池玲文さんのレビュー一覧

奥津城村の愉快葬 コミック

池玲文 

方言と田舎萌えの1冊

表題作が方言BLです!
西日本(中国〜九州)の方言だと思うんですが、池さんが九州出身ということを考えると九州かな?

4作品中3作品が、今も神話や伝承が当たり前のように根付いているような日本の田舎を舞台にしていて、少し変わった風習があったり、人を化かす狐がヒト社会に紛れていたり、不思議な力をもった水神(龍神)の子孫が同級生だったりします。
池さんの作品にしては全体的にエロ度は低めで、主人公…

2

涕涙まくら コミック

池玲文 

色んなタイプの池作品を読めるお得な1冊

ご自身は「少々カオスな作品集」とあとがきで仰られているんですが、私はこの短編集結構気に入ってます。
コミカルだったり、シュールだったり、切なかったり、ファンタジーだったり、直球エロだったり、ビアズリー的耽美だったり…様々な作風のBLを描かれる池玲文さんの魅力が少しずつ詰まっていて、1冊で色んな池さんを楽しめます!
唯一ここに足りていないのは、媚シリーズのような甘々のお話かな。

「涕涙まく…

2

「媚の凶刃」チャリティー同人誌 コミック

池玲文 

クリエイターが出来ること

 地震が起きた時、九州出身の池先生は大丈夫だろうかとつぶやきを見ていたが反応がなく、その後も地震には特にふれていなかったので余計に心配になった。簡単につぶやけないほどショックだったのではと思ったからです。それで今回こちらのチャリティーを発表されて、その行動力にとても感激したのでした。
 自分だけじゃなく人を動かす力がある。モノづくりのプロってやっぱりすごいな。私は昔、あるプロになりたかったんだけ…

7

「媚の凶刃」チャリティー同人誌 コミック

池玲文 

酔っ払った韮沢は最強である

「note」というサイト上に投稿されている有料記事(=作品)に300円課金する、という特殊な形での販売です。
作品は記事の中に12枚の画像で貼られています。
ブログを読むような感じで読め、電子書籍やデジタル同人誌とはまた別物。
支払いは、クレカ決済と携帯キャリア決済が選べます。
noteで課金するのは今回が初めてでしたが、簡単に買えました^ ^

酔っ払った韮沢が加賦にいちゃついたり絡…

5

「媚の凶刃」チャリティー同人誌 コミック

池玲文 

沢山の人が読んでくれるといいな

いやぁ~楽しかった♪

内容もだけれど、背景も終始ふわふわキラキラして、
ほんとに任侠漫画で威圧感を放っていた2人とは思えない !

逆に言うと、出来上がってるCPが一緒にお酒を飲んで~~という、
ラブラブほのぼのな漫画なので、
これだけ読んでも楽しめるんじゃないかな。

きっと「媚の凶刃」は読んでないんだけど、
チャリティーなら気になるな…と思っている方も多いはず。

2…

7

「媚の凶刃」チャリティー同人誌 コミック

池玲文 

酔っ払い韮沢かわいすぎだよー。ヾ(≧∇≦*)〃

普段電子は買わないのですが、チャリティということで購入してみました。

12Pと短いながらもオールフルカラーで豪華です♪

エロはないのですが、初っ端から酔っ払い韮沢が
「 この部屋熱くないですか~? 」
とぽやぽやしながら、加賦の服を脱がそうとします。笑
飲みすぎを指摘され片づけようとしたら足元がふらつき
加賦に抱き止められちゃいますvv

「 …ったく何やってる 」
「 …

7

「媚の凶刃」チャリティー同人誌 コミック

池玲文 

加賦韮沢ファンの方は是非!

エロは無しですが、ほのぼのとした二人が見れて幸せです。ページ数は少ないながらも、カブニラはあいも変わらずイチャイチャラブラブです☆
韮沢ってたしか酒強い様な描写が本編であったと思うのですが、大好きな加賦の前ではあらゆる意味で酔ってて可愛らしい。(ほんとにヤクザか?!)
全ページフルカラーなので、加賦も若干頬を染めてるのがレアですよ!呆れながらも韮沢の好きにさせている加賦さんイケメン…。

6

青色契約 コミック

池玲文 

連載で描かれていたらまた違っただろうな

丸ごと1冊同じカプのお話なんですが、連載ではなく、読み切り4編と描き下ろしという形です。
描き下ろしの「惜別のメセナ」が50ページあって、内容的には最初の3編は完全に読み切り、4本目と描き下ろしでストーリーを広げて完結させている感じです。

これ連載で読みたかったなぁ。
1冊にまとまった状態で読むと、ひとつひとつは面白い間の読み切り2編が流れ的には要らなく感じてしまうし、逆に後半2編はもっ…

3

奥津城村の愉快葬 コミック

池玲文 

可愛い話が多かった(*´艸`*)

■奥津城村の愉快葬/奥津城村の不愉快な思い出■
多々良 白雅(従兄弟・32歳)×圭司(東京で一人暮らし・会社員・23歳)

圭司の育った奥津城村には珍しい風習がある。
数えで33左歳になると行われる生前葬だ。
ある日、圭司は従兄の白雅の生前葬に呼ばれ、5年ぶりに帰郷する。
圭司にとって、白雅は片思いの相手だった。
5年前、圭司は白雅と一線を越えそうになるが、この恋が一方的なものだと思…

1

銀閣博士とモルモット コミック

池玲文 

「…察したまえ!僕は人間嫌いだぞ」

あとがきに「コメディですので皆様に少しでも笑って貰えれば」とありましたが、自分は笑えませんでした。
社会的格差、出生率低下、都市部の人口密集、テロ、そして権力者のドロドロなど作品設定に現実味がありすぎて笑えないし萌えられなかった。

攻めは美人、受けは可愛らしく、背景や衣装も綺麗でした。
攻めが受けに惹かれる過程も、受けの葛藤も描かれています。
機械越しのエロも、超潔癖症で人間嫌いなのに…

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