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35/89(合計:889件)
一穂ミチ 竹美家らら
まりぽん812
ネタバレ
旧版既読です。レビューは初めてです。 愛と性について、本当に深く考えさせられました。BLの枠に収まらない、恋愛の歓び、哀しみ、葛藤といった、普遍的なものを強く感じ、心を揺さぶられました。 副題のWhen it rains, it pours. が、とても好きです。pourは、この文章では、「雨が激しく降る」という意味で使われていますが、「注ぐ」、「あふれる」、感情を「吐露する」ときにも…
ポッチ
2013年にフルール文庫さんから刊行された『ふったらどしゃぶり When it rains, it pours』の新装版。新装版は新書館さんから刊行されました。 旧版も持っていますが一穂ファンとしたら購入するしかないでしょ、という事でお買い上げ。 新装版のタイトルに「完全版」とついていますが、旧版に加筆が加えられています。一穂さんの書かれたあとがき+Twitterによると、旧版はweb…
ふばば
うーん!と唸りました。 一穂先生。狙って書かれたのなら凄い。 なぜって、「恵小太郎」という人物を造形した所。この小太郎くん、皆川の事嫌いなんですよね。 皆川のこと毛嫌いする存在がいる、皆川は嫌われる要素がある、と作者様が認めてると取っていいのですよね… 私、皆川が嫌いなんです。 「竜起」とか下の名前で呼ぶのも親しげな空気出すので言いたくない、こんな奴呼び捨てでいいわ!と思ってるのであえて…
snowblack
「トイレと間違われたらどうしよう、このタイトル」と一穂先生(笑) B面という言い方は、アナログ世代にしか通じないけれど 「秘密と虹彩」の国江田さんバージョンですね。 竜起が参加した「富久男選び」のロケに同行した計、潮、なっちゃん。 2カップル計4人(注:国江田アナが4人ではありません)の珍道中。 すらりと格好良く完璧に仕事をこなす国江田アナが、 あんな時こんな時に何を考えていたのか…
麗音
スピンオフ 若手アナウンサーと製作会社ADの第二弾です。 今回もめっちゃ笑わせてもらいました。 読んだ後は心地よい爽快感です。 竜起と恵は、恋敵だけでなく人生におけるライバルのような関係に見えました。 無敵の総愛され人生を歩んできた竜起の近くで、一方的にライバル視してきたアメリカ帰りの恵。 恵がなっちゃんに横恋慕話というだけではなく、 恵の竜起への、なんだか気になる、目が離せない、…
のぞみ2611
人生初の小説でのBLということで友人にすすめられて拝読。 文章がとても読みやすくさくさく読めました。 計がパニックになり潮に助けを求めるシーンが一番好きです。 計だけが気づいてなくて、潮が計の正体に気づいたうえで隠れたメッセージを残している このシチュエーションがたまりません!!! 潮のまっすぐな性格も好きです。
おはるどん
まずカバーの国江田さんが美しくてさすが旭テレビの王子様☆涼やかで透明感満載の国江田さんを拝めただけでも猛暑の中の清涼剤です。 「秘密と虹彩」は明るくてスピード感があって最初から最後まで全く飽きさせない満腹大満足な作品なんですが、こちらの「c/w」とセットで読むと更に最高に楽しい!!デザートは別腹な感じでしょうか。 あの時の国江田さんはそんなこと考えてたんだ…といういろいろ腑に落ちる満足感はもち…
marilyn
本編「イエスかノーか半分か」の番外編! ちょっと前にこのシリーズ読み始めて一気に虜に! なのでぜひこのシリーズ気になったら読んでください! お話のテンポも良いので楽しめる事請け合いです! 出てくるキャラクターみんなそれぞれ好きになるポイントがあったりで大好きなシリーズです! 今回の新キャラ小太郎のこじらせ具合も絶妙なさじ加減で、愛され度合いも最高です! そしてそしてやっぱり可愛いな…
東雲月虹
竜起となっちゃんが結ばれて まだ二週間程度しか経っていないっていうのがまた…。 あれこれ慣れてないなっちゃんの可愛さ!!かわゆさ!!! そして竜起のまるめこみ方がずるい。 上手すぎる、上級者だわーってすこぶる関心してしまいますww そんなんしたら拒めないに決まってる!って なっちゃんも観念しちゃうのはしょうがないよ。好きだから。 えっちの描写もまた毎度のことながらすんばらしい…。 …
なっちゃんがひたすらいじらしい…。 こういう、一生懸命なひとがうらやましいという気持ちもあります。 自分が仕事に対してやりがいを感じられなくなり、 必死になれたのは若い頃だけで誠実とは言えないからだと思いますが。 若さだけでどうにかなる情熱ではなくて、 盲信するほど尊敬できる人物、つまり栄ですが もしお払い箱にされたらどうするんだろうという未来の不安も込みで 決して安心できる環境には…