中原一也さんのレビュー一覧

欲望の犬 小説

中原一也  奈良千春 

ワンコというか犬

ある雨の日、水上は視線を感じて見ると、傘もささず自分を見つめてくる男が。
気になって話しかけ、水上は男・大貫を部屋にあげてしまう。
もともとゲイな水上は大貫の引き締まった体に見入ってしまい、抱かれてしまう。
しかしそれから大貫は水上の家に来るように。

大貫は年下攻めだったんですが、ワンコというか犬でしたねw
よく食べるしイタズラ好きだしwでも可愛いというわけではないんですよね~
水…

2

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

エロオヤジが実は

脱いだら凄いエロオヤジが、○○を持っても凄かったと言うお話。

「屈強なオヤジどもを蹴散らす青年医師(美人)」
荒くれオヤジに怯むことなく、エロオヤジのセクハラ発言もかわしつつ、ドヤ街の診療所を切り盛りしている坂下。
売り言葉に買い言葉で、斑目に抱かれることになったら、、、

斑目に一発で堕ちてしまった坂下、
更にある事件で、斑目のもう一つの顔を知ってしまったら、もうメロメロ
それ…

3

あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

“あばずれ”と言うより“蓮っ葉”だと思う

けっこう過激なタイトルで傷だらけの美少年の表紙なので、痛い系のお話を期待しちゃっていたのですが、コメディでした。
ネタバレすると面白さが半減してしまいそうなので、できるだけネタバレしないように感想を書きたいと思います。

三拍子も四拍子も揃っている弁護士の上月要と子沢山の父子家庭(9人家族+よその人がいるときあり)の長男でいつも傷だらけの惣流陸のお話。

そもそも美少年の陸は男に言い寄ら…

5

あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

オヤジが足りないわー

 雑誌で読んだのに、内容をすっかり忘れてました。……というのも、オッサンが出てなかったからですな。
 雑誌掲載分+書き下ろしです。

 ちょっと変態チックな美形弁護士と、19歳美少年(でも乱暴者)のお話。
 どちらも、美しいだけじゃなくて一癖も二癖もある人物ですが、どうしても中原先生にはフェロモンオヤジを期待してしまうので、少しもの足りませんでした。たぶん、オヤジを求めていない人には楽しめ…

3

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

枯れたエロスだだ漏れ

これはやべぇ
めっちゃ萌えた
36歳というと実際ここまでおっさんじゃないけど、精神的に隠居したおやじ受けとしては激しく萌える。
しかもセクシーわんこ攻め。
攻が普通にいそうな雰囲気でよかったです。ヤモメいいよね。

完全にずれたおっさんが年若い男とプレイ的なセックスに溺れる描写がたまらん
゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜

いろいろなエピソードはあったはずなのですが、も…

2

罪喰い 小説

中原一也  小山田あみ 

兄弟萌えっ!

実兄弟もので兄×弟(正確には長男×三男)。

とにかく兄→弟に萌えましたw
一番下の弟が兄2人に可愛がられて育っているため兄弟の仲は良いです。
でも特に8歳年上の長男・雄矢は一番下の弟・瑛に兄弟とはまた別の感情を抱いてしまって。
しかし瑛にお見合いの話が舞い込み瑛の家に相手の女性が来るようになります。
またその女性が腹黒で。雄矢には本性を見せますが瑛の前では猫かぶり。
瑛はそのことに…

1

罪喰い 小説

中原一也  小山田あみ 

一昔前の昼ドラ

一言で言い表すならば「一昔前の昼ドラ」
どろどろです。
いきなり主人公の彼女をメス猫扱いする攻にびっくりしました。
わかりやすく彼女=敵=障害なんだなあ。
台詞とかもどことなく古風なかんじです。

色々色々あって結局家と金と束縛しない都合のいい男が目当てなんでしょ?っていう彼女の桜子さんが本当は主人公を愛していたって言い出したときには思わず笑ってしまった。

攻は主人公を監禁した罪…

1

愛とバクダン 小説

中原一也  水貴はすの 

カッコ…イイのか?

プチハードボイルドなお話でした。
探偵モノです。

遊び人の元刑事の探偵竜崎(攻め)と、そこに雇われた年少上がりの謙二郎(受け)。
最初はツンケンしてた謙二郎は、仕事を覚えるうちに、だんだん心を開いていきます。
オッサンの竜崎が、カッコイイんだかカッコ悪いんだか分かんないところがツボでしたwいやカッコイイんですが、オッサン臭さ漂いすぎて、真面目な場面で思わず失笑させられるというか…これは狙ってるん…

2

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

フェロモン全開エロ悪オヤジ

下ネタはちょっと苦手かも……って思ってたんですが大丈夫でした。
嫌な感じがなくて登場人物たちのおばかなやりとりに爆笑です。

不良オヤジたちを蹴散らす美人医師・坂下の強気なところが魅力的。
まさに“はきだめに軍鶏”です。
斑目のセクハラ発言にメスをカッっと投げつけるやりとりがほほえましい。

暴漢に襲われた坂下と斑目の逃走劇は爆笑必須!!
追手をかわすためのホモカップルの芝居で

6

愛しているにもほどがある 小説

中原一也  奈良千春 

坂下先生、かわいいよー

発売日を過ぎてもどこにも売っていなくて、昨日やっと手に入れてきました。
シリーズ2作目なのにとっても面白かったです。
続き物ではないし、1作目でカップルが出来上がっているし、エピソードだけで同じシチュエーションのお話を引っ張るのはなかなか難しいと思うのですが、コメディの部分とシリアスの部分の緩急の付け方が絶妙で結構でございました。
神評価にしてもいいかなと思いましたが、北原があまりにもステレ…

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