朝丘戻さんのレビュー一覧

あめがあがるところ グッズ

ただいまとおかえり

CDを聴いた後にこの特典小冊子を読んで、胸が締め付けられました。
千歳が記憶を失う前、まだ先生と幸せな日々を積み重ねていたころの話です。

一番印象に残っているのは、あめちゃんが先生の家に来るときに「ただいま」と言う場面。
CDの中でも京都にまで押しかけてきたちいさんが、「ただいま」と言うのですが、この小冊子の中でのこの台詞が、CDでのあのシーンに繋がっているのかな、と……。
そう思うと…

0

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

切なくて苦しい

受験に向けて受け様が予備校に通うところから始まります
そこで出会った風変わりな予備校の先生が攻め様です

つかみどころのない攻め様との会話が徐々に楽しくなってくる受け様
自分との会話が成り立ちしかってくれる受け様を好きになってしまう攻め様

攻め様が受け様に、軽い感じだけど好きだよとアピールが続き
受け様も攻め様の気持ちに応えるように付き合うことになって
凄い幸せな日々が続きますが…

2

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

ほどけるような切なさと、泣きたくなるような優しさ。


朝丘戻さんの作品は初めて読みます。

読んでいてまず印象的だったのが、描写の豊かさ。

この物語は主人公である高校生の一吹(いぶき)視点で描かれているのですが、一吹の心情や抱える悩み、ふと振り返る過去の記憶等、それらが一ページ一ページにたっぷりと詰め込まれております。文章の厚みとでもいうのでしょうか。そういったものを感じて「これは読み応えあるかも」と読むのが段々楽しくなっていきました。…

7

春のダリア文庫フェア2014/うるうるBL小冊子 グッズ

ホントうるうるしちゃいました~

ダリアフェアの今度の小冊子は個人的に好きな作品が多かったのでかなり嬉しい。
朝丘 戻さん「坂道のソラ」成瀬かのさん「琥珀色のなみだ〜子狐の恋〜」
名倉和希さん「御曹司は初恋を捧ぐ」の3作品の番外編が入っています。

その中で特にお気に入りなのがもふもふスキーな私のお勧め作品の一つですが
成瀬かのさん「琥珀色のなみだ〜子狐の恋〜」から番外編タイトル琥珀色の日々です。
攻めの鐵と狐神様の子…

5

カラスとの過ごし方 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

読後の痛みも味わえる人向け

幸せである定義とは、何だろう。
二人がくっつけば、思いが通じれば、相手のことを思いやることが出来たなら。
みんなそれぞれ自分の中のハッピーエンドがあると思います。
私の中でのハッピーエンドは、想いあってずっと傍にいることでした。
しかし、朝丘先生はそんな甘っちょろい価値観をそれをいともたやすく打ち砕いたのです。

正直に言えば、くっついて欲しかった。
二人でなんてことない日常をまった…

6

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

・・・すごく良かったです。

私初めて買ったbl本が、「あめの帰るところ」だったんですけど、これ読んだらなんかこう
心がぽかぽかしました。最初は(攻め)キャラクターがなぁ~おしいな。なんて思ってたん
ですけど、このキャラだからよかったのかも!と思えます。記憶喪失のシーンで最後思い出すかな?って思ったのですが、あえて思い出さないのも朝丘さんのいいところなのかなって思います。私と同じく、初めて買う!って人には、おすすめできます…

3

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

キャラが生きてる

非常に朝丘さんらしい作品だと思いました。
本当に「大人」な人物を書くのが上手い作家さんだと思います。攻めである大柴の大人な対応を見て、受けである一吹と一緒に何度ズルイと見悶えたことか(笑)
SNSを使ったネットでのかけあい、時間の流れ、気持ちの変化も上手く書かれていたと思います。

私は終盤にかけての二人の関係を認めてもらえず、母と口論になったシーンで涙しました。自分の感情を上手く表現でき…

5

カラスとの過ごし方 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

これはやばい・・・

この本は私がBLを好きになったキッカケになった小説です。
表紙が綺麗だなぁーと思い買った本ですが見事に号泣しました。
カラス先輩と幸一が結ばれればいいと小説を読んでいて思いましたが、今考えると結ばれない形が二人にとって一番の幸せなのだろうなと思います。
今までBLの作品はハツピーエンドが当然と思って私ですがそれが見事に壊されました。
でも、ハッピーエンドじゃなくてもいいんだとこの作品を見て…

4

ドラマ 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

感動・・?

カラスとの過ごし方で、朝丘戻さんを好きになった私です。
今回、偶然書店で本を見つけ買ってみました。
おもしろいとは思いましたが、納得のできないところがありました。。
三か月という短い恋ですがもう少し濃い内容の方がいいと私は思いました。
拓人が裕人を好きになっていく流れが速すぎてイマイチ感情移入できませんでした。
しかし、萌えるところもたくさんあって良かったです。
続編のラジオに期待して…

2

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

リアルな日常の一コマ

 高校生の一吹は、通学のために毎朝バスを利用しています。毎朝の通勤、通学場面と言えば、ほぼ同じ人が乗り合わせるというのが常ではないでしょうか。まず、この設定で私は「あるある」と思いました。一吹は、服装、雰囲気から、どんな人だろうと想像したりする場面がリアルです。(笑)
 
 一吹がバスの中で、痴漢に遭ったとき助けてくれたのが、まさにかっこいいと思ってた賢司だったのですが、賢司は一吹に「アニマル…

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