谷崎泉さんのレビュー一覧

真音 2 小説

谷崎泉  麻生海 

巻末の『邂逅』に萌えが詰まってる

小さな事件がぽつぽつ起こり、進藤と富樫の過去が明かされて――の2巻。BL面でも進藤の内面に変化が見られるが、富樫の魅力が分からず共感しづらい。
巻末の『邂逅』はめちゃくちゃ好き!富樫と槙原の関係性には萌えが詰まってると思う。できればこの二人メインで読みたかった。

子供のようなアプローチをしてみたり、たまに頼れる顔を見せたりする富樫。可愛さがなくはないが、勝手な言い分で怒ったり、とにかくすぐ…

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真音 1 小説

谷崎泉  麻生海 

老女と主人公の関係性が好きすぎた

まだ1巻だからか、ストーリーの盛り上がりが感じられず、上手くハマりきれなかった。メインカプより老女と主人公の関係性が好きすぎたせいもあるかも。
今のところ進藤に必要なのは槙原とさめさんで、富樫は進藤に道を外させる悪い大人のよう。残り2巻でひっくり返してくれるといいな。

進藤は感情の起伏がなく、常に淡々と事を進める主人公。育ってきた環境はあまり良くなく、少年刑務所から出て来たばかりで、一見不…

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目眩 2 小説

谷崎泉  藤咲なおみ 

ラストに感動

ラスト1行でこんなに感動するとは思いませんでした。受けが中々攻めに靡かない作品がお好きな方はドンピシャな作品だと思います。
目眩の1作目を読んだ時は、光一に同情するものの、どちらかと言えばドタバタの楽しげな作品だと思ってました。(何より屋上のシーンが爆笑。愉快すぎる)
それが今作は一転、シリアスめなお話になり最後まで遠峰と光一がどうなるかわかりませんでした。
が、終わってみれば綺麗すぎるぐら…

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華蜜の斎王 小説

谷崎泉  稲荷家房之介 

天空の蜂蜜国が舞台 

2010年 谷崎先生の初期の初ファンタジー。
関連作の 2011年9月発刊「瑠璃国正伝1-3巻」を先に読んで、今作を読了。
瑠璃国は、海子の家
華蜜国は、天空の浮島 
・・海と天の御伽噺は、どちらも未完の完結。続きを読みたい。


華蜜の国/ビーハイブ(養蜂箱の意):
伝説の空に浮かぶ岩国 竜巻と共に出現 粉蜜の原料の糖蜜は、華蜜の国で生産されている 

オロフ:華官長 イリス…

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シャレード文庫25周年記念小冊子 グッズ

らごらごが好きすぎる

シャレード文庫さん25周年記念に出された小冊子。
総勢17名の先生方が、ご自身の作品の後日談等を6Pぐらいずつ書かれているものになります。以下コメント。
3と17が好き!17、神!!!!!!

1.葵居ゆゆ先生 運命のベータはアルファの溺愛に咲く
 アレクシスが明希の羽づくろいをしてあげるお話

2.稲月しん先生 ヤクザから貞操をしつこく狙われています
 柏木の誕生日をヒロが祝おう…

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ダークホースの罠 小説

谷崎泉  yoco 

まさにダークホース

先にスピンオフの『その愛に終わりはあるか』を拝読しています。なのであの胡桃が!?という驚きでいっぱいです。
警察官として現実真っ只中にいる胡桃が、謎の外国人(カミル)を拾い、苦手な異母姉の息子(朝生)と同居ってそれだけで不思議な感覚だと思う。朝生は何を考えてるか分からないし、何よりカミルが謎すぎて。
仕事に忙殺されながら2人に向き合い、本能に忠実で価値観の違うカミルに翻弄されるのは大変だと思う…

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最後のテロリスト 1~胎動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

大好き

電子書籍で購入。
挿絵あり、あとがきあり。

3冊全て読んでの感想です。
「神」評価です。


題名、あらすじから受ける印象と、実際の読了後の印象は異なってました。
いい意味で裏切られました。
カップリングも。

すごく、好きな感じ。
蓮と威士の関係性。
会話のテンポ。
脇役も含めて物語の登場人物がみんな生き生きと動いている感じ。
作品全体を駆け抜ける疾走感。

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最後のテロリスト 3~鳴動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

最後が…

長編のヤクザモノでしたが、最後に蓮とセキの関係がぐっと変化していく様が面白かったです。

最初の葳士と凪とのCPは萌えどころもあって良かったんですが、蓮とセキは、強姦紛いから始まって、最後は想いが繋がる…所まで行くのに、惜しい。
赤軍なんかも出てきたりして、ストーリーはワクワクするんです。でも萌はあんまりない。

劉とのやりとりや戦い?の部分もなかなかに迫力があって、読み応えはあったんで…

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素直になれなくて 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

1歩間違えばストーカーでは(^_^;)

攻め様の必死さを楽しむ1冊です( ^ω^)

受け様は爬虫類販売員の上平。
攻め様は爬虫類が大の苦手でIT会社社長の久家。

3年前、付き合っていた久家の前から姿を消していた上平。
必死に探していた久家が雑誌に載った上平を見つけた事で再会。

2人とも公私混同ぎみで、今仕事中なんじゃないのかね…なんてツッコミたくなる(^_^;)
久家はそんなキャラだし、受け様への好きで猛進する攻…

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名前を呼んで 小説

谷崎泉  今井車子 

王道恋愛BL

2006年の本・・・文章が余り上手じゃないけど、推しの作家の初期作品を読んでみたかった。
ハッピーラブ、ハッピーエンドが基本だった頃の執筆。王道。
電子版には、挿絵が無い。(挿絵の評価が低いけど、電子版はないのでOK)

2005年リンクス掲載「名前を呼んで」
書き下ろし「ぎゅっと抱きしめて」

料理研究家の成島は、売れっ子なのに貧乏?
仕事の関係で小学校の同級生・鈴木と偶然再会す…

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