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10/36(合計:353件)
椎崎夕 街子マドカ
青い空白い雲はるか彼方
ページ数が多いのでお得に感じて読み始めました。 私にとって椎崎さんの書く話はすっと入り込めて、読み始めるとなかなか止めることが出来ず、ほぼ一気読みです。 亨の周辺は問題がてんこ盛りなのに、誰に頼ることもなく、自分で解決しようとするとするのが育ちのせいだと思うとせつなかった。 これは小説なので真剣に考えることでもないけど、亨の苦労の原因は母親だと思うし、世のシングルマザーは子供が小さいうちは同…
椎崎夕 三池ろむこ
あーちゃん2016
ネタバレ
なんと少しホラーテイストありのお話でした。びっくり。ひー読めませんというほどまでは怖くなく、ホラー部分以外はいつも通りの椎崎先生テイスト、ぐるぐる話です。ぐるぐる長いなあとやはり思ったのと受けの性格が今一つ好きではなかったので中立にしました。本編340Pほど。「明日になっても傍にいる」のスピンオフですが前作未読でも問題ないと思います。 喫茶店で別れ話を切り出した幸春。可愛い顔をしているからか…
椎崎夕 花小蒔朔衣
ももよ
前作を読み気になった為購入。 前作は和のツラい過去が色濃く、理史が支え救っていく物語。それがとても良かったのですが、今作は和のはっきりしなさや、理史の過保護っぷりが読んでいて引っかかりました。 中盤が凄く長く感じました。 理史たちに新店舗でのバイトを止められるまで、明らかに無理をして仕事をしている和を見るのがつらかったです。 和に対する理史たちの対応は、やはり端から見ればよい気はしないし、…
椎崎夕 高星麻子
いるいる
表紙が素敵ですね…!一目惚れでした。 序盤は特にですが、駆け引きめいた遠回しなやり取りが多く 時々「そんなセリフあったっけ?」と戻って確認する箇所がいくつかありました。 直接的な言葉でなく言葉の裏側を読んで会話が交わされる形になります。 個人的にはちょこっと読みづらかった…かな。 でも駆け引きを楽しむならそれが醍醐味なのかも(^///^;) 受けは長年親友に片思いしていまし…
以前交通事故で両親と、右足の自由を失い、また姉夫婦との間にわだかまりが出来てしまった和は、又従兄弟・理史と三年間同居をしている。和は自分の気持ちを押し込め、いずれ離れなければと思いながらも、大学卒業まではと一緒に暮らしていたが。。。 今までの和の人生が辛すぎて、それでも大学で普通に過ごしていたり、自分に出来ることはしなきゃと思うの姿に、もっと甘えればいいのにと思えてしまいます。 姉の旦那に…
椎崎夕 雨澄ノカ
「恋愛以上」スピンオフ作品ですが単体でも読めると思います。 スピン元を【動】とするなら、こちらは【静】。 攻めも受けも理性的な大人の男性で、 身を刻むような別れを知っている者同士が静かに寄り添い合い。 淡々としているようで距離感がひどく優しいです。 あらすじを読んだ時に"要はセフレ関係ってこと?"と思ったんですが違いますね! この関係はセフレなんて俗物的な言…
高校時代の片想いを10年間拗らせ逃げる続ける受けと、 無自覚な感情を抱きつつ逃がさず追い求める攻めと。 臆病ゆえに逃げて逃げて追われて振り切って。 根比べのような拗れ方をしているノンケ×ゲイの再会ラブです。 終始、受け視点なんですが、攻めが可哀想で同調してしまいます。 受けのあまりに身勝手な言動が目について少しイライラしました。 でもそんなトコが萌えたのですよ~(;///;) …
椎崎夕 榊空也
椎崎先生買い。情報に2カプ登録ありますが、1つはカプじゃないと言いたいほど強烈野郎だったので、スパダリなはずの攻めの印象が弱まってしまいました。そのため中立。こんな方、いて欲しくないですが、昨今のニュース見てると「いるのかも」とちょっとビビる本編230Pほど+後日談14Pほど+あとがき。 自転車便やコンビニバイトで生計をたてている一陽(いちはる)。中学時代に両親を亡くし、父親同士が親友だった…
窓月
前作にも感じていたんですが、時代とともにシリアスなイメージが払拭されてきましたよね。椎崎作品特有の静謐な緊張感が薄まって、とっつきやすくなってきているというか。 タイトルに「好き」があしらわれた作品群の代表的な挿絵といえば葛西リカコさんだったのが、同じく繊細さを備えた榊空也さんのイラストに代わったのも、作家さんのアップグレード感を意識させる大きな要素の一つかと思います。 今作は親友との…
ぴれーね
とある事情から、周囲に誤解されて完全に孤立している不憫な主人公。 そんな彼が、攻めと出会って幸せになるー。 と、個人的に大好きなパターンの作品になります。 が、何だろうな・・・。 こう、ストーリーとしてはドンピシャで好みなんですけど。 実際、誤解が解けて受けが報われるシーンなんか、めちゃくちゃ滾っちゃうんですけど。 が、これは完全に個人的な好みの問題なのですが、主人公にイラつい…