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榎田尤利 草間さかえ
東雲月虹
ネタバレ
個人的に痛さが快感に繋がるというのは理解出来ませんが そういう方々もいらっしゃるのはわかります。 ですので、利害一致しているならアリな世界だとは思っております。 彼女いない歴=年齢(20歳)の、デカい図体で小心者の栄田は 社会学概論を受けることとなり、 “殿下”と呼ばれる准教授の宮に一目惚れしてしまいます。 緊張のあまり質問にとんちんかんな事を口走ってしまったものの 宮に「いい答…
凪良ゆう 草間さかえ
yoshiaki
◆あらすじ◆ 主人公は、17歳の高校生・瀬名櫂人(せな かいと)。 両親の不和で家庭崩壊、家に居場所をなくした瀬名は、大勢いるはずの友人たちにも悩みを打ち明けられず、自分を受け止めてくれる英語教師・阿南珪(あなん けい 27歳)のマンションを頻繁に訪ねるようになります。 やがて、ゲイである阿南に惹かれ始め、半ば強引に阿南と関係を持ちますが、恋人という関係を求める瀬名に、阿南は答えないまま…
草間さかえ
草間作品のマイベスト更新。またまた鼻息が(*゚∀゚)=3 ◆あらすじ◆ 叶わなかった初恋の想いは、成仏できない霊のごとく振った相手を祟る―― 中学生のトモにそう教えてくれたのは、隣りに住む大学生・裕一。 或る日、裕一に唐突にキスされたトモは、初めて恋を知ります。 ところが裕一はなんとトモの継母の不倫相手だということが発覚。トモの家は一家離散、裕一も消息を絶ちますが、10年後2人は…
タロんちゅ
高校生の青さがぎゅぎゅぎゅって詰まってる作品でした。 うまくいかないことばかり過ぎて 歯がゆくて、早く大人になりたくて どうしようもないそんな高校生の熟れきっていない 青さを瑞々しい位の文章で書かれていると思いました。 高校生の頃の焦燥感とか なんだか身に覚えのあるものだからでしょうか 見ていて身に詰まる思いがあふれてきて止まりませんでした。 高校生の瀬名は親の事情に振…
『イロメ』の続編。『イロメ』に登場したカプたちのさりげない日常が、ウィットたっぷりに描かれています。 個人的には『イロメ』より断然好き。『イロメ』での各キャラの行動パターンから人物像が見事に切り出されて、新たなエピソードに活かされています。 毎度のことですが、どの作品も全部好きで選べない(>_<) でも、敢えて言えば「よい子わるい子」「かたくてやわらかい」の幼馴染み高校生カプ…
続編の『イロメ2 ヌレル』と共通のカプを追った一連の短編集です。 4組のカプのうち、1組の例外を除き全て年下わんこ攻めカプ。 年下わんこ攻めスキーにはたまらない、わんこの競演! わんこ攻めの魅力の奥深さを思い知る1冊です。 ◆「イロメ」◆ 学校創立以来のアホ生徒・桃山×高校教師・野田。 アホの桃山が、日本史の小テストでは何故かいつも高得点、そのワケは?? 授業中桃山を見る野田…
木原音瀬 草間さかえ
ますち
とりあえずこの作品を読むにあたり、理解しておくべき点があります。 それは、この小説の世界が「BLを寛大に受け入れる世界ではない」ということです。 BL作品でよくあるのは、「男を簡単に好きになれる」「男同士で付き合っても周りから許させる」という世界です。 しかし現実の世界ではどうでしょう。 例えば男A(ゲイでもノンケでもいいが)が男B(ノンケ)に告白したところで、その人はAを受け…
◆あらすじ◆ 舞台は昭和初期の山村。 母親の転地療養のため、母子2人で村を訪れた敬(小学校低学年くらい?)。 彼はそこで、背の高い大人びた少年に出会います。 弥七という名のその少年は、村の寺に住む寺男。「天狗」「化け物」と罵られ、何故か村八分にされている弥七が、実は紛れもなく人間で、しかも心の優しい少年であることに気づいた敬は、こっそり弥七の元を訪ねるようになります。 巡りゆく四季、…
さとみちる 草間さかえ
snowblack
入社直後に会社倒産してしまった万里、 自転車で田んぼにダイブしてしまったところ出会ったのが、 その田んぼの持ち主の生田。 「こめ王子」にスカウトされ、一緒に働くうちに農業に目覚め、 稲や野菜が育つと共に、生田との関係も育っていき…… 風が感じられるような田舎の風景、 生田の農業へのまっすぐで前向きな思い、 やがて万里もその思いに共感し、やりがいのある仕事と恋人を得る。 巡る季節…
雀影
高校生攻め、先生受け。 旧版の表紙にはすごく見覚えあるし、設定自体もBLの王道設定で他の作家さんにもたくさん作品あるしで、旧版の方で当然読んだことあると思いこんでいたのですが、旧版の方にはレビューしていないし、CDもレビューしていないし、 もしかしたら旧版は積み本の海に撃沈していて、CDも買って無くて、 この作品、今回初見かもしれない。 でも、既視感はすごくあるんだけどなぁ、、、 まあ、…