竹美家ららさんのレビュー一覧

上海 小説

かわい有美子  竹美家らら 

エドワードが泣ける

長かった…。壮大な物語でした。30年間くらいのお話でしょうか。
映画を一本見たか大河ドラマを見たようなスケールの大きさと物語の中の時間の長さがありました。

まず主役の二人の名前がどうしても覚えられず似て見えてレイモンドとエドワードはどっちがどっちだっけ?と何度も混乱しました。

長かった。疲れた。でも良かった!
時代と人種と生きた街の影響が大きいですね。大人になってからのレイモンドを…

3

ずっとここできみと 小説

月村奎  竹美家らら 

受けに一途な執着攻め

月村さんの新作がかなり良かったのでこちらを再読。

完璧イケメン中身良しな攻めが一途に受けを思い続ける、もう萌えツボに嵌まりまくりの作品でした。こういう攻めに弱くて弱くて。好き。受けが意地っ張りでなかなか報われない攻めを全力応援しながら読みました。この攻めの世話焼きっぷりもその真意を思えば可愛らしく健気に思えます。
ストーリーはあまり起伏がない感じなのですが、ただの帰り道でお互いに振り返って…

7

OFF AIR~イエスかノーか半分か~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

イチオシは潮のやきもち!!!

こちらの豪華な番外編まとめ本、収録作・書き下ろしが素晴らしいのはもちろんで、他の方が書いてくださっていることに同意!!!という感じです。

で、私が一番萌えまくって好きすぎて何度も読んだ場面に触れている方がいらっしゃらないのでちょっと書いておきたい。
それは潮のやきもち!竜起と計のツーショに潮がやきもちを焼くというかわいらしい場面があるのです!この二人ならではのあからさまなラブラブにならない…

6

横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

読むたびに好きになっていくカップル

イエスノー本編が大好きで、こちらのスピンオフも楽しみに読みました。
発売当時は正直いまいちで、自分は「計を好きな竜起」が好きだったんだなあとピンと来ない感じでした。
が、最近小説Dear+で続編を読み、一穂先生が公開してくださっている掌編などを追っていき、このカプに慣れた状態で読むとじわじわと萌えがやってきました。
竜起のような社交的なタイプと付き合うのはかなり気苦労が多いと思うのですが、な…

2

しもべと犬 小説

玄上八絹  竹美家らら 

初めて玄上さんを読む方へ

内容は一言で言えば健気受けのすれ違いもの。
攻めは要人絡みの公にできない事件を処理する
警察の非公式部署に属する刑事で、
受けは《犬》と呼ばれる人工生命体です。
現代日本を舞台にしたSF要素のある作品です。

少々癖のある文体や
説明が殆ど無いままどんどん出てくる脇役、
また、後半にはややこしい事件が絡んできて
事件の顛末を気にしすぎるとカプ二人のやりとりに意識が向かなくなる等…

13

茨姫は犬の夢を見るか 小説

玄上八絹  竹美家らら 

跪くのはただ一人

犬シリーズ(わんこシリーズ)2作目です。
「茨姫は犬の夢を見るか」だけでも楽しめますが
しもべと犬のメンバーも登場するので、両方読む方が
より深く物語を楽しめます。

刑事部捜査第一課第二特殊犯捜査第五係、表向きには公表されていない係の
分析官を務める篠宮犬姫は、前作「しもべと犬」の刑事、石凪信乃と同じく
遺伝子操作で生まれた人工生命体です。
犬の遺伝子を組み込まれているので、警察…

3

しもべと犬 小説

玄上八絹  竹美家らら 

守りたい想い

警視庁の非公式な部署に属する刑事・奥村智重は、
人間の細胞から作られた人型の「犬」と呼ばれる生命体・石凪信乃を与えられて組むことに。
(あらすじより)

通称 犬シリーズ1作目です。
玄上先生のファンは、愛情を込めて『わんこシリーズ』と呼んでいます。

信乃は人の細胞に犬の特性を組み込まれて作られた人工生命体です。
主(智重)に忠実で、愛情深くとても健気で、智重を守るためならどんな…

5

OFF AIR~イエスかノーか半分か~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

2人とも大好きだよー。

 多分けっこう読んでるハズ、とは思いましたが、書き下ろしがあるのならはやり読まねば、と購入です。

ブログやSS等のこばなし詰め合わせ。
読んできてたし、持ってはいますけど、やはりこうして一冊にまとめてもらうと読み応えがある、というか
懐かしい頃の2人から今の2人まで、何度読んでも楽しいですね。

 そして楽しみにしていた書下ろしの「ディドリームビリーバー」
胸が締め付けられるような…

6

一穂ミチ ファンブック~long hello~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら  二宮悦巳 

購入を迷ったけど、結局最初から最後まで楽しく読みました。

 一穂ミチ先生のファンブック…。
私は「イエスかノーか半分か」シリーズの大ファンで、他の作品もいくつか読ませて頂いていますが、本当にいくつかだし、どうしよう…。
 と悩みはしたのですが、先生の書き下ろし付き小冊子「ASSOT MIX」を入手するにはどうしてもこちらに付いている応募台紙が必要な訳で、読んでみて他に好きそうなものがあれば後からでも本編を読めばいいじゃないか、とやっぱり購入。

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あまやかなくちびる 小説

高峰あいす  竹美家らら 

くちびるに触れるものは

語れるほど高峰あいす先生の作品を読んでいないのですが、ちるちるの検索結果からはお嫁さんネタが多いのかなという印象で。この作品も、不憫な過去をもつ健気な受けが、優しく包容力のある大人な攻めのところに嫁にいくような話です。

望(受)が健気な良い子なので好感が持てる分、虐待を受けていた過去は辛いのですし、義父には腹が立ちますが、松倉(攻)や大河屋の方々が強く優しくて素敵です。大旦那格好良いな!

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