草間さかえさんのレビュー一覧

やぎさん郵便 2 コミック

草間さかえ 

収まる所に収まりはじめた4人

評価はシリーズ通してとなります。

マッチ売りから始まり、シリーズ3作目です。
(2巻表記ですが実質3巻なのでお気をつけ下さい。)

どんよりした冬空の下の有原・・・。
有原には申し訳ないけど有原を表すには似合いすぎる表紙ですね(^ ^;)
カバー下は2人の衣装チェンジ。おや?2人とも似合ってる!澤はどこぞの頑固親父並みに着物がシックリしてる!w

紹介文に「被虐対象になりやすい…

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やぎさん郵便 コミック

草間さかえ 

交錯する4人

評価はシリーズ通してとなります。
マッチ売りから続くシリーズ2作目。

手紙を破く澤の表紙もいいですが、ペロッとめくったカバー下に萌えが詰まってます!1枚の絵でコトの経緯が察せられる・・・w 褌萌えの方には是非見てもらいたいです(^///^)

今巻で個人的見どころシーンは何と言っても
『受けサミット〜廣瀬清高を巡る戦い〜』です!
(片方は既に恋人であり、もう一方はゴング前から戦意喪…

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マッチ売り コミック

草間さかえ 

4人の始まり

評価はシリーズ通じてとなります。

初出は2005年なんですね!もう10年経つとは。
マッチ売りに始まり、やぎさん郵便3巻にて完結です。

マッチ売りの廣瀬×花城カップル大好きです。
そもそも草間さんの描く年下ワンコが大ッッッツ好きなので(^///^)
「真昼の恋」はじめのような時折聞き分けのないワンコも
「イロメ」桃山のような素直おバカな大型ワンコも
「マッチ売り」廣瀬のような…

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未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

最後まで読むべき作品でした

攻めの瀬名のあまりに自分勝手ですぐ癇癪を起こす性格に途中何度かめげそうになりましたが、最後まで読んで良かったです。

逆に、完全に瀬名視点で「どうしてここで怒っちゃうの!もっと大人になれ!」と読んでいたからこそ、途中でくる阿南の悲痛な思いが衝撃的に感じられ、気づけば涙していました。

阿南は、子どもすぎる瀬名の人としての内面の良さをしっかりと見抜いて接していました。最後の番外編まで読むと、…

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さよなら一顆 小説

一穂ミチ  草間さかえ 

中盤までは我慢と忍耐が必要

7月3日が「涙の日」というのは初耳でした。
だからこそ、その日に見た涙は、
それだけ印象的だったのかもしれませんね。
えーとですね、この本、実は中盤まで読むのが結構骨が折れたんです。
なんつーか「物語に入っていけなかった」というのが要因。
淡々とそこにある事象を語っていくだけに感じたんです。
要するに「ラブ」が見つからなかったんです……!!

恋でも愛でもいい。
それを意識させる…

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さよなら一顆 小説

一穂ミチ  草間さかえ 

ゆっくりと育つ、大人の恋のお話でした

一穂ミチという作家さんは「日常」を描くのが非常にお上手な作家さんだと常々思っているのですが、この作品もまさに「普通の男」の「日常」を描いたお話でした。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

人外が出てきたり、けた外れのお金持ちが出てきたり、そういう非日常のストーリーではありません。特にこれという出来事も無く、毎日が淡々と過ぎていく、それだけの話なのにこの作家さんが書くとグッと話に引き込…

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『さよなら一顆』ご購入特典・書き下ろしペーパー グッズ

さりげなく描かれるやきもちの可愛さ

『さよなら一顆』の特典ペーパー、タイトルは『やきもち一匙』。
ネタバレです。

比呂目線で語られていた本編の後半の中に
彼が宴会で酔っ払った上司に無理やり飲まされそうになっていた
同僚の女性を助けてクィクィッと飲み干してしまう場面の後、
その女性が比呂を送ってきたところに、
マンションの前で榛名と出会うシーンがあったが、
さらにその後その女性を駅まで送った時の様子が、
榛名目線で…

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さよなら一顆 小説

一穂ミチ  草間さかえ 

大人可愛いラブストーリー

中古金属買取店で働く榛名(攻め・27歳)は、エンゲージリングを売りに来た男性客・比呂(受け・30歳)とひょんなことから飲み友達に。
バツイチで不器用な比呂の人となりを知れば知るほど、彼のことが気になり…

榛名は、既婚者含め不特定多数の女性と緩く関係を持つ、スマートで要領のいい若者。
ここ何年も泣いた記憶のないほどドライな榛名ですが、何気なく渡した夏みかんを手に涙を流す比呂に心を動かされ、…

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さよなら一顆 小説

一穂ミチ  草間さかえ 

大人の初恋

草間先生の挿絵が素敵な一冊だった。
座波榛名、27歳、中古宝石買取店勤務。
矢神比呂、30歳、眼鏡でバツイチ、大手飲料メーカーに勤める技術者。

7月3日の涙の日の夕方、座波の勤める店に
婚約指輪を売りに来た男、名前は矢神。
「間違えて失神って書いたりしねーのかな」などと思う座波だったが
なぜか彼が気になり、雨宿りを勧めて夏みかんをご馳走すると、
その男は涙を流す……


何…

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ここで待ってる 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

男前の飴屋さん、なのだ

私のような勘違いをする方はきっといないであろうと思うので最初に書きますが、飴屋という名字なのですね。あらすじに「小悪魔美人の飴屋」とありますが飴菓子職人さんといったものかと勝手に思い込んでいました。
飴屋朋、二十五歳。「綺麗な男だった」と形容される美人で色気たっぷり、仕事は大工さんで、そして元ヤン。
いい!飴屋はいいですよ!
美人で少々ビッチ、肝っ玉の据わった男、飴屋。自分はこのような受けが…

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