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31/50(合計:492件)
谷崎泉 藤咲なおみ
天瞳
ネタバレ
シリーズ第2巻!完結編! 1巻に比べると、雰囲気も一変してシリアス系が強くなります。 そして、流され逃げ続けていた光一が自分自身と、そして遠峰と向き合おうと改心していくことで、前回みられなかった恋情&ドラマテックさが覗かされていきます。 1巻の、色んな意味で目眩しそうな不思議な魅了にハマっていたので、2巻の普通というかマトモな展開&結末はちょっぴり物足らなくもあり、 最後は駆け足の…
2000年の作品を再読! 谷崎先生の人気作『君が好き』にどっぷりハマった流れで読んだ作品だったんですが! はっきり言って当時は、本当に同じ人が書いたのか疑ってしまう位に違う雰囲気のお話しだったので、途中で読むのをやめてしまおうかと思い悩みながら読んだ記憶があります。 その時は、もう読み返すこともないだろうと思っていたのに、苦手意識とかは置いておいて、今回本の整理に当たって、もう一度作品を…
谷崎泉 陸裕千景子
かえっちょ
今回は骨董に纏わる件で誰も暗躍することもなく、ほのぼのほっこりするお話でした。 お正月の三本木の実家のある日光を舞台に、三本木の家族周辺がメインとなります。 まさか三本木の兄弟があぁいう風だとは思いませんでした(笑) 彼がケチになるのもそんな切ない理由があったとは…。 兄弟からあんな扱いされて、よくまぁひねくれなかったものです。 実家にいるのが苦痛な三本木は、なにかと緒方のところに逃…
緒方さんが可愛すぎる! 大男で無愛想で強面、どこにでも作務衣に褞袍で出掛けちゃう人に"可愛い"という言葉は似合わないだろうけど、そうとしか言いようがない~。 彼にとって三本木は特別で、一挙手一投足に心を乱される様は、恋する純情そのもの。 元々人の気持ちを読むのを苦手とする緒方なのに、気難しい三本木が考えることを読むのに必死なんです。 それでもなかなか顔に出ないから、三本…
この巻から表紙絵が、格段に素敵になってると思います。 3~5巻めの表紙は並べて置いておきたいくらい好きです! 内容以上に甘~い二人の構図なのも嬉しいところ(笑) 今回は三本木が拐われてあわてふためく緒方さんの巻です。 表面上は動揺してなさそうに見えて、実際は全然違うんですよね。 1巻でも三本木の為に手離すつもりのなかった家財を売ろうとしたし、今回も自分の戒めをあっさり反故にしフランス…
谷崎泉 小路龍流
ココナッツ
シリーズものです。 確か全三巻だったでしょうか。 内容がまだわからなかったので、とりあえず一巻だけ購入してみました。 受けの鴻上優輔は研修という形で、千葉県警捜査第一課に所属するキャリア。 綺麗に整った顔立ちで冷静に見えながら、実は内面は熱い。 攻めの村上千夏は、千葉県警捜査第一課の刑事で鴻上の高校時代の後輩。 鴻上を追って警察官の道へ進み、真っ直ぐで自分の気持ちより相手を…
前作において緒方が三本木への気持ちをより自覚したのでありますが、 その後もなかなか手を出せない緒方に同情しつつ可愛い30男だと思って、ニマニマしてしまいます。 相変わらずどケチで天然で、どうしてもお荷物ぎみな三本木ですが、彼の気持ちの真っ直ぐさや彼なりの気遣いがより随所に表れており、読者側としてもついつい三本木を可愛く思えてきちゃうのですよね。 そんな恋愛面の楽しみも、前作以上でありまし…
元贋作師である骨董屋・緒方を中心にして、骨董品を巡る様々な事件に巻き込まれていくこのシリーズ。 ストーリーの都合上、ラブ度は低くなりがちかと思いますが、これはなかなか面白いです! 訳ありで持ち込まれる話に、興味本意の人達や甘い汁を吸いたい人達がわらわら群がって複雑な話となり、本物は?偽物は?と奔走。 徐々に紐解かれる内情にわくわくしながら読み進められます。 また緒方の周囲にはクセの強い…
谷崎泉 楢崎ねねこ
ネタバレなしで書きたいと思います。 一人称です。 完全に受け目線で、思っていることや見たこと感じたことがそのまま書かれていますし、話し口調なので、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。 わたしもあまり一人称は得意ではありません。 今まで読んだ谷崎作品にはなかったので、ちょっとあせりました。 受けの朝陽は、人気のサロンで美容師見習い中。 ゲイであることは職場でも周知されていま…
谷崎泉 史堂櫂
snowblack
ワーカホリック気味の小児科医・伊達先生(33歳)。 彼が、あるパーティで出会ったフラワーアーティストの十和(29歳)に 迫られ押されてついにはほだされて、という話。 この十和だが、フランス育ちの王子さまのような容姿だが 妙なテンションのゲイで、一目惚れしたらしい伊達にストーカーの如く迫る。 結構途中までそんな彼にイラッとしていたのですが、 綺麗なお花を捧げてくれ、美味しい料理を作っ…