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snowblack
二人が付き合い出して暫くした頃の、教室の昼休みの風景。 それぞれが付かず離れず勝手なことをする中、 一吹は恋人の賢司と、『アニマルパーク』でチャットをしている。 そこからチャットセックス云々という話になったところで、 先生に呼び出された一吹は、友人達にスマホを預けて席を外す。 で、戻ってみると勝手にアレコレやりとりしちゃっていて…… そりゃ怒るでしょ!とも思わなくはないけれど、…
朝丘戻 yoco
何作か読んで、どうしても苦手な朝丘さんの作品。 最近ランキング上位に載っているこの作品は、表紙が素敵で好み! もしや今度こそ?と期待を込めて手に取った。 が。 やはり私には合いませんでした。 母親が海外赴任中で、1人で暮らしている高校生の一吹。 本が好きで、人間関係に苦手さを感じている、健気で真面目な少年。 そんな彼が、毎朝バスで一緒になるカッコいい会社員と出会い、 親しく…
朝丘戻 麻生ミツ晃
深唯
ネタバレ
ハッピーエンド史上主義な私ですが、朝丘さんの書かれる小説は、たとえ悲恋であっても納得できます。 「実る恋」じゃなくても、気持ちが繋がっていて「結ばれる恋」という在り方も素敵だな、と思わせてくれた最初の作品です。 彼女の小説を読んでいる時は、SEAMOの『マタアイマショウ』が脳内でヘビロテしてます。
marun
通勤通学バスで顔見知りから痴漢騒ぎで話すようになり、年の離れた友人から 涙が出てくるほど相手が好きになり、恋人になる話でそこに受けである高校生の 一吹の自分の性癖や人との接し方や様々な悩みと友人関係を背景にしながら 描かれるちょっぴり切なさを感じさせながらもラストはほのぼのとした雰囲気で 読み終わった後もいい意味での余韻が感じられる作品でした。 この作家さんはあまりハズレが無いくらい…
雀影
無自覚な大人のお話。 朝丘作品には、色んな事をいっぱい考えている健気でいい子の高校生がよく登場しますが、一吹はそんな主人公たちの中でも特にいい子。 一吹はゲイを自覚していて、朝同じバスに乗るカッコいい大人の男性に密かに興味を持っています。 そんな彼と、痴漢事件がきっかけで言葉を交わすようになり、、、 高校生の、子供のコミュニケーションスキルなんて、まだまだ発展途上。 それがSNSゲー…
327
さびしいのと、しあわせなのとが、何かもうカフェラテみたいに混ざり合って、でもそれが恋だよなぁと。 二人とも、大人っぽさと子どもっぽさのバランスが絶妙で、それがお互いにとって魅力でしかなく、恋人になる前の無意識に惹かれあってイチャイチャしてる感じとか、なんだそれー。 作者さんがあとがきで延々書いてられるみたいなことをおっしゃってたけど、くだらないやりとりも延々読んでられるわ。 相手の幸せ…
龍子
大好きな作家さんです。 今回もいつも通り、というより、いつも以上に切なくて、 読後は温かい気持ちになりました。 考え系の受だけどイラっと来ることはなく、むしろ、相手の性別問わず、 片想いの切なさがぎゅっと詰まっている気がします。 気持ちを丁寧に表現してあるので、読み進むうちに受に気持ちが シンクロしていきました。 攻が受に告白の返事をする前後の場面の心理描写が秀逸!! 思わ…
茶鬼
本編後の、一吹の学校での様子ですが・・・ ああー!もう大爆笑した。すっごい面白い!! きっとよくある高校生の休み時間の風景なんだろうけど、そこにそんな事があってこんな大惨事になるとは(笑) 本編の中で友達ができないと、引け目に感じていた一吹が恋人関係をアケスケに話すまでに、しかも相手が男性なのに、平然とそれを受け入れている友人たちの姿に本当の友人になったんだね、と思いながらまさかそこまでお世…
毎日通学のために乗るバスは、同じ時刻に同じ顔ぶれ。 見知った顔だけど会話もしない、ただそれだけの他人。 それが主人公が痴漢に遭ったことで見知らぬ他人の関係が動きだす。 ソラとは主人公が招待されたSNSの「アニマルパーク」で自分が作ったボロボロうさぎのアバターに付けた名前。 バスは坂道を走り、その坂の上に主人公の家はある。 クラスメイトは自分の事を「河野」と呼ぶ。 友達って下の名前で呼び…
朝丘戻 テクノサマタ
akommn
泣いて..泣いて..泣きました 昨晩読んだのですが 今日は1日目がぱんぱん でした 始め凄くあまい感じで(セリフとかが)、 そういうのが私は結構苦手な方 だったので うーん どうかな~ なんて読み進めていたのですが 先生の凄く優しい、切ない感情に 涙がぼろぼろ.. 後半はもうせつなくて たまりませんでした。 同性同士であるからこその 負い目だったり、繋がりが ど…