渡海奈穂さんのレビュー一覧

先生はダメな人 小説

渡海奈穂  小嶋ララ子 

想像していたよりはダメじゃない☆

どういうのが“ダメな人”っていうかの
個々の判断にもよるのかもしれません。

先生×生徒って、どうしてもぶつかる壁が
同じところのように思うのですが、
それをどうすれ違わせて焦れ焦れさせて
くっつけさせるかと言うのが作家さんの腕の見せ所かも。

好きなのに、付き合ってるのに
先生の本心が見えなくて
自分ばかりが好きでたまらないなんてと
悩む千裕が可愛いけど可哀想でした…。

1

プラチナBOX 2012 グッズ

豪華番外編勢揃い

1番は宮緒葵先生の番外編を読みたくて応募ゲットしたようなものですが、
かなり他の作品も読みごたえがある番外編の揃い踏みでした。

真夜中のキス(「移り香」番外編)
ガチ兄弟の禁忌ものの番外編、傲慢不遜なカメラマンの弟攻め様が、風邪をひいて
寝込んでしまっている時のお話で、気弱な攻め様と攻め様の子供時分を思いだし、
意地っ張りで甘える事をしない弟を大人になって甘やかしている受け様とのお話…

4

さらってよ 小説

渡海奈穂  麻々原絵里依 

向き不向きがある

クオリティーが高く、良い作品です。
物語として入り込んで読むことができました。

ただ、2人とも好きなタイプではありません。
きっと、現実的に考えると、「ありえる性格」なのだとは思います。
しかし、私がBLを読むに求める2人ではなかったです。

三木は、10年間平尾と都合のいい男のふりをして付き合い続けています。
平尾が浮気しても、気にせず、応援するフリをする。
自分自身も寂しさ…

3

甘えたがりで意地っ張り 小説

渡海奈穂  三池ろむこ 

かわいい学生もの

渡海奈穂さんにはまって、昔のものも読んでみようと思い購入しました。
なんと、この本、渡海さんにとっての文庫サイズ初の作品だったのですね。
高校生同士の恋愛もので、甘酸っぱい感じで楽しめました。
高校生の頃の自分も、結構子供だったよな~と懐かしく思いました。

軽くて、男にも女にも愛想がよい先輩、来生と
硬派な小林のお話。
来生は、小林が気に行ったと、軽い感じで、キスをしてきたり、

2

いばらの王子さま 小説

渡海奈穂  せのおあき 

ツンデレでヤンデレな受け様

好き嫌いで言えばダメな部類のストーリー、ってことはリアル系の話だと言う事。
従兄弟同士の、まさしく茨の道を歩く二人のお話です。

従兄弟同士で、毎年のように攻め様の本家に遊びに行っていた受け様。
3歳離れた、生意気で綺麗な従兄弟に逆らえない攻め様。
それは自分でも気が付かないうちに受け様の事を他の従兄弟たちとは区別して甘やかし
同性なのに、劣情込の感情を抱いていた。
それでも、この攻…

5

いばらの王子さま 小説

渡海奈穂  せのおあき 

渡海さんのイメージ

渡海さんも、好きな作者さんなのですが、
今回は少しいつもとテイストが違うように感じました。
ストーリーとしては面白いのですが、
個人的に苦手な展開であったことが、
評価が「萌」になった理由です。

BLでは、夢のような「ザ・ファンタジー」な場合と、
地に足がついているストーリーの場合があると思うのですが、
本作は、しっかり地に足がついていて、
だからこそ、少し重い仕上がりになって…

4

追いかけようか? 小説

渡海奈穂  元ハルヒラ 

逃げれば追うのは

人の性。

逃げることばっかり考えて全然相手のことは考えない身勝手なネガティブな子に片思いされちゃっていた西條。
日々の仕事に追われて、すっかり自分でも忘れていたけれど、実は大の恋愛体質で、
逃げる者ほど追いたくなるのは、もうこれは本能的なモノとしか、、、

この二人、実はけっこう年が近いのですが、立花の恋愛スキルがあまりにも低いので、その恋愛スキルの差が、実際の設定年齢以上の差になっ…

2

小説家とカレ 小説

渡海奈穂  穂波ゆきね 

なんか、ちょっと…。

あらすじを読んで面白そうだなーと思って買ってきたはずなんですが………。
ちょっとなんか私には合いませんでした。

うーん。
まず、攻の高槻の性格がちょっとダメだったのかもしれません。
子供っぽいといえば子供っぽい感じともとれるんですが。
最終的にそれまでの高槻の行動とかが独占欲とか嫉妬からくるものだとわかるのですが。
それでも、そのあとも高槻の言葉ってそんなに変わってないんですよね。…

1

恋でクラクラ 小説

渡海奈穂  小鳩めばる 

可愛いな~

とにかく読みやすかった!受け攻め共にうじうじ悩んで中々行動に移せないようなタイプじゃないからでしょうね。すれ違いが続いて悶々するってことがなかったのでかなりサクサク読み進められました。

昭は体がもの凄く弱いのに対して性格は強気。浜本の発言を逆手に取り、「広岡係」にしようとする所は流石です。
あと、幼馴染の誠直との関係のことで何かと突っかかってくる弟の永希への対応もお見事。サバサバしてて言い…

0

いじめてみたい 小説

渡海奈穂  門地かおり 

自分の好みが、当て馬(?)だった・・・

矢島(受け様)が、とある理由がきっかけで都会から田舎の学校へ転校することになります。
人見知りや、いじっぱり(?)な性格と、都会で仲が良かった友人のことを思うとなかなかクラスに馴染めない主人公。
そんな彼を、クラスに引き込んでいくのが今回の攻め様、実原。

面倒見が良いというのも有りますが、矢島のことを良く見ていて、からかったりして、ちょっかいを出しながら、主人公が上手くクラスやその土地に…

1
PAGE TOP