椎崎夕さんのレビュー一覧

おとうとではなく 小説

椎崎夕  yoco 

失恋から始まる

個人的にはとても萌えました…!

あらすじにもあるように
少し幼い義弟受けが、義兄の親愛を両想いだと勘違いし
告白してフラれる場面から始まるのですね。

なので終盤までの間、失恋した相手を前に
ジクジクした想いを抱えて展開していきます。
私は失恋して傷つくのにめっちゃ萌える質なので
なんかもぅずっとずーっと萌えてました(;//;)

そして表紙の透明感が美しい+゚。*(*´∀…

6

帰る場所 小説

椎崎夕  竹美家らら 

主人公が不幸過ぎて。

災難が次から次へと襲いかかる主人公の玲一。姉の亡き後、めいの桃子を育てながら姉が残したカフェを切り盛りするが、店の前に征一が倒れており。。。
桃子の親権を奪われそうになり、店も狙われ、挙げ句の果に我が身まで。不幸しかない主人公なのはわかるのですが、途中自分を卑下して自暴自棄になり、行方不明になるところなど。。。
その位どん底なのはわかるのですが、もう少し早くに救ってあげてと、懇願しちゃいました…

3

もう一度だけ、きみに 小説

椎崎夕  すずくらはる 

異能もち

先生買い。先生テイストだと思うぐるぐるが今回はより一層長く感じられましたが、ある一場面が好きだったので中立より萌にしました。ヒトならざるものが好きな方だったらよいかも。本編370P弱+攻め視点の後日談8Pほど+あとがき。

小学部から高等部まで12年間全寮制の学校に在籍した蒼(そう)。式が終わった後に寮の自室に戻るとそこには12年近く会えずにいた人とそっくりな人が立っていて、「大学在学中の世話…

0

もう一度だけ、きみに 小説

椎崎夕  すずくらはる 

ファンタジーというより恋愛中心

『あしたになってもそばにいる』のスピンオフである、
『愛とか恋とかどうでもいい』のスピンオフ作品です。
両作未読でも問題ありません。

とにかく長い!
電子で読んだので厚みが分からず読み始めましたが、
読むのが遅いこともあり2日に渡って読みました^^;
読み始めるのにはなかなか覚悟がいる作品だと思います。


ーーネタバレしますので嫌な方はスルーして下さい。

主人公は、幼…

2

もう一度だけ、きみに 小説

椎崎夕  すずくらはる 

純愛ファンタジー…なのかな?

あとがきによるとオカルトではなく、ちょっと不思議な純愛もの、ということらしい。が、う~ん、私の好みからすると糖分が足りなかった、かな。ちなみにスピンオフのスピンオフ作ですが、それぞれが独立した作品になってます。

蒼は高校を卒業し、新しい保護者兼世話役の成海と同居することになる。この蒼くんが、不憫な生い立ちで、霊感体質のせいで実のお父さんから疎まれ、六歳の時、亡くなったお母さんの兄に親権が移さ…

5

愛とか恋とかどうでもいい 小説

椎崎夕  三池ろむこ 

内容は面白かったけど



「明日になっても傍にいる」のスピンオフで、前作カップルの後輩の話です。
ただ、時系列的にその後ではあるけど、前作とは全くテイストも違うため本作だけでも全く問題なく読めると思います。
ただ、前作カップルが結構がっつり絡んでくるので、この二人の背景がわかるといった感じで読んでいると楽しいと思います。

<あらすじ>
可愛い容姿に幻想を抱く恋人・間宮に三行半をつきつけた幸春(受け)でし…

1

愛とか恋とかどうでもいい 小説

椎崎夕  三池ろむこ 

引き込まれました

「明日になっても傍にいる」は既読ですがスピンオフとは知らずに読みました。

読み応えありました。そして心霊現象が怖くてドキドキしました。それと井上につきまとう女の思い込みが不気味でした。

なかなか心霊現象の原因が分からなかったので、面白かったです。

最初は幸春のキツい性格が読んでいて受けつけなかったんですが、井上との関係が進むにつれて可愛げが出てきました。それと井上の図書館司書と副…

1

あなたの声を聴きたい 小説

椎崎夕  街子マドカ 

母親は子供の声を聴け

ページ数が多いのでお得に感じて読み始めました。
私にとって椎崎さんの書く話はすっと入り込めて、読み始めるとなかなか止めることが出来ず、ほぼ一気読みです。
亨の周辺は問題がてんこ盛りなのに、誰に頼ることもなく、自分で解決しようとするとするのが育ちのせいだと思うとせつなかった。
これは小説なので真剣に考えることでもないけど、亨の苦労の原因は母親だと思うし、世のシングルマザーは子供が小さいうちは同…

3

愛とか恋とかどうでもいい 小説

椎崎夕  三池ろむこ 

ちょっと怖かった

なんと少しホラーテイストありのお話でした。びっくり。ひー読めませんというほどまでは怖くなく、ホラー部分以外はいつも通りの椎崎先生テイスト、ぐるぐる話です。ぐるぐる長いなあとやはり思ったのと受けの性格が今一つ好きではなかったので中立にしました。本編340Pほど。「明日になっても傍にいる」のスピンオフですが前作未読でも問題ないと思います。

喫茶店で別れ話を切り出した幸春。可愛い顔をしているからか…

5

近すぎて、届かない 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

描いていた人物像と違う?!

前作を読み気になった為購入。
前作は和のツラい過去が色濃く、理史が支え救っていく物語。それがとても良かったのですが、今作は和のはっきりしなさや、理史の過保護っぷりが読んでいて引っかかりました。
中盤が凄く長く感じました。
理史たちに新店舗でのバイトを止められるまで、明らかに無理をして仕事をしている和を見るのがつらかったです。
和に対する理史たちの対応は、やはり端から見ればよい気はしないし、…

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