椎崎夕さんのレビュー一覧

好きになりなさい 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

もうちょい糖度が欲しいかな~。

「好きにならなくていい」のスピンオフなのかと思って読んだけど、全然別の物語。

受け様は、母親思いの青年、史哉。
シングルマザーだった母親の庇護者で、籍こそ入れてなかったものの、ほぼ夫婦関係だった宮原を亡くした高校3年の時。
それまで何くれとなく世話をしてくれていた宮原の秘書、有木がそのまま後継人となる、と遺言にあり。
くちさがない親戚一同から有木と母の噂を聞いていた史哉は、母に手を出さ…

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好きにならなくてもいい 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

ズルい大人というか( ̄▽ ̄;)

静かな、大人の恋模様。

受け様は、叔父のギャラリーで働く大和。
コミュニケーションが苦手で、感情の幅が狭く、恋をしたことがない。

ある日、叔父とコンタクトをとりたそうな、訳ありっぽい客がギャラリーを訪れる。
こちらこそが攻め様である田宮。

恋愛に不向きで不感症だと言う大和に「好きにならなくていいから、恋愛の真似事をしないか」と、田宮が持ちかけ、2人はカラダの関係込みの契約恋人…

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仕切り直しの初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

攻め様がイマイチ(><)

『三十二番目の初恋』のスピンオフのこちら。
前作にチラッと出ていた、瑞原の後輩に当たる陽平が、今回の受け様。
攻め様は、陽平が勤める美容院の店長の仁科。

酔った勢いで、カラダの関係をもってしまった2人、からスタート。
以来、仁科からのスキンシップがますます増え、面倒見がいい頼れる仁科の事が、気付けば好きになっていた陽平。

そんな時、依然勤めていた「シノダ」の店長信田から、瑞原を呼…

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三十二番目の初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

今度こそ最後の恋。

心に痛みを抱えた2人が、一生にいたいと手に取り合うまで。
いや~かなりハラハラジレジレでした。


受け様は美容師の瑞原。
同棲中の恋人だと思っていた相手から「結婚するから」と、家を追い出され、トラブルに巻き込まれて 骨折。
おかげで仕事もクビに。
という、散々な出だし。

困った瑞原は、怪我のトラブルの原因でもあった医師の梶山の家に居候させてもらう事に。
こちらが今回の攻め様…

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好きになるはずがない 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

アダルトモダモダラブ

椎崎先生のタイトルセンスが好き、葛西先生のイラストが好き!というわけで購入してました。

存在を知っている程度の会社の同僚同士、偶然その筋のバーで知り合って…ゲイ×ノンケ。モダモダは得意科目なはずなんですけど、このモダモダは私には少しモダが多すぎたっていうか、、、それぞれが背負ってる過去が唸るくらいどシリアスでした…。でも互いに出会って交流しながら、それぞれの暗い過去から徐々に解放され癒やされ…

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「絶対、好きにならない」 コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 グッズ

確かに面倒臭い

椎崎夕先生が面倒臭い2人を書いてみたかったとあとがきに書いてましたが、確かに面倒臭いと思いました。

こちらのコミコミスタジオさんの小冊子は本編後のお話でした。恋人として順調に関係を重ねている2人の様子が分かって安心しました。

こちらは礼明視点なので尚斗のことがどんなに好きで可愛いと思っているのかが分かるのです。目立つ2人なので女性からの視線を集めることも多いらしく、その事を面白くなく思…

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絶対、好きにならない 小説

椎崎夕  乃一ミクロ 

ハマる人はハマる作品

読んでいて懐かしい気分になったというか、昔はこういう作品を好んで読んでました。なので決して嫌いじゃないし好きな設定でした。

実は中盤までは神評価でした。ですが終盤に入ってからが長く感じて萌2とさせて頂きました。

自分がやった事に対してちゃんと自覚していて、相手や相手の恋人から怒りを向けられようが逃げることをしないナオに、同情はしないもののそうなるしかなかった過去に切なくなりました。

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絶対、好きにならない 小説

椎崎夕  乃一ミクロ 

ほんとに色々めんどくさい

椎崎先生おっかけで購入。攻めが嫌いなので中立にしました。過去の同様のタイトルとなんかリンクしているか?と思いましたが、単独作のようです。ぐるぐる話がお好きな方でしたらおススメです。本編340Pほど+あとがき。

日曜昼間、一般の喫茶店で、条件付きで付き合っている相手と落ち合ったナオ。「ハヤトとは別れたから、きちんと付き合いたい」と言い出されたものの「条件破ってます」とさっくり別れを告げ・・・と…

3

絶対、好きにならない 小説

椎崎夕  乃一ミクロ 

カモフラージュ恋

礼明(レイ)×尚斗(ナオ)


本当の愛に渇くと、
人は毒花となってしまう。
偽りの愛に溶け込むと、
カモフラージュのように他人を騙してしまう。
自己防衛の境を彷徨うこともある。
それは痛みと苦しみとともに訪れるものである。


会社員の尚斗は、ナオと名乗り、
「絶対に好きにならない」という条件で、
恋人持ちとばかりお付き合いをしている。

実は彼は本当の愛を求めてい…

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絶対、好きにならない 小説

椎崎夕  乃一ミクロ 

名前で呼んであげて

現代ものの作品、大好きなんですけどね。ちょーーっと面倒くさい2人に途中読むのがツラくなりました。物語のボリュームもそれなりにあって、でもなかなか核心に入らないからモヤモヤ。核心どころか別れの展開に発展して、うむむむ…です。


終わってみれば、の話になりますが。
「終わりよければ全てよし」の文言がしっくりくるかも。2人の出会い、カモフラージュの恋人としての条件、尚斗の恋愛観、レイの思惑が最…

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