渡海奈穂さんのレビュー一覧

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

義理の兄弟もの

電子書籍化待ってました〜!
表紙が可愛くって早く読みたかった作品です。
初めて読む作家さんだったけど、文章が上手でわかりやすくてキャラの心情だったりがすんなり入ってきました。他の作品も読んでみようかな。
受けのキャラ強いな〜と思ってたけど、読み進めていくうちに可愛く思えてきました笑。表紙だけ見て、てっきりほんわり健気な感じかな?って勝手に思ってたら、コミュ章なお兄ちゃん大好き青年で、攻めのお…

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山神さまのお世話係 小説

渡海奈穂  小椋ムク 

一味違う子育てBL

渡海奈穂先生は存じ上げておりましたが、作品は手に取ったことが無かったので、今作を拝読させて頂くのがとても楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
可愛い 4
子育て 3
胸キュン 2
エロ 1
な感じだと思います。

山守の一族の青年×都会から来た青年のカプです。受けの秋さんはパワハラと過労の所為で心身を壊してしまい、養生と家のメンテナンスも兼ねて、母親の実家がある田舎で暫く暮ら…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

クセ強好きさん寄っといで

いわゆる「面倒くさい」タイプの人間が登場する作品が好きです。
いやあー!おもしろかった!すらすらと読めてしまった。
物語の前半と後半でガラッと印象が変わるのが気持ちよくて謎の爽快感がありました。

義兄弟である敬史郎に異様なまでに執着し、他のものはいらないと2人だけの世界を欲してやまない受け・充哉が本当に面倒くさくて、こじらせ方も考え方もまあ厄介なもの。
世の中に多くいるタイプではなく、…

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『兄から先に進めない』ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

兄弟じゃないけど兄弟です

本品は『兄から先に進めない』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、マンション住人との小話になります。

ある日、充哉はエレベーターにて
兄弟2人の手を引く真上の部屋の住人に声を掛けられます。

いつもは他の住人と乗り合わせないようにしていますが
「いつも子供がうるさくてすみません」と遠慮がちに
謝られる間にエレベーターのドアが開き、
仕方なく乗り込んで話をすることになります。…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

兄弟ではない2人の恋の行方

今回は大企業の広報部勤務の会社員と
フリーランスのシナリオライターのお話です。

攻様と受様の拗れた関係に決着がつくまでと
恋人として同居を始める続編を収録。

受様が小4の時、
両親は親友夫妻の遺児の里子として引取ります。
彼が今回の攻様です♪

一人息子の受様は両親にとっても難しい子で
受様のためにもと攻様が引き取られたのですが
受様は両親の願い以上に攻様に懐きます。

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

苦しいのに一気読み。さすがです。

一気読みでした。さすが渡海奈穂さん!

もう読んでて充哉ことミツがしんどくてしんどくて。しかも敬史郎ことシロがミツを優先ばかりしてて、こっちもヤキモキして。いつまで子供なの?
苦しくて辛くてしんどいお話は苦手で読むのを諦めがちなのに、この本は一気読みできました。
シロが引取先の家の息子だから自分を優先してくれるんだ…と思いながらも優先してくれないと許せないミツ。おいおい…。

そんなと…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

拗れた愛

挿絵買い。

あらすじを読まずに購入しました。
ガチ兄弟と思っていたのですが義兄弟モノです。

序盤は高校生の頃のお話が書かれており、
読んでるこちらからすると明らかに充哉は敬史郎のことが好きなのですが、
本人は全くソレを自覚しておらず、傍から見たらわがままな弟でした。
拗らせてるというか、依存しているというか
この関係を言葉にするのって難しいなぁと思いながら読んでいました。

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

クール眼鏡

先生買い。どっちが兄なんだ?と思ってましたが、ははーなるほどーというタイトルと分かりました。受けがえらくリアルに感じられたのですが、先生、身近にこのようなタイプの方がおられるんですかね・・・?攻め受けともなかなかな方ですので、こじれた兄弟が嬉しい方はぜひぜひ。本編160Pほど+その続き60P弱+あとがき。

実家でフリーのシナリオライターをしている充哉ですが、締め切りを守れず依頼側から仕事を切…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

〝兄から先に進めない〟のは、一体どちらか…

何コレ、めちゃくちゃ拗れて、物凄くすれ違っている……!
溺愛は行きすぎると、執着愛になるんだなぁ……

お互いにめちゃくちゃ執着してるし、両片想いで拗らせまくってるお話なんですが、不思議とドロドロした陰鬱な雰囲気は無く、最後はカラッと明るい印象。
共依存でありつつ、前向きに変化していく2人の世界が切なくもコミカルに描かれていて、クスッとしながら楽しめました。

それにしても、今回の受け…

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憑き物ごと愛してよ 小説

渡海奈穂  ミドリノエバ 

最高に萌える〝嫌われ→溺愛〟攻め

受け様に対して嫌悪感満載だった攻め様が、次第に受け様溺愛になる…この変化が、堪らん……!
もう、この〝神〟率の高さも納得の面白さ。

両視点で描かれている為、徐々に惹かれ合う様子が分かりやすくて、めちゃくちゃ萌えました。
特に、攻め様の溺愛変化が堪りませんね!
出会った頃は、憑き物を宿す受け様を毛嫌いし、仏頂面で刺々しい言葉ばかり向けていた人が、ラストではめちゃくちゃ甘やかして隙あらばイ…

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