椎崎夕さんのレビュー一覧

飼い主の心得 小説

椎崎夕  陵クミコ 

ダメ犬ほど捨てられない

タイトル&表紙&作者買い。期待どおりの傲慢ダメ犬でした。書き下ろし250Pほど+先生のあとがきです。地雷は俺様男、育児放棄な母少々 で、俺様OK、もうダメだなあ、この子 と笑える方にオススメできます。

数日前に酔っぱらって転がっていたレイをアパートに持って帰った尚紘。子供の頃飼っていた飼い犬レイにそっくりな金茶色の髪をしていたので、事情により限界状態に追い込まれていた尚紘は、人間のレイを撫でるこ…

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無防備なたくらみ 小説

椎崎夕  高星麻子 

スピンオフ

不器用シリーズ既読です。
この本だけでも充分読めると思いますが
スピン元を読めばバックボーンが掘り下げられます。
また、
不器用な告白収録「カフェラテの決心」
不器用な恋情収録「恋情の結末」
にて、短めだけどシン×稔のお話が読めます。


不器用シリーズを読んでて、このカップリングは意外でした。
大人っぽくて酸いも甘いも知るようなバーマスターのシン。
率直な印象は子供っぽく見…

0

恋の花咲く 小説

椎崎夕  麻々原絵里依 

脇役もりもり

やっぱり好きな作家さんだなぁと、読み出すと止まらなくなりました。

なぜか、他の作家さんの作品より読むのに時間がかかります。文章って自分の中では大事な要素で、話の内容よりもそこをクリアしないと読めません。この作家さんの文章は、じっくりと読んでしまいます。なので、今回脇役が多かったのですが、その一人一人を感じることができました。その分、2人の恋愛部分は薄まったかなーという気がします。それと、多少…

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不器用な恋情 小説

椎崎夕  高星麻子 

シリーズ3冊目にしてストンと納得

スピンを抜いたメインCPシリーズ3作目。
付き合い始めから2年後と一気に時間が飛びました。

しかし2年経った感じが全くしない…。
相変わらず変化のない攻めと受けの、相変わらずなすったもんだでした。

この作品で読めて良かったなと思えたのは、攻めの過去の恋愛話。
料理人として尊敬し、心底大好きだった恋人からの振られ方があまりにもヒドイ。
トラウマにもなるだろうし初期のギスギスっぷり…

1

不器用な告白 小説

椎崎夕  高星麻子 

攻めが可哀想に思える…

スピンを抜くメインCPのシリーズ2作目。

洋食屋を舞台としたシェフ×フロアCP。
前作ですったもんだし、無事恋人となった時から3ヶ月余りが過ぎた頃のお話です。
受けの超ブラコン弟が登場し、洋食屋のトップである社長が旅から帰還。
前作とはまた違ったドタバタ劇でした。

仕事や弟が大きな壁となり、恋人としての時間がザックリ削られてしまった結果。
攻めがどんどん不安定になり、余波で受け…

0

不器用な策略 小説

椎崎夕  高星麻子 

メンドくさい拗れ方に萌えた!

シリーズ1作目。
(現段階で3冊+スピン1冊が出版されています)

洋食屋を舞台としたシェフ×フロア担当のお話です。
タイトルに『不器用』と付くだけあって、攻めも受けも不器用。
且つ、とってもメンドくさい!!( ´艸`)

どちらも少しずつ言葉が足りないから、誤解する。拗れる。
グダグダしてるなぁと思いつつ、ジワジワと萌えが広がっていきました。
面白かったー♪

受けはよく…

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コミック11作品、小説29作品の番外編

コミックは「花は咲くか」の番外編「white sleeping」以外は1ページ、小説は5~8ページです。
本編を既読している作品でいうと、本編を未読だと半分も楽しめずもったいない!という印象でした。

「明日屋商い繁盛」番外編は、花の下での二人の話。あともう少しだけ見たかった二人をちょっとだけでも垣間見られて嬉しかったです。

「失恋コレクター」の番外編「言い訳コレクター」は、同棲するこ…

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恋の花咲く 小説

椎崎夕  麻々原絵里依 

ページ数の割には読みごたえが…

人気版画家の受けと、よくパーティーで顔を合わせる会社経営者攻めのお話です。
受けの視点です。お互いほとんど口を聞いたことはないけれど、なぜかよくじろじろ見られたり、態度が良くないので、受けは攻めをいけ好かないやつだと思っていた、という間柄。

新進気鋭の芸術家で長髪の美青年な受けは、ひたすら素行が悪く、付き合う女の子が途切れません。遊びだと言って付き合うのですが、相手がストーカー化したりする…

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恋の花咲く 小説

椎崎夕  麻々原絵里依 

「自分を大切にすることを知らない大人」の恋

ストレートじゃないロン毛は苦手かも・・・と思いつつ、
椎崎先生×麻々原先生だし読まなきゃな!と購入。
書下ろし本編340Pほど+天敵(後述)視点のショート5Pほど。

地雷は、伊織絡みのくず女+駒澤絡みのいけ好かない女。
女子をきっかけに二人は近づくという所もあるので、
いないと困るっちゃ困るんですが、いけすかない女子です。

ぐるぐる長め=ゆっくり心情を書いてあるお話だと思います…

6

恋の花咲く 小説

椎崎夕  麻々原絵里依 

花がやっと咲きました

いい年した大人同士の不器用な恋愛です。

ホテルのベッドで全裸で目を覚ますと、隣には苦手で避けている男がという、(個人的に)かなり萌えるシチュエーションから始まり、スカッとしてジンワリ胸が熱くなるラストです。しかし、その間が中だるみ(´・ω・`)

350ページ弱となかなかボリュームのある作品なのですが、序盤と終盤を除き、やたらとダラダラ長くて間延びしている印象です。
なんというか、登場…

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