなんですが、この作品はいまいちだったかな。
『極・愛』『極・艶』『極・恋』『極・華』、で、この『極・秘』です。
シリーズを通じて問題となっていた、デッドゾーンという媚薬の話に決着がつくので、こればかりは全巻読んでないと訳が分からないかも知れないなと思いました。

でも、いまいちだったのはそういうことじゃなくて、主役二人の恋に、燃えなかったんだよね。
警察官とヤクザという、…

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極・華 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

受けの水樹、萌えとは違う意味で好きだ

なかなか骨のある誘い受けで、非常に面白かったです。
頭がよく、適度にずるく、適度にプライドが高く、適度に一途で、適度にビッチ。
八年間も政治家の愛人をしたあと、その愛人を苦しませるヤクザを殺すために、みずから鉄砲玉としてそのヤクザのもとに出向く。
でも、殺すはずが、そのヤクザの命の恩人になってしまい、怪我を負ってしまう。
で、怪我が治るまでそのヤクザに面倒を見てもらうことになる。
ともに過ごすうち…

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極・恋 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

面白いなァ…

『極・愛』『極・艶』と続いてきたシリーズの三冊目です。
主役は『極・愛』に登場していた難波(受け)と、『極・艶』に登場していた市原(攻め)。
難波も市原も大好きな脇役だったもんで、痒いところをきっちり掻いてくれたこの展開に狂喜乱舞しました。
といっても、前二作を読んでなくても大丈夫です。

二人とも身体に刺青を彫ってます。
ヤクザの息子(受け)と、元ヤクザ(攻め)だからなんですが、お互いにそれを隠…

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極・艶 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

うひー、みんなみんなカッコ良すぎる…!

『極・愛』に続く、シリーズ第二作目。
といっても主役が変わるし、ストーリー的な繋がりは薄いので、前作を読んでなくても大丈夫です。
前作では攻めの舎弟をしていた可愛い真木くんが主役。大好きな脇役でした。
彼が主役になった続編が読めて嬉しい…!
簡単にいうと、極道界のロミオとジュリエットなお話です。そこから話は二転三転していきます。

いやー、しかし“漢”たちがカッコイイ。
主役二人はいうに及ばず、魅…

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極・愛 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

ヤクザなあしながおじさん、最高っス!!

おもしろすぎるww
切ないんだかオモロイんだかよく分からなかったんですが、とにかく切なくておもしろかったです。

攻めにやり逃げされた(攻めは受けのために、胸が張り裂けそうな気分で身を引いたつもり)受けが、
「男が男に脚開いた勇気と覚悟を、綺麗事並べて踏みにじりやがって!!」と、友人一同の前で叫んだ瞬間、笑いが止まらなくなった。
普通の健気受けなら、ションボリするだろうこのシーンで、そうきたか!と…

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その愛、有罪! 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

こんななら実際見てみたい裁判

おもしろかったです!昔の男・月島と水島の法廷対決もしかり、男の意地をかけた樋埼の会社存続をかけた買収合戦。恋愛だけでなくサイドや男の仕事もこだわって書いてる日向先生らしさが出てます。
また前作「その恋、異議あり!」でからんだ事件の真相究明が法廷でなされるのですが、犯人やそれにかかわる人物の心理などとてもよく描かれ、作者の人間を描く巧さを感じました。法定でのSM談議で頭を抱える水島がかわいいw

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その恋、異議あり! 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

事件です!姉さん(古!?)

大学時代、水島に年上の彼氏が出来たことが原因で親友だった樋埼とは口論の末、絶縁状態に・・・なにをも優先した恋愛もとっくの昔の手痛い破局にしかならなく。
今では将来を有望視される検察官として一人仕事に生きる水島勝己。
友人(女)の彼氏役としてお見合いを破断させるべくやってきたホテルで、樋埼と偶然の再会。そこにいたのは学生時代の面影を残すも成熟した大人の魅力を備えた男だった!!

萌えますっ!…

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満月に抱かれて 小説

せんとうしずく  藤井咲耶 

運命の出会い

双子から迫られるというシチュに期待していたんですが、最初から片方押しということが見え見えだったのが残念でした。
双子特有のコンプレックスが絆は書かれているのは、よかったです。

双子の弟・聖園夕月(先輩)硬派攻め×蔵橋煌(高校一年)やんちゃ受け
無理矢理占いの館に連れていかれて、運命の相手が水晶球に映る。
それは、双子のどちらかで、運命に逆らうと悪い事が起こると言われて。

少女漫画…

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