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99/104(合計:1031件)
英田サキ 中村明日美子
COBE
ちょっとカタカナが苦手な私は最初、国の名前や、人名を覚えるのにちょっと戸惑いました・・ しか~し!! 広い世界でした!入り込みやすくて常に続きが気になるお話でした。 竜が伝説のものではなかった時代・・楽しかったです!! 続きが出たら絶対に読みたいです! そして最後の盛り上がりが私の胸にはキュンキュン来ました! ジーンとも来ました! ドキドキもしました! ジェイドの忠実心には…
中村明日美子
ミュウ
表紙ののっぺりした黒髪が気になって、評判がよくても躊躇していました。 読んでみればそんなことはどこへやらで、とても惹きこまれて独特の表現とコマ使いに夢中で読みました。 個人的主観ですが、モノクロ絵の方が綺麗で繊細で好きです。 なんだ、このたまらん甘酸っぱい萌えは!!!と、久々の大興奮本です。 この甘酸っぱさをぎゅぎゅっと、味わいつくして欲しいです。 同級生の高校生男子好きは、見かけた…
もと
ネタバレ
なんだか痛いシーンが多かったですねー。基本あまりに痛いのと、アウトローが出てくるのとかは好きではないんですが、これは別物でしたね。 高校の卒業以来音信不通だったのに、ミツオにいきなり連絡してきたみつお。二人は漢字が違うけれど同姓同名で、高校時代ミツオはみつおに何かと目をつけられていじめられていて、その時みつおの犬になると約束させられてた仲でもありました。 みつおは勢いでなんとなく付き合ってた女…
もこ
前評判の高い作家さんですが、今回は特に凄かった。 作品にグイグイ引き込まれました。 出会いは高校。同姓同名のみつおとミツオ。 接点のなかった2人の関係はあからさまに変化する。 犬と主人。SとM。 対局に有るような2人は気づかないように重なり合う。 有る意味不思議空間。だが不快ではない。 この空間が好き。 過程として、殺人・ヤクザ・女。もろもろ有りますが、それでいて最後のまとまりは、心すっきりハッピ…
藤棚
どちらが支配し、支配されるのか。 逆転に次ぐ逆転、ミツオとみつおの駆け引きやせめぎ合いが スリリングで、息をつく暇もありませんでした……! 相手への強すぎる執着は狂気と毒を持ち、痛々しいのですが。 愛憎の行きつく先に、美しい二人だけの世界を手に入れた ラストが清々しくて。読後感は非常に爽やかでした。 同時収録作品の『温室の果実』は、先生がラブリーで(笑) 先生のひざ枕にドキド…
久江羽
痛かったです。 帯に“SとM”という表記があったがために読むことにしたのですが、大変痛いSとMでした。そこに愛はあるのか?と問いたくなるくらい。 ピカレスクと言ってもいいのでしょうか? 小悪党・光央と彼にベタ惚れの光夫の高校時代から国外逃亡するまでのお話です。 同姓同名だから惹かれあっただけではないのでしょうが、光央の魅力的なところだけでなくダメなところまで全て受け入れてしまう光夫は相…
ともふみ
↑というあらすじの通り、みつおとミツオ=ダブルミンツのお話。 萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近し) ベターハーフという言葉よりも、どこまでも一蓮托生な運命共同体という言葉が似合う彼らの狂気じみた愛が、壮絶な色香を放ちながら展開しています。 面白いのは、半身といいつつ片やタチの悪いチンピラのみつお、 片や出会わなければ平穏な人生だっただろう平凡なミツオ という実に対照的な人間像に仕立て上…
ホモ子・アンドリュー
チンピラとその犬の話です。 服従と被服従、 支配と被支配、 どちらがより狂っているのか、 どちらがより欲しているのか。 それらがめまぐるしく入れ替わり、 読みながら何度も二人の力関係の訂正を余儀なくされる、 とてもスリリングな読書体験でした。 また、中村先生の絵がたまらなく美しいので、こちらも注視してしまいました。 何気ないコマのさりげない視線の動き、 それだけでもドキ…
雀影
表題作、作中で繰り返し使われていた「ヘドゥイグ&アングリーインチ」のメインテーマ「The Origin Of Love」 この曲大好き! っていうか、ヘドウィグの映画版が好きで何度も見に行った。 山本耕二のステージ版も1度見た。 という話は、置いといて 表題作、なかなかグロい、ダークな話ではあるけれど、 「半身に出会ってしまった」 のが全てで、これ以上にない「ハッピーエン…
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第一印象は『竹宮さんの「風と木の詩」のジルベールっぽい子』でした。 Jは、あそこまでヤンデレというか依存性の強い子ではないけど何となく儚さや危うさみたいのに共通するモノがあるなと感じました。 結構表現が生々しい。流石大田出版…って感じです。大田出版…同じタイプでも「放浪息子」の二鳥くんとは随分違うタイプだな。まぁ、放浪は現代モノだからね。 完全BLレーベルから出版されているワケじゃないの…