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藤たまき
あさだ2枚
ネタバレ
終わりが分かっているから辛いけど、終わりが分かっているからこそ終盤苦しくなりすぎずに読めたところもあり。信仰は人を救うし、人を苦しめることもある。 「人は誰でもいつか 過去を切り離して大人になる」とデービットが言う。完全に切り離すことは出来ない気がするけれど、少し遠くに置いて、また振り返って慈しむぐらいになれたら、きっとずっと楽になる。 「自分勝手で子供っぽくて」とジョナサンが言う。事…
大人になっても案外と変わらなかったりするし、不安なことも増えるけど、子どもも子どもで大変で、その狭間にいる彼らもまた大きな不安を抱えている。結局不安なく生きられるときなんてないじゃあないか。 ルイの語りでも、また淳くんが輝くんだよなぁ。そして最早アンディーに対しては嫌悪しかない。もともと甘夏おなじく良い印象はなかったのに、ひどい有り様だ。仮に立木が知ったら、この"悪"です…
寝た翌朝に「3分以内に帰ってくれ」と言う甘夏くん笑 受け側にしろなかなか辛辣である。 世紀末(1巻のあとがきより)…この頃はまだアイススケートは当たり前のレジャーではなかったんですね。今や日本でも、みんなが気軽にやるかと言うとそうではないかもしれませんが、観戦するものとしては割に当たり前の"野球やフットボールみたいなレジャー"にはなった気がします。 1巻から1人相…
基本的に社会人CPが好きな自分が、少年の良さを感じてしまうのが藤たまき先生の作品。 こちらまさに少年から青年、大人へ変わる様を見物させてもらうお話。ただ、青春の純粋で綺麗なところだけではなくて、未熟であるが故のドロッとした感情か、嫉妬とか、独占欲とか、不安とか、過剰な自信といったものが、恋愛にもスケートにも現れて、濃厚。ま、大人でも持つし悩み続ける感情なんですけどね。 前半のセラの葛藤も、…
◾️キーツの緑の目薬 人形の姿はシーナに見えてなかったのね。 外皮に塗る薬は目薬と言えるのか。 ◾️プラタナスの並木 母親がどうも好きになれなかったけれど、馬を駆るガッツがあって見直しました。子どものためと言いながら、子どもが1番元気を無くすことを平気でやる祖母はもっと好きになれない。 ◾️大きい人 7年前に7つで行方不明!!!シーナはよくもまぁ悠長な事を言ってられるもんだ。親…
◾️リャナン・シー スケコマ神ってひどい名前だ笑 シーナもこの友人以外ならどうなってもいい、ぐらいの勢いなのが面白いです。まぁ、そのスタンスでないとリャナン・シーを退治しないといけなくなっちゃうものね。 ◾️パパゴーレム ナサニエルは余計なことしかしないな! 勝手に作って勝手に死を与える。なんと浅はかな。 ◾️ケットシー実家に帰る ◾️ルーナとロビン 旧版3巻はシーナく…
桂木椎奈ことシーナくん総受漫画です笑 男の精霊がシーナくんにホイホイされてしまうという美味しい設定ながら、BL度は優しめ。可愛い作品です。あとがき曰く「外国もので、ちょっぴりジュネっぽかったり、ファンタジーっぽかったりするの」。外国ものといいつつシーナ君は日本人だけども。そんなあとがきのテンションに時代を感じる。 ◾️湖のヴィジャノーイ 1話から悲恋。ただこの作品に漂うきらめきと寂しさを…
ジョシュ・ラニヨン 藤たまき
renachi
記憶喪失もの。定番(ゆえにダレる)の、ここはどこ私は誰?ってのを刑事に尋問されるシーンで知らしめてくれる構成が良かった。もしかしたら主人公が犯罪に関わっているかも?という引きも面白い。 そして刑事グリフィンの存在感が圧倒的。出番としては小男コールの方が多そうなのに、ずっと心に引っかかる。 窃盗の罪に問われたピーターは、記憶を取り戻せないまま真相を探っていく。徐々に見えてくるピーターの過去は…
六青みつみ 藤たまき
yoshinan
「健気不憫受け」「誤解などから受けに冷たくあたる攻め」「その事を後悔する攻め」という設定が私の大好物で、六青先生はそういったお話を書かれる作家さんときき読んでみました。 読んでみると私の思惑通り、上記の設定をバッチリ満たす作品。というか、当てはまりすぎて、「せつなすぎて泣く」なんて滅多にないのに物語中盤から終盤まで泣きながら読んでました……。 私が上記の設定が好きな理由は、誤解などから受けに酷…
ジョシュ・ラニヨン先生の長いシリーズを読んだ後なので、薄めの一冊で寂しい。もっと甘い続きを…!と飢餓感を煽られます。 グリフィン視点があると嬉しかったなと思う。彼の相当かき乱されてる心を想像するだけで面白いのだけど、本編ジョシュ・ラニヨン先生の攻めの御多分に洩れず、タフさと甘さばかり見せつけてくるものだから…惚れてしまう。 一方この作品でピーターの魅力が伝わりにくいのは残念。もっとグリ…