椎崎夕さんのレビュー一覧

恋人には秘密 「こい、こわれ」封入ペーパー グッズ

特別なのです

協力書店特典の出版社ペーパー。
前原(攻)の視点の後日談SSです。

融(受)と付き合い始めて2か月。
自分以外の寝返りの気配で覚醒してしまうので、目覚めの際に顔を覗き込まれるなんて本来有り得ない。成人以降では親でも寝顔を見たことがない前原にとって、融は特別だという話です。
「むしろいないと物足りない」「前原さん楽しそうなんですけど」「反応が楽しくて」「そういうの反則です」「そういうとこ…

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好きになるはずがない 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

「本当のことを言いなさい」とグルグルしました

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきあり。

大変評判の高い本作。期待して読み始めたのですが、残念ながら私には合いませんでした。受けも攻めも、キャラクターは好きなのです。だから、ある部分にこだわってしまう自分が嫌っ!素直に浸りたいのに、どうして出来ないのかなぁ。

笙くんは、昼はモッサい会社員として過ごしていますが、夜はセイという通り名で遊びまくる生活を続けています。とてもモテるのだけれど、…

3

恋の花咲く 小説

椎崎夕  麻々原絵里依 

イラストも素敵でした

読み終わってぱっと浮かんだのは、「椎崎先生クオリティ」という言葉。
椎崎先生の作品が好きな方には超お勧めだけど、今までの作品が合わなかった方にもぜひ読んでみて欲しいとは勧められないかなぁと思いました。個人的には、駒沢の背中が印象的だったので、麻々原先生のファンの方にはぜひ読んでもらいたいですけど。お風呂のHとか素敵なイラストばかりでしたよ!

椎崎先生の作品で王道な、「周囲を気遣うあまり自己…

1

仮初の恋人 小説

椎崎夕  高星麻子 

今まで頑張った受けが幸せになって良かった

中学からの親友・斎藤に叶わぬ恋をしていた看護師の通孝(受け)は、画家志望の斎藤が開いた個展でスポンサー志望の事業家の仁科(攻め)に自分の気持ちを看破されます。口止め料として恋人になることを提案され、同性愛が嫌いな斎藤の傍にいるためにその提案をうけいれることにするのです。

通孝は物心ついた時から不仲な両親を見ていたせいで結婚に望みを持てなくなっています。加えて女性にも興味がもてず、中学から親友…

2

飼い主の心得 小説

椎崎夕  陵クミコ 

ダメ犬ほど捨てられない

タイトル&表紙&作者買い。期待どおりの傲慢ダメ犬でした。書き下ろし250Pほど+先生のあとがきです。地雷は俺様男、育児放棄な母少々 で、俺様OK、もうダメだなあ、この子 と笑える方にオススメできます。

数日前に酔っぱらって転がっていたレイをアパートに持って帰った尚紘。子供の頃飼っていた飼い犬レイにそっくりな金茶色の髪をしていたので、事情により限界状態に追い込まれていた尚紘は、人間のレイを撫でるこ…

4

無防備なたくらみ 小説

椎崎夕  高星麻子 

スピンオフ

不器用シリーズ既読です。
この本だけでも充分読めると思いますが
スピン元を読めばバックボーンが掘り下げられます。
また、
不器用な告白収録「カフェラテの決心」
不器用な恋情収録「恋情の結末」
にて、短めだけどシン×稔のお話が読めます。


不器用シリーズを読んでて、このカップリングは意外でした。
大人っぽくて酸いも甘いも知るようなバーマスターのシン。
率直な印象は子供っぽく見…

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恋の花咲く 小説

椎崎夕  麻々原絵里依 

脇役もりもり

やっぱり好きな作家さんだなぁと、読み出すと止まらなくなりました。

なぜか、他の作家さんの作品より読むのに時間がかかります。文章って自分の中では大事な要素で、話の内容よりもそこをクリアしないと読めません。この作家さんの文章は、じっくりと読んでしまいます。なので、今回脇役が多かったのですが、その一人一人を感じることができました。その分、2人の恋愛部分は薄まったかなーという気がします。それと、多少…

5

不器用な恋情 小説

椎崎夕  高星麻子 

シリーズ3冊目にしてストンと納得

スピンを抜いたメインCPシリーズ3作目。
付き合い始めから2年後と一気に時間が飛びました。

しかし2年経った感じが全くしない…。
相変わらず変化のない攻めと受けの、相変わらずなすったもんだでした。

この作品で読めて良かったなと思えたのは、攻めの過去の恋愛話。
料理人として尊敬し、心底大好きだった恋人からの振られ方があまりにもヒドイ。
トラウマにもなるだろうし初期のギスギスっぷり…

1

不器用な告白 小説

椎崎夕  高星麻子 

攻めが可哀想に思える…

スピンを抜くメインCPのシリーズ2作目。

洋食屋を舞台としたシェフ×フロアCP。
前作ですったもんだし、無事恋人となった時から3ヶ月余りが過ぎた頃のお話です。
受けの超ブラコン弟が登場し、洋食屋のトップである社長が旅から帰還。
前作とはまた違ったドタバタ劇でした。

仕事や弟が大きな壁となり、恋人としての時間がザックリ削られてしまった結果。
攻めがどんどん不安定になり、余波で受け…

0

不器用な策略 小説

椎崎夕  高星麻子 

メンドくさい拗れ方に萌えた!

シリーズ1作目。
(現段階で3冊+スピン1冊が出版されています)

洋食屋を舞台としたシェフ×フロア担当のお話です。
タイトルに『不器用』と付くだけあって、攻めも受けも不器用。
且つ、とってもメンドくさい!!( ´艸`)

どちらも少しずつ言葉が足りないから、誤解する。拗れる。
グダグダしてるなぁと思いつつ、ジワジワと萌えが広がっていきました。
面白かったー♪

受けはよく…

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