椎崎夕さんのレビュー一覧

いつか、きみのヒーローに 小説

椎崎夕  六芦かえで 

いつもはハマるけど

先生買い。いつもはドはまりするんですが、今回はダメだった。攻め受けとも好きになれず萌えあがれず中立にしました。うーん。いつも通りな椎崎先生の攻め受けだったと思うのですが、個人的に何かが足りなかったと感じた、現代日本舞台、ファンタジー要素一切なし、立ち回り下手っぴな受けさんのお話。

母方の祖父が遺した洋館に引っ越した夏生。2年ちかく放置されていたため、お化け屋敷じみているのに加えて、人付き合い…

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いつか、きみのヒーローに 小説

椎崎夕  六芦かえで 

茶色いもふもふが大活躍

初読みの作家様でした。
正直なところ、攻受のキャラクターにはハマれなかったので(汗)…萌えきれなかったのですが、
1. とにかくワンコが可愛い(あんあんって…)
2. 受とその祖父との関係性に泣ける
というわけで、読みごたえのある作品でした。

印象的だったところ:
もうね~、レトリバーの親子が可愛すぎて癒されます。とくに仔犬ね!!はぁ~、このモフモフには抗えねぇなぁ~!なんちゅー賢…

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いつか、きみのヒーローに 小説

椎崎夕  六芦かえで 

ストーリーが良すぎて長文レビューで失礼します

めちゃくちゃ素敵なストーリーです。
もうね、心臓がちぎれるかと思いましたよ。

20年ぶりに幼馴染と再会するお話なんですが、BL要素とは別に家族のストーリーもあって、主人公・夏生の祖父とのエピソードが、あまりにも感動的で涙ボロボロでした。ティッシュ何枚使ったことか分かりません。


亡き祖父の家を相続したきっかけで、20年ぶりに祖父の住んでいた町へ引っ越してきた夏生。
この主人公、す…

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恋の花咲く 小説

椎崎夕  麻々原絵里依 

性悪を偽装する芸術家が、本来の自分を見抜く恋人を得る話

単純なBLじゃなく、女性も絡んでくる。
濡れ場少な目。 心情描写重点。
焦れ焦れでグルグル回って前に進めない、トラウマ持ちが主人公。

心理描写が秀逸、構成がとても面白かったので、椎崎夕さんの他の作品も読んでみる。

★登場人物をメモ・・大体粗筋が分かると思う。

伊織:版画家。作家名は桐原織。混血、綺麗で華奢。祖母や年よりに優しい。
外観と、尻軽な母の噂で虐められて育ったので、…

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弟の親友 小説

椎崎夕  佐々成美 

何と長いすれ違い

攻めは弟の親友…だった。
6年前に、攻めの伏見は家庭の事情で引っ越すことを余儀なくされる。そしてその時に親友の兄への思いを親友に打ち明けてしまうが、受けである兄にも聞かれてしまう。
親友には冗談じゃないと絶縁され、兄の方は弟への告白だと勘違いする。


なんとも、長い間のすれ違いや誤解、そして普通に弟からは拒絶され…それでも思いは変わらず、人生の選択(仕事)に影響を与える。
兄の方も誤…

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ひとでなし 小説

椎崎夕  佐々成美 

ひとでなし…なんかな?

最初に、この話は結構面白かったです。想像の範囲内なので驚きや目新しさは無いんですが、長峰をペットとして飼う里見。
しかし、いわゆるSM的なペットって感じじゃ無いんですよね。どっちかって言いうとうと本当の意味でのペットというか。心配もするし可愛がる?し。

ストーリーの中で中々里見の本心というか気持ちが見えるようで見えない。執着のようでもあるし、独占欲のようでもある。ライバル?の今村とも良い関…

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仕切り直しの初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

梶山&想目当てだったのに

はっきり言って、梶山さん&想目当てに購入した本作。
あらすじやレビューを見る限り、健気、不幸、不憫、自己犠牲一人完結型、ぐるぐるぐるぐる、の椎崎先生のお得意(?)の受けちゃんが、割合しっかりしているようだったので、切なさもあんまり期待できないのかな?と思っておりました。
なので、すごく失礼ながら本編は飛ばして、梶山先生と想のお話だけ読んじゃおうかな〜と考えていました。
けれども、短編読み始め…

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隣に居るひと 小説

椎崎夕  竹美家らら 

BLというより人間ドラマ

先に三十二番目〜の方を読んでいたので、梶山先生と玲ちゃんのやり取りの場面はもうなんか辛くて辛くて。
何が辛いかって、2人して全然救われる気がないところですよ。
梶山先生の5年後を知っているからこそ、その5年後まで彼は救われないわけですよね。
だからもう、梶山先生が玲ちゃんに優しくするたび、あ〜梶山先生、これ傷ついた直後やんけぇぇ〜〜となってしまって、余計玲ちゃんの辛さも増幅されて感じるようで…

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だってそんなの知らない 小説

椎崎夕  麻々原絵里依 

受けの子を受け入れられるかどうか

かくいう私は受け入れられたので、お話も楽しく読めました。
いつも通りのぐるぐるぐるぐる逃避自己完結型の受けちゃんと、今回は包容力たっぷりの義兄の親友が攻めのお話です。

お話を通して攻め様はず〜〜〜っと受けちゃんの事が好きです。もうどうして受けちゃんは気づかないかな〜〜〜ってくらい受けちゃんのこと大事にしてます。

けれども、受けちゃんの周囲に居た家族は、受けちゃんが自分自身を大事に思え…

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あなたの声を聴きたい 小説

椎崎夕  街子マドカ 

1人で椎崎夕祭り開催中

椎崎先生の、不憫受けがやっと自分を救い上げてくれる攻めに出会って、にもかかわらずぐるぐるぐるぐる悩んだあげくに自己完結&破滅しかける&逃げ出す、そこからの巻き返し、という王道パターンが本当に好きで、堪らず笑
勝手に椎崎夕祭りを開催している訳なんですけれども。

レビューで人気の、好きになるはずがない、を2作目に選んで読んだ時には、はっきりいってそんなにハマらなかったんです。
まだ椎崎先生の…

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