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中村明日美子
ともふみ
↑というあらすじの通り、みつおとミツオ=ダブルミンツのお話。 萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近し) ベターハーフという言葉よりも、どこまでも一蓮托生な運命共同体という言葉が似合う彼らの狂気じみた愛が、壮絶な色香を放ちながら展開しています。 面白いのは、半身といいつつ片やタチの悪いチンピラのみつお、 片や出会わなければ平穏な人生だっただろう平凡なミツオ という実に対照的な人間像に仕立て上…
ホモ子・アンドリュー
チンピラとその犬の話です。 服従と被服従、 支配と被支配、 どちらがより狂っているのか、 どちらがより欲しているのか。 それらがめまぐるしく入れ替わり、 読みながら何度も二人の力関係の訂正を余儀なくされる、 とてもスリリングな読書体験でした。 また、中村先生の絵がたまらなく美しいので、こちらも注視してしまいました。 何気ないコマのさりげない視線の動き、 それだけでもドキ…
雀影
表題作、作中で繰り返し使われていた「ヘドゥイグ&アングリーインチ」のメインテーマ「The Origin Of Love」 この曲大好き! っていうか、ヘドウィグの映画版が好きで何度も見に行った。 山本耕二のステージ版も1度見た。 という話は、置いといて 表題作、なかなかグロい、ダークな話ではあるけれど、 「半身に出会ってしまった」 のが全てで、これ以上にない「ハッピーエン…
3373
第一印象は『竹宮さんの「風と木の詩」のジルベールっぽい子』でした。 Jは、あそこまでヤンデレというか依存性の強い子ではないけど何となく儚さや危うさみたいのに共通するモノがあるなと感じました。 結構表現が生々しい。流石大田出版…って感じです。大田出版…同じタイプでも「放浪息子」の二鳥くんとは随分違うタイプだな。まぁ、放浪は現代モノだからね。 完全BLレーベルから出版されているワケじゃないの…
「Jの総て(全3巻)」に登場した真面目な優等生ポールとモーガンの出逢いから始まるストーリーです。J~の、スピンオフ作品。 「Jの総て」では不良として登場していたモーガンの秘められた青春時代と淡い想いが描かれていてもどかしさに悶えました。おまいさん、こんな恋をしていたのか…っ! もし、これから読もうと思っていらっしゃる方はこの作品よりも先に「Jの総て」を読んでから、本書を読まれる事をオ…
レトロな絵柄に抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、私はストーリーの世界観とこの絵柄は合っているなぁと思いました。 BLだけど、ピュアにピュアを重ねて青い春全開って感じの綺麗で爽やかな作品です。最近の…というか、多くのBL作品は結構展開が強引だったり、ジェットコースター展開で急激に恋に堕ちたり、体が先で心は後から!みたいな作品が多いのですが、これはゆっくり恋をしていく過程が丁寧でピュア過ぎ…
ミドリ
…狂ってますねー(笑)これこそ、愛憎劇というやつ?? 高校時代から続く、飼い主・みつおと飼い犬・ミツオ、と称した主従関係。 みつおの“犬”となった時、ミツオは一度彼に殺された。 この日から、彼はみつおを健気に、また恐ろしいほどに愛し続ける。 一方みつおはミツオの想いを知りつつも酷い扱いをする、これも彼への愛ゆえか。 物語は二人で女の死体を埋めるところから始まり、ヤクザの裏のお仕事にま…
なまず
ネタバレ
見た目も性格も全く違う、同姓同名のミツオとみつお。 小さく綺麗な飼い主と、なんでも言うことを聞く犬。補うように、寄り添う二人は一個体の半カケ同士。 明日美子さんの描く人物は総じて色香を漂わせていますね。 話しているだけなのにエロい。特に目が色っぽい。 黒髪好きのわたしとしては、みつおの高校時代は凶器ですw ひどいことをされたい飼い犬と、飼い犬は支配していたい飼い主。SとM。死ぬときはひっそりと二…
なつめ
独特な絵柄がちょっと…という声を結構耳にしますが、私は逆に凄く魅力的な表紙!と感動したのを覚えています。 表紙を見るかぎり眼鏡の佐条くんはクールな印象を期待してたんですが普通の優等生くんでしたね。 しかし素晴らしく可愛いらしい…というか美しい。見た目が私のストライクでした 話としては特に凄いストーリーだわぁ!というわけではなく、帯どおりまじめにゆっくり恋している感じ。 ただ雰囲気がものすご…
英田サキ 中村明日美子
むつこ
英田サキファンのむつこです。 ただ、剣と魔法のファンタジーが苦手なもんで、手に入れてからかなり長い間寝かせてた本です。 剣と魔法の世界へと突入していくのは、気合いが必要なのだ。 恐る恐る読みはじめたんですが、意外にもごくごくフツーに面白く、最後までイッキに読めました。 ファンタジー作品をたくさん知らない私には、ファンタジーとしてのデキは評価できませんが、王道でストレートな、ザ・ファンタジーって感じ…