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8/30(合計:299件)
凪良ゆう 朝南かつみ
あーちゃん2016
ふふ、「神」101個よ、このぽちで。 心に残りすぎている当作品。本棚整理中に出てきたもんだから さあ大変。読み途中の本をやっぱり放り出し、夢中になって再読。 何が心に残ってるって、 受けさんが自分の感情を自覚するシーン。 未来想像図として構築している「自分の家」に攻めさんがいる と認識するシーン。 自分の家 に 誰がいるか、帰ると誰がいるか、誰が待っているか そして、待っていても…
鳩村衣杏 朝南かつみ
マキヲ
天女の羽衣のお話って子供の頃に読んだな~と思いながらページを捲りました。陣ノ内(攻)曰く「天女のように」美しい医師・嶺一郎と、彼に惹かれ、彼の裡に秘めた悲しみや悔恨、そしてさらにその奥の優しさや深い愛情をすべて受け止めようと向き合う画家・陣ノ内のお話です。 陣ノ内が画家であるせいもありますが、なんというか…美しい作品でした。色がある(感じる)というのか艶っぽいというのか。また、あらすじの印象…
夜光花 朝南かつみ
ふばば
ネタバレ
夜光花さんといえば、オカルト風味やサスペンス調とエロとの融合という作風で定評があると思うのですが、今作も、中学生の時に両親を殺されたという究極の体験をした後、人や物に触れるとその記憶が視える、という特殊能力が芽生えた男が主人公です。 主人公の清涼はその能力を使って、違法スレスレの記憶操作(というか催眠術)のクリニックをやっていて、そこで婦女暴行事件を追っている刑事の秦野(ゲイ)と出会います。 …
バーバラ片桐 朝南かつみ
Hinana
ちるちるさんの記事を見て購入しました。 しょっぱなから受けがカナリ痛めつけられていて、イタタタでした。 みんなから羨望を浴びてる美貌で孤高の陸軍大尉って響きだけでも萌えますね。 対する攻めは冒頭からドS全開でなかなか鬼でした。 後々それは色々な理由があったからだと分かりますが、それにしてもそれ元々持ってた本性では?というほど鬼気迫るものがありました。 そして後半にかけてあっと驚く展開が。…
水月真兎 朝南かつみ
M+M
1冊すべて表題作です。 記憶喪失の霧人(受け)が主人公です。大富豪である祖父の財産を受け継ぐため、親戚たちに命を狙われています。ボディガードのジャック(攻め)と相手の攻撃をかわしながら、記憶を取り戻そうとするストーリーです。 銃の使い方が上手かったり、部屋の様子を覚えていたりと自分は本当に孫の霧人なのか疑わしい展開になり読み応えがありました。さらにミステリ好きな自分は、ジャックが本当に…
剛しいら 朝南かつみ
こにしそる
肌色な表紙なので艶っぽいお話なのかと思ったのですが、しっかりとしたお仕事もの、業界もののお話です。 贋作作家という犯罪性のあるお話ですが、知らなかった世界がなかなか興味深く描かれていました。 主人公の幸洋は面倒見のよい年上美人というキャラクターです。 対して相手の脩平は天才贋作作家ですが、しっかりしているのに年下の子供っぽさのある不思議なキャラクターでした。 幸洋は脩平親子の身の回りの…
佐倉朱里 朝南かつみ
佐倉朱里さんの作品はこれまでファンタジーしか読んだことがありませんでした。ざっくりとした言い方になりますが…上手な人は現代モノも上手なんですね。物語の見せ方が非常に巧みで、プロローグで気になるエピソードをチラ見せしておいて、その後じわじわと事実が明らかになるという展開に惹き込まれました。 主人公の翼(たすく)は殺し屋です。ただし物語自体に血生臭さはなく、ナイスガイな攻×寂しがりな美人という素…
妃川螢 朝南かつみ
1冊すべて表題作で、啓(受け)の視点でストーリーは進みます。 啓は大学を中退して、一流ホテルでコンシェルジェとして働いています。VIP客の「ありえない要望」にも笑顔で対応し、人が喜んでくれることにやりがいを感じていたところ、ホテルのオーナーの友人であるマクシミリアン(攻め)に突然専任になれと要望されて…という話です。 啓にはお金が必要な事情があり、金でカラダを買うという客の誘いに一瞬揺…
沙野風結子 朝南かつみ
時代劇も忍者モノも、もちろん沙野風結子さんの作品もいくつか読んできましたが、ここまで「分からない…」と思ったのは初めてでした。萌えポイントが分からないとかそういう意味ではなく、シンプルに起承転結がよく分からなかった。私がアホだからか。 彬匡はなんであんなに最初から不敬で不遜なマッド野郎だったのでしょうか。そしてクライマックス以降は憑物が落ちたようにまともになって、呆気に取られました。や、理由…
まぎぃ
こちらはネタバレしない方がよいと思いますのでがんばってみます。 結構前に読んだので細かいところは忘れてますが、今も印象深い作品。軍服ものはいくつか読みましたが、中でもこちらがピカイチでした。 美人受けの花房。スパイ容疑で囚われ、まさに絶体絶命。昔の厳しさを思えば、抜け穴などないように思えます。そこへ取り調べのためにやってきた、かつての部下、牧野。まっすぐな好青年のような雰囲気が文章から…