東野海さんのレビュー一覧

嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

19歳の年の差!

息子探しというサスペンス風なお話に、ラブがミックスされたような内容です。

真は、実母に資産家の志信の息子に成りすますように言われます。言うことを聞かないとバイト先の店長や元同居人に迷惑をかけられると思った真は、嫌々従います。行った先には、息子の候補が他に3人いました。そして、志信という人物が、以前から憧れていた人だったのです。

嘘をつく自分に胸を痛める真。志信との関係を、遊びだと割り切…

4

愛の言葉を囁いて 小説

いとう由貴  東野海 

思ったよりも良かった

あらすじから予想していたよりも、読後が良かったです。
私は「あの本と同じレベルの本じゃないと同じ評価にしない」というより、その本単独で判断するので評価が甘いかもしれません。今回は「予想よりも良かった」ので、萌2です。(ちなみに、「予想どおりの良さ」は萌です。)

お金持ちの攻めに見初められた受けがカラダから入ってメロメロになって…といういわゆる王道ストーリーなのですが、受けの思考がそれほどネ…

5

白衣は夜に贖う 小説

結城一美  東野海 

ちょ…! これはさすがにダメだろ…。

医療モノです。
BLでも医療モノって立派な1ジャンルですな。
これ、医療モノとしてはディテール描写の緊張感がそれなりにしっかりしてるんですよ。

し~か~し~~~
現役の医師が手術室の中の政治的圧力を知らないわけないし、
医療過誤の裏を知らないわけないだろ…。
さらに執刀医ではなく、誤解で研修医に復讐を企てるとかありえなさすぎ。
しかも、なぜに復讐がイコール男をレイプなんだか…。

2

海賊王子の誓愛 小説

浅見茉莉  東野海 

面白い素材なのだけれど……

目下『海賊』という単語に反応してしまう私。
+浅見さんは、甘く切なくエロくて好きな作品がいくつもある作家さん。
という訳で、本屋で惹き付けられるようにして手に取ってお買い上げ。

しかし、期待はずれだった感は否めない。

海賊……と言っても、私の頭を占領している時代とは異なり
時は11世紀、北欧デンマークのバイキングの幼なじみの物語。

首長の息子(を王子と言って良いものやら?)…

0

嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

この歳の差カプ萌え

シリアス展開な歳の差カプでシリアスモノが苦手な私でも意外にすんなり読めて
思っていた以上に楽しめる作品で満足しました。

受けになる真の境遇が実母の非道さで可愛そうなことになっている内容です。
それに真が今まではタチだけだったのが受けになり年上攻めに可愛がられるのも
今までの不幸がこの人に会うための試練だったのかもと思わせてくれるほど
ラストは甘くて幸せそうです。

タイトルは内容…

1

嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

息子探し≧ラブ

最近コメディが続いていた小中大豆さんの新刊は
ちょっとシリアス系でした。


ゲイのフリーター・真は
金に汚い母親とその恋人に脅され
息子を探す資産家・葉室(攻)の屋敷に身分を偽り潜入。
(跡取りのいない葉室は、ほかの男と駆け落ちした婚約者の息子を養子として迎え入れるつもり)

屋敷には自称息子がほかにも集まっていて
葉室は一ヶ月彼らに屋敷で寝泊まりしてもらい
その間に本物を…

8

閉ざされた常世 小説

西野花  東野海 

萌えた

楓に萌えました。

昭和30年代で時代設定が若い作家さんにはいろいろ無理があったかもしれませんが
ファンタジーの世界なのでOK

鳥居にしばりつけてのプレイ。

鼻血モノです。

この二人がどうなったかはその後の想像ですが、
楓ちゃんには巫女つづけてほしい・・。

1

双蒼の屈折率 小説

藍生有  東野海 

三つ子で三つ巴

三つ巴ではないか、、、。
私的にはNG、、、というかラストスパートで萎えちゃったです。
伏線を拾い切れておらず、さくらちゃんとか残念な扱い。

三つ子で産まれながら二人の弟とはどこか違う陸、海と空はすごくそっくりだと言われるけど陸からしたら二人はまったく見分けれるし中身はまったく違う。

仲の良い三人兄弟が20の誕生日を境に今までの関係が突然崩れる。

なんだろ?空の猟奇的な感じは…

1

傲慢な恋愛流儀 小説

遠野春日  東野海 

どうしようもない男たち…

これだから金持ちで人を見下して生きてる奴は…
今回の主役もその1人でして…

超プライドの高いナズィール
親友だと思ってたシンにパーティーでほっとかれ拗ねてたところに
今回の相手となる樹也と出会うのですが…

かなり自分は有名人で知らない奴がこの大学にいるはずなんてない
って思ってる超性格おバカなナズィール。
自分の方が遊んでやるという気持ちで樹也に手を出したんですが
朝起きる…

1

傲慢な恋愛流儀 小説

遠野春日  東野海 

傲慢と言うよりお子様でした

「傲慢な恋愛流儀」が大学生時代のナズィール×三樹也のカップルの話で
「ヴァカンスの流儀」がアラブの王子様のシン×大学時代の友人でもある夏央との
お話で同じ大学に通っていた二組のカップルのお話になります。
1冊の中にスピンオフみたいにそれぞれのカップルの作品が収録されていて、
軽くあっさり読める内容のように感じます。

表題のナズィール×三樹也は、同じ大学に通っているけれど、一方はセレブ…

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