草間さかえさんのレビュー一覧

仕事おわりのランデブー コミック

草間さかえ 

ほっこりランデブー

ニコニコしながら読みました。気分がいい。
ちょっと絡まっていたそれぞれの糸が2人が出会うことでスルスルと解かれていくような感じ。草間さかえ先生のテンポに巻き込まれていくこの不思議な感じが最高。世界観が暖かい。
受けの吉見くんを見ていると抱きしめたくなる感じ、涙を見ると泣かないでって思う、久慈くんと気持ちが同化していく感じがしました。久慈くんはどんどんヘタレが出てくるのが可愛い、でもイケメンで、…

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仕事おわりのランデブー コミック

草間さかえ 

読後、心がほっこり温かくなります。

作家買い。
草間さん作品はドシリアスに見えないのにドシリアス、って結構ある設定なので、ちょっとドキドキしながら手に取りました。

だって、見てください、この表紙を!
めっちゃ可愛い。
めっちゃほのぼの。

これでドシリアスだったら、と思ってですね。
その、意表を突くストーリー展開は草間さんの十八番ですからね。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

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外村探偵社の招かれざる客 コミック

草間さかえ 

何を求めて読むのか

初読みの作家様です。
帯が気になっていたのですが絵柄でなかなか選べずようやく拝読。

"ストーリーテラー"の煽りはなるほど、探偵物語としては面白い。でもBLと言われると、キラキラしたキュンよりなし崩しの惰性程度で△でした。登場人物の年齢的なせいにもよるのですが。

物語は探偵をする松田の元に転がり込む神子。この二人がバディとなって街の事件を解決していきます。
事件は…

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外村探偵社の招かれざる客 コミック

草間さかえ 

ノンケ居候✕ゲイ探偵

外村探偵社で副所長をしている松田&住むところが見つかるまで居候することになった神子がバディを組んで事件を解決していくお話です。

人探しや付きまといの調査を着実にこなしていく様子はBL抜きに面白かったです。
しかし、松田がパソコン関連に疎すぎて神子が来る前はどうやって事件を解決をしてたんだろうと不思議に思いました。

シーモアは白抜き修正でした。
松田には辻というセフレがいましたが1話…

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さよなら一顆 小説

一穂ミチ  草間さかえ 

どうしてか全然刺さらない

付き合うまでの「さよなら一顆」と、後日談「またきて一過」の二本立て。分量的には一冊の3分の2と3分の1です。思いの外、表題作が短かった印象。

社会人同士のカップルなので楽しみにしていました。
ひょんなことから知り合いになる、勤め先も仕事内容もタイプ(性格)も異なる二人。
ノンケ同士であり、知り合って仲良くなって、友情が恋に発展する展開は唐突に感じ、BL展開だから仕方ないのかなとも思わせら…

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セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

「再生」を仕掛けた駒

将棋好きの尾上先生の最新作は、現代もの。

将棋と囲碁は、何方も先手と後手が一手ずつ交代で進めるゲーム、
違いは、「将棋の駒は動かすもの、碁石は一度置いたら動かせない」
 将棋は、駒を「使う」攻略。
・・将棋好きの尾上先生の小説の構成傾向も、将棋に似ている。

兄が、生前に用意をした遺産は、二つの駒 慧と桂呂 
二人は互いを動かしあい、兄の「読み」の通りに進む愛の遺産の物語・・と考…

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外村探偵社の招かれざる客 コミック

草間さかえ 

これは良いメガネ男子…

 この作者さんは最近になって知ったのですが、ラフな感じの線の、上手い絵が本当にステキです。そして腹にクルいいメガネ男子だ…。好きと性癖を的確についてくるよ…。

 主人公はとにかく良いメガネです。情に厚くて仕事に対してはストイックなのに、性生活はなぜかゆるくて、セフレとかいたりする。元同級生に迫られて、せっかくだからやっとけ〜って流されちゃう。不機嫌顔がデフォルトなのに、やってる時は反則だろ?…

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セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

数年後が見てみたい

作者さま買いです。
内容については他の方が書いているので省きます。
ゆっくりと始まった二人の数年後が見たいです。
仕事になれたであろう慧がどんな成長をしていくのか。
見守っていきたいと思いました。

3

セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

作家の特性にあった本を読みたい…

 辛口意見になります。
こちらの出版社から出された本を何冊か読み、この作家さんは現代日常ものに向かれていないのでは…と思ってしまいました。Hollyノベルズ時代の頃の良さが全く感じられなくて、別人のように思えます。
あの世界観だからこそ力が発揮されていたのでしょうか。。

 文章もストーリーも単調でキャラメイキングも微妙で入り込めませんでした。
ストーリーが地味でもキャラが立っていれば楽…

5

セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

泣けた…

実はこの作品「小説Chara vol.44 2021年 7月号」に掲載された時に泣かされたお話でした。
発売まで時間が開いたのでその作品だとは知らずに購入したのですが、読んでて途中で気が付きました。

何回読んでも桂路の兄の麒一郎の手帳の文章に泣いてしまうんですよ。
彼は意図していなかったかもしれませんが、彼の大事な家族を結び付けることには成功したと思うし、目的を達成出来てあの世でにこにこ…

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