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木原音瀬 草間さかえ
ぐーこ
前の方も書かれていますが、ぜひ『箱の中』、『檻の外』とそろえて、一気に読まれたほうがいいです。箱の中だけを読んで終わると、せつなすぎてつらいから! 攻の喜多川の純真無垢で一途に受を思う様は、読んでて胸がヒリヒリしました。早く幸せにしてあげて!という一心で読むのを止められませんでした。 私は、また読み返す本って今のところ少ないのですが、この本は読み終わった直後にまた読み返してしまうほど響きました…
草間さかえ
楓花
ネタバレ
■災厄のてびき/交際のてびき/共犯のてびき/てびきのまとめ/日々のてびき(カバー下)■※商業デビュー作 平尾 武明(売れない小説家)×宮沢 幸宏(火に興奮する少年。中学3年生→高校生) 甲斐性無しの売れない小説家がネタ探しで出向いた連続放火の火事現場。 最前列には様子がおかしい学生服姿の少年がかならずいた…。 火を見ることでしか欲情できない少年と小説家のてびき。 表題作は中学生で…
マミィ。
読むごとにどんどんキャラが素敵に見えてくる作品です。最初はいろんな人とやりまくるビッチな花城という印象だったのに、色んなトラウマや思いを抱えていたんだなぁとわかり廣瀬くんがハマるのも仕方ないと思えるまでになりました。そして、この二人が主人公だと思って読み始めたのに、最終的にはその花城のことを好きだった澤と有原のカップルのウエイトも重くなって、私のなかでは澤の男前過ぎる優しさに心を持っていかれました…
二組のカップルが均等に描かれていました。 うーん、どっちのカプも好きで迷いますね。そして、どのキャラもそれぞれ個性的でこれまたお気に入りを選べません。一巻ではうじうじした印象の有原と意地悪な澤さんが好きになれなかったのですが、読み進んでいくうちに有原の瑞々しい色気と澤さんの不器用な優しさが堪らない! もちろん、一巻から大好きな真面目学生廣瀬くんも引き続き格好いいです。花城さんは一巻では誰とでも…
まだまだ手紙の中身までははっきりしませんが少しずつ全容が見えてきました。 澤さんの生い立ちも語られてました。 でも有原がまだ謎が多いですね。 でも、何となく二つのカップルの輪郭が見えてきた気がします。澤さんがなかなか厄介な性格で、いったいどうしたいの?!と思ってしまう場面もありますが駅まで有原を追いかけていったのでようやく素直になってくれそうでホッとしています。 最後に収録されていた「…
ずっと気にはなっていたんですが、表紙が暗いのと、時代が戦後間もない頃ということで、何となく敬遠していた作品です。 まだ一巻なので中立にしましたが、とにかく続きが気になります。恋文の謎、あの人はあの人を好きなの?って謎。全てスッキリしないままなので早く二巻を読みたいと思います。 このシリーズを初読みの方は、最終巻まで揃えて読み始めた方がよいかもしれません。 内容とは関係ありませんが、学生さ…
月村奎 草間さかえ
香子
冒頭に金子みすゞの詩が出てくるのが、印象的ですね。 草花の様に純粋な芙蓉が、小学6年生のときに恋した相手は正義感の強い優等生西澤。母親のネグレクトにより、地元を離れることになった芙蓉は、西澤から借りたままの植物図鑑を枕元にまで置いて寝るほど大切にしていた。 初恋が叶うはずない、それどころかもう二度と西澤に会えないから、思い出と植物図鑑だけを宝物にしてひたむきに生き、祖母を手伝う姿に、わりと序盤…
凪良ゆう 草間さかえ
麗音
CDになったらいいなと思っていた作品です。 聴く前に再読したのでレビューします。 現代から30年ほど後の近未来のお話。 アンドロイドが家庭用の高価な家電品となった時代、報道される遠くの国の争いだと思っていた戦争が平和を謳歌していた若者に襲いかかった。 それでも、身内や知人が血を流すこともなくましてや自分が武器を手に戦うことなどありえないと信じていた。 そんな時代の純愛物語です。 …
マキヲ
CD化されるということもあり、こちらでの評価も高いので、ついつい期待して読んでしまいました。残念ながら特筆する良さや萌えは読み取れませんでしたが、優しくて心温まるお話だったと思います。18歳同士とは思えない落ち着いたラブストーリーでした。 私は月村奎さんの作品は恋愛より家族愛の描写に感動してしまいます。今作も、芙蓉とお祖母ちゃんの絆に目頭が熱くなりました。
M+M
商業作品の番外編がぎゅっと詰まっています。 いくつかご紹介しますと… 円陣闇丸「Voice or Noise」番外編「好きな人がいる幸せ」 振一郎が格好良かったです!きっと一生俺のモンだから、ってセリフに悶えました。私は本編未読だったのですが、すぐさま購入リストに入れるほどの勢いのある6ページでした。 草間さかえ「夜更けに花降る」番外編「小夜啼鳥の夜」 コミック「明け方に止む雨」…