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谷崎泉 陸裕千景子
ココナッツ
ネタバレ
『リセット』を読んでから、いくつか谷崎さんの作品を読み始めています。 こちらは陸裕さんがイラストを描かれていたので選んでみました。 受けの瞳は、山間部に兄弟三人(渚・高二、薫・中二)暮らし。 大手メーカーの孫請け製作所で働く、24歳。 攻めはハーフで、瞳宅の一年弱だけお隣さんだった仁。 大型わんこ系で、謎たらけの人物。 六年前に突然現れそして消えた仁が再び突然現れた…
谷崎泉 麻生海
『真音』の二巻です。 暴力団色はあまり濃くない作品です。 一巻同様、受けは天涯孤独で少年院出の進藤。 攻めは暴力団幹部で、組内でのゴタゴタを抱える富樫。 前巻は進藤が拒絶しつつも、とうとう富樫に体を奪われたところまででした。 今回は、ふたりの関係の他に新しい登場人物が加わり、進藤の起こしたとされる過去の事件が明かされたり、進藤の理解者であるさめが倒れたりと盛り沢山です。 富…
谷崎さんの続巻ありの作品。 暴力団関係のお話です。 受けの進藤は、何もかも諦めたような様子で感情表現が乏しく、三ヶ月前に少年院から出てきた青年。 攻めの富樫は諏訪組の本部長。 跡目争いで、現在身辺が騒々しく面倒に感じています。 始め進藤は、職場に現れた暴力団員の槙原(富樫の部下)のせいで工場を解雇されますが、その後、槙原によって職と住むところを紹介されます。 槙原が…
谷崎泉 奈良千春
リセット下巻です。 わたし、谷崎さんの作品はほぼ読んだことがなかったために、はじめ上巻しか購入しませんでした。 激しく後悔いたしましたが… 軽くないBLでも読まれる方は、下巻もご一緒にどうぞ。 受けの橘田は容姿こそ、厳しさもありながらも優しげですが、自分の信念をその風貌の中にうまく隠す男。 今は警視庁捜査一課管理官で、上巻で起きた一家惨殺事件を担当しています。 攻めの倉橋は…
谷崎さんの本を、キチンと読むのは始めてだったと思います。 ひゃー、びっくり!というのが感想でしょうか。 確かにBL、でも内容はBLの枠から飛び出して空中で一回転してる感じです。 でも、読んでいて救いがあったのは、攻め二人がどんな形であれ受けを愛しいと思っていたからかな。 受けの橘田は優しげな容貌でありながら、子供の頃の母の死をきっかけに笑顔を見せることはなくなりました。 現在は警…
マニサク
ふいに純文学小説を読んでるような感覚になることが何度もありました。刑事ドラマやミステリーなどとも違う、なかなかの読み応えでした。 くどくならない、濃すぎない、ギリギリのところの細かい描写などはBLジャンルを取っ払っても、個人的に好きです。 冒頭の男たち三人は、どの人が誰なのかぼんやり・もやっとした感じで始まっています。上下巻とも読み終えてみると、そのもやっとした感じを残したまま時系列でコト…
谷崎泉 高橋悠
marun
主役は過去にこだわりを持っている元刑事と危なっかしい刑事とのラブなのですが、 元刑事の伊吹がマネージャー成り行きでしている相手のエコノミストで女装キャラで 人気だと言う毒舌キャラのタケコがとってもいい味だしていて、 別に主役キャラを食ってしまう感じはないのですが、巨漢の乙女キャラが素敵です。 ちょっと某女装タレントでコラムニストの○ツコさんをリアルに彷彿とさせる内容で 個人的に好感を…
Krovopizza
この作品の影の主役は 女装家タレントのタケコさんで間違いないでしょう! 高橋悠さんによる挿絵は必見かと。 デフォルメされまくったキャラデザがイカしてます。 (タケコと、姉の光代が並んだシーンなど まるでハンプティ・ダンプティのような…w) 真面目で不器用なメイン二人の恋愛は、 事件を追う流れでじっくりゆっくり進展。 ともすれば地味なストーリーですが、 タケコさんのコミカ…
茶鬼
人気の女装家タレント(実はエコノミスト)のマネージャーをしている元刑事の伊吹と、タレントのファンだと接近してきた実はさる事件の容疑者を追っている刑事の組み合わせのお話なのだが、この物語を影でぐいぐいと引っ張って言っているのは実はその女装タレントのタケコさん!! 滅茶インパクトあるんですが、高橋悠さんのイラストもキョーレツですよ(爆) 読んでいて、あのマ○コがしゃべってるんじゃないか!?って脳内…
谷崎泉
snowblack
「しあわせにできる」シリーズ番外編同人誌の、総集編その3。 『しあわせ引越し大作戦・赤塚編』 本田が退寮を迫られ引っ越しした時の裏話。 久遠寺が、どうやって本田の引っ越し先を調べて、彼より先に白金の家に入り込んだか。 それを支えた黒子(=赤塚くん)の視点からのお話。 この頃本田はまだ久遠寺への自分の気持ちが認められなかったんですよねぇ、 なんて、懐かしい気分に…… 『白金…