朝丘戻さんのレビュー一覧

氷泥のユキ 小説

朝丘戻  yoco 

生きる事、愛する事

こちら、「坂道のソラ」と「窓辺のヒナタ」のシリーズ作です。
2作とも未読ですが、問題無く読めました。

わりと文章に特徴がある作家さんだと思うのです。
すごく透明感があって、どこか現実感が薄いと言うか。上手く言えないのですが、レースのカーテン一枚挟んで見ているような、生々しさの無い、美しくて儚い感じの。
今回、その透明感のある文章とストーリーがすごく合っていて、読み終えた後もいつまでも余…

20

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

男子高校生

高校生の一途な恋心が本当に真っすぐで可愛い。
悩みながらもキラキラしてます。
心情がこれでもかって具合に細かく描写されているので、痛いほど受の一吹くんの気持ち感じました。
その分、攻の賢司が全くのノンケだったのに、何が一吹くんの気持ちを受け入れる迄に至ったのかが、すこぉしひっかかりました。
攻めの視点が無いので致し方無いのですが。
二人の会話である程度気になってるのから恋情にっていうのは…

4

ラジオ 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

全力で恋したくなる

静かにだけど、心のというか自分全体の底から押し上げてくるような恋愛を一生に一度はしてみたいもんだと思いました。筒井と尚人くんの今後も読みたいです!!

3

窓辺のヒナタ 小説

朝丘戻  yoco 

かわいい(´O`)

坂道のソラから来て買いました。

私的に「男の人が好きということで悩んでいる」というのがちゃんと描かれているのが高ポイントでした!

朝丘戻先生の作品(まだソラとヒナタしか読んでいませんが…)は受けがとてつもなく可愛いですね!
「女の子らしい」という可愛さではなく、電車の中でたまに見る華奢な男の子のような可愛さがたまりません( ̄∀ ̄)
(伝わるかな…笑)

攻めの新さんについて。

6

ラジオ 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

6年越しのハッピーエンド

やっと読ませていただけました。
『ドラマ』の新版が出た2011年から待ち続けて6年。
ん?6年?
ああそうかあ、拓人と裕次が別れて再会するまでの時間と同じだけ読者も待たされたんですね。
二人がどれほど待ち望み焦がれていたかを疑似体験させてくださったんですね…というのは考えすぎでしょうか?

というわけで前作から6年後の再会からお話は始まります。
二人が好きなのに別れを選択したことに気…

4

夜明けの嘘と青とブランコ 小説

朝丘戻  カズアキ 

長くて疲れた

電子書籍版を購入。
挿し絵あり、あとがきあり。
表題作品の他に、結ばれてからの二人の日常が書かれている限定SSが収録されています。

えっと、「中立」評価です。
高評価の中、低評価をつけてしまって、ごめんなさい。
「しゅみじゃない」と迷って、甘めにつけました。

以下、辛口です。

なんだろう?
長い長いポエムを読むのに疲れました。

一人称なのに交互に視点が入れ替わるの…

4

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

純愛

ちるちるの記事の「不朽の名作2017」小説部門15作の中から未読の作品を選びました。
朝丘戻。さんは初読みです。

はじめ、新規開拓みたいな気分で読み始めましたが、前半の「先生へ」で挫折しそう…
私、この能登先生ダメかも。自分は30代で高校生にちゅうちゅうしたいとか。…コワい。
あめちゃんの方も「ぴゅあ」すぎて。
その上後半の先生視点の「きみの中、飴がなく」では。
…キタ!記○喪失展…

6

アカノイト 小説

朝丘戻  梨とりこ 

生き直すように…出会い直す二人のお話

朝丘先生の作品本当に好きです!
死にたがっている吸血種の有理くん
医師で吸血種の犀賀さん
頑なに血を飲むことを拒み、視力が
落ち、このまま死んでも良いと思っていた
有理の前に現れた犀賀先生。

先生の前では、冷静な態度が崩れてしまう
その、会話の中で欲しいと思っていた
言葉をくれる先生に
少しづつ心開き惹かれていく有理くん。

有理に仔猫の世話を進める先生
手の中の小さな…

5

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

大好きです。

何だろう?読んでいてblと言う感覚がない 
空気感がとてもキレイな恋愛小説?
言葉…もそうてすが、
語間や行間に切なさ、狡さ、そして優しさ…

ドキドキするような初恋の頃を
思い出しすような気持ちで読み終わった気がします。

本当にレビューは難しいですが、
言葉の選び方?遣い方?とても好きで、
読後感の微かな切なさや清涼感…
本当に初恋を思い描いてしまいます。
とても遠い昔…

3

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

夢見がちな少女ならば。

切なくてリリカルで少女趣味で、どうしようもなく内省的な作品。キャラクターの設定は、正直なところ「こんな奴ないわー…」という感じです。
だけどこの作品の場合、現実の尺度を当てはめて判断するのは野暮なのだろうな、と思います。例えば、自分の子が通う塾(予備校)にまともなコミュニケーションスキルもないこんな講師が居たら、そしてその人が担当だったら嫌ですよ。だけど、そういうことは置いておいて、この作品世界…

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