中原一也さんのレビュー一覧

夕陽が落ちても一緒にいるよ 小説

中原一也  ミドリノエバ 

こんな話が読みたかった

好きな人のためなら、大切な人のためならなんでもする。
彼を守るためなら、今すぐに全てを捨ててどんなことでも出来てしまう気がする。

夕陽が落ちるまでの数時間が2人だけの特別な時間だったあの頃。
割れたビスケットを無邪気に分けあって食べた子供時代から大人へと成長する中で、じっくりと時間をかけて大きく育った共依存めいた関係性にどうしようもなくしびれます。
なんだかものすごくわくわくしてしまっ…

8

夕陽が落ちても一緒にいるよ 小説

中原一也  ミドリノエバ 

圧倒的すぎる読後感。究極の愛の物語。

先生がXで「幼馴染モノの煮付けBL」だと仰っていたので、三度の飯より幼馴染BLが好きな人間としては必読だと悟りまして、すごくすごく楽しみにしておりました。

そして拝読したのですが、ただただ圧倒的な読後感に暫く放心状態でした。

「煮付けBL」というジャンルを知らなかったので調べてから拝読したのですが、初めての煮付けBLがこちらの作品だと今後どんな煮付けBL作品を読んでも比較してしまいそう…

8

夕陽が落ちても一緒にいるよ 小説

中原一也  ミドリノエバ 

行き着く先にあるものは……どこまでも重く、痛く、切ない愛の物語

中原一也先生の新作。本当に楽しみに楽しみに待っていました。

読み終わったばかりの今、指先が震えてる……
何も考えられず、ちょっとぼうっとしています。

以下、内容に触れながらのネタバレありの感想となります。ご注意ください↓




どんな話なのか、サラッとあらすじを読んだ時にはまさかこんな展開になるとは予想していなくて、なんなら父親失踪の真実は別のところにあるのでは、なんて思…

9

夕陽が落ちても一緒にいるよ 小説

中原一也  ミドリノエバ 

これほどの狂おしい愛を私は知らない

すごかった……深い愛はまるで凶器。
一本の映画を観終わったような読後感に包まれました。

"愛のためならなんでもする二人"のことを「煮つけBL」というらしいです。(作者さまあとがきより)
過去に読んだ作品には、煮つけBLなるものはいくつかあったと思いますが、名称がついていたとは知りませんでした。作者さん、教えてくれてありがとうございます^ ^


もーーーー……このストーリーは大変に…

8

夕陽が落ちても一緒にいるよ 小説

中原一也  ミドリノエバ 

読後タイトルにまた泣ける

中原作品はお久しぶりでした。
タイトルとあらすじでビビビっと来まして楽しみにしてました。

きっと中原さんのひりつく社会派なお話ではと期待してましたら…。

辛い。親は選べない、人生終わった、生きてるのが不思議なほどの生き地獄な毎日。
流星とアキ、お互いが生きる希望の光だった…。

ほぼ胸が苦しくなる中で二人の触れ合いが幸せで。でも常に破滅の予感に読んでる方も襲われ続け…。いつまで…

7

夕陽が落ちても一緒にいるよ 小説

中原一也  ミドリノエバ 

黄昏系 震えるほど心に深く響く重愛 

流星×アキ


重い!心に深く響く黄昏系。
幼馴染の2人、
お互いを救い合って依存し合うのが両想いで、
共に罪に染まって・・・
激しく求め合う姿・・・が切なくもうっとりとする!
お互いのために犠牲を払うほどの重愛に震えるほどの衝撃が押し寄せる。
終わりに向かって、涙が止まらなくて、ティッシュをたくさん使ってしまった。
中原一也先生の今までの作品の中で最高の感動作だと思う。

12

つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

ファンタジー過ぎるファンタジー

舞台は現代なんですが、ガチファンタジーでした。
えっ?なんで?えっ?どゆこと?と、引っかかったらもうダメです。世界から弾かれてしまう。脳が固くなってしまって序盤に弾かれたままそのまま読了。
受が攻に恋に落ちた過程もよくわからんうちにそうこうなって、とにかく細かい事を気にするとダメな話でした。

0

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

どうしても悲しい未来ばかり予想して読んでました、、

タイトルやあらすじを見ただけでも絶対に素敵なお話だと思う一方で、悲しい別れが来るのかな?という予想もずっとしながら読んでいました。
小説家として自信を無くして執筆をやめてしまったナツメの元に、未来の彼の子孫から派遣れたアンドロイド、キース。キースが過去にやってきた目的は、ナツメに小説の続きを書かせること。
金髪碧眼の端正な顔立ちのキース。最初はアンドロイドとしてのぎこちなさがあったキースだけど…

1

熱砂の黒鷹と約束のつがい 小説

中原一也  奈良千春 

No Title

熱砂の黒鷹というワードと奈良千春先生のめちゃくちゃ素敵な表紙に導かれ〜。

鷹族×鷹匠という設定がまずかっこよい!
鷹の翼と鉤爪持ってる攻め好きです。
衣装や世界観もアラブで最高〜。

奈良先生の挿絵も大変美麗で惚れ惚れしました。

お話は受けの成長物語。
鷹匠として未熟で背が小さくて線が細くて、割と攻めにびくついてる時間が長くて…うーん、ごめんなさい!少年ぽさがちょっと好みでな…

0

僕たちは昨日まで死んでいた 小説

中原一也  笠井あゆみ 

「死んでいた」とは


折り紙職人な左官職人 × おにぎりカフェオーナー

おにぎりメインの食堂を経営している月島りく(受け)は死の匂いをさせている生気あふれる男・佐埜(攻め)と出会います。
関わりたくないと思っているのに、なぜか目が離せない佐埜との付き合いが続くうち、親しくなっていくのですが、お互いが自分のことを知られたくないと境界を作って緊張感のある関係が出来上がります。
そんな時、りくの事情を話す機会が…

1
PAGE TOP