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一穂ミチ 竹美家らら
yukimom
ネタバレ
「イエスかノーか半分か」の続編、3冊目です。 これだけしっかりした物語で3冊目はすごいなぁと思います。そして、潮と計の二人にまた会える喜び。でも、あらすじを読むとかなり怪しい雲行きで。ドキドキしながら読みました。 二人のお家が無くなってしまうところは本当に胸が痛い。最終的には新しいお家を迎えるのですが、そこが潮の過去(全く記憶に残ってないであろうところもぐっとくる)と繋がっているところは涙なし…
ざくざくちゃん
猫かぶりアナウンサー・計と、気鋭の映像作家で包容力No.1彼氏・潮。「イエスかノーか半分か」の総集篇です。 私はハマるのが遅かったため、同人誌、特典小冊子、ペーパーなどの番外篇を集めたこちらはとっても有難かったです!! もちろん書き下ろしもあります♡ 皆さんのレビューも拝見しました。描き下ろしはもちろん最高でした!!が、同人誌??の『なんにもいらない』が私個人的にはとっても大好きなお話で…
アチやま
文章が好きな作家さんですが、残念ながらこちらはあまり刺さらなかったです。 あらすじには受けのことを「極端な二重人格」と書いてありましたが、外面と内心に解離があるのは誰しもそうだし、二重人格かそうでないかは、内心を表に出すかどうかの違いではないかと思います。 赤信号で横断歩道を歩いていて、ぶつかろうとした自転車が転倒し自転車は破損していて相手は怪我をしている。自分がよろけただけで無傷…
一穂ミチ作品にこの一年程ではまったのですが、映画化は知らなかった(コロナが流行り始め興行的に厳しそうですが)のですが、楽しく読みました。 このシリーズも大好きで、それぞれの性格と小さなエピソードが書かれていて、読んでいて幸せな気持ちになります。やっぱり一穂先生の作品面白いです。 相関図やキャラクターの設定もわかりやすいですし、最後の方にある寄稿漫画も良かったです。それぞれの先生方の解釈の計と潮…
おぶもいもい
計の何もかもを受けとめて包みこみ、 そして丸ごと愛してくれる潮の過去が明かされることになった3巻。 これまでとは何か流れが違うな?と序盤から思ってはいたものの、こんなにツラい展開になるとは…。 1〜2巻は計についてのエピソードがメインで、 彼の口からポンポン出てくる悪態すらも楽しめるようなところがあったので まさか、まさか…!ということ続きでかなり抉られてしまって。 どちらの気持ち…
DOT
怖いのはこれがこのシリーズ既存で最後の巻だからです。 読み終わるのがこんなに恐ろしいと思ったことはありません。 もはや中毒者です.. 続き..続きをください! 潮と計の両親の馴れ初めがでてきたときは本当に驚きました。 全ての人物にの過去とストーリーをみせられると、 ますます前も先も知りたくなるという魅了の沼にハマります。 潮が面白い人に惹かれる、というのは父譲りなんだとわかったり…
優等生アナの皮を被った計の素の部分の、とんでもない口の悪さは相変わらず。 ですが、何も変わっていないようにも見えるトゲトゲした言葉たちの奥に 潮との出会いで確実に変わった計自身の丸みが見えて、なんだかんだ言いながらも順調で幸せな日々を過ごしているのが伝わるのが素敵です。 ふたりでいる時のつっけんどんな物言いも噛みつきも、好きだからじゃれついているようにしか感じなくて(笑) 前巻よりもも…
コミカライズの1巻だけ既読で そのとき原作も読もう!と思ったものの シリーズものだからとなかなか読めずにいたのですが。 もっと早く読んでおけば良かった〜!と思うくらい、めちゃくちゃ面白かったです。 口が悪くて二面性がありすぎる計にはやっぱり驚きましたが、 その言動を文字で追うことで彼自身のことをしっかり理解できた部分がありました。 何層もの殻で覆って、誰も踏み入ることを許さない心の…
ふったらどしゃぶり読了後すぐに拝読しました。 一穂先生の作品の中でも 大きな罪を犯した当て馬、和章。 その後が気になりました。 ゆるす、がテーマになる作品でした。 していない罪、した罪 濡れ衣、疑惑、苦しみ。 重いのですが、柊の無邪気さ、 自然の生命力にひきこまれ 全体の色調はふったらどしゃぶりよりも 鮮やかな感じがしました。 さすが一穂先生です。 整は物憂い魅力、柊は…
yumyumyum
大満足な一冊でした。ほんとに読んで良かった〜。 本の終わりに近づくにつれて、もっと2人を見ていたいと寂しくなりました。 一顕と整、この2人のCPがとても好き。 太陽と月、わかりやすく明るい一顕と、掴みどころのない整。 整が一顕にたまにみせる涙にぐっときてしまう。お互いがお互いをどんどん好きになっているのが伝わってくる。この何気ない日々の甘さがとても嬉しい。 同性同士、会社も同じ、…