total review:289809today:53
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/135(合計:1343件)
草間さかえ
はゆま
草間先生の線が好きです。 線に太い細いがあって、なんというか手塚治虫とか昭和の漫画家さんの絵柄のように、線自体が饒舌で。 背景の柱や天井、建物の線も、定規で引いたような直線でなく、よく見ると微妙に曲がった手描きの線。人物の顔も変わったところに影があったりして、画面全体がとても有機的で魅力があります。 今回は葬儀屋さんと理学療法士さんのお話。それぞれのお仕事あるあるトリビアも盛り込まれ…
榎田尤利 草間さかえ
にょろぬ
ネタバレ
面白くてただただ可愛らしかったです。 年の差もあるのですがピュアラブって感じです。年齢を重ねるとなかなか素直になれないんですよね。そこに若さ溢れる攻めが純粋に素直に想いをぶつけてくる訳ですから、絆されずには居られません。 個人的には調教師の王さんが大好きです。他のレビューで書かれていた方がいらっしゃいましたが、私も彼のスピンオフが出れば読みたい!!と思えるほど魅力的な登場人物です。タイトル通り…
月村奎 草間さかえ
おぶもいもい
長く片想いをしていた者同士の再会ラブですが 再会の喜びがあふれるだけではなく 静かに進むストーリーのなかに胸が痛む場面がかなりあって、 抉られるところもたくさん。 でもそんなところにもぐいぐい引き込まれるような展開でした。 一緒に過ごした時間より離ればなれになってからのほうが長かったふたりですが 再会してからの気持ちの昂りを見ていると 彼らが抱えてきた恋心は 何年経っても色褪せ…
しょしょまる
あったかいお話。感情が揺さぶられる!とか、号泣!とかはないけれど、受けの芙蓉の心情に寄り添えるとても素敵なお話でした。 両片思いのお話なんですが、特に攻めの西澤の一途さが素敵です。そんな前から芙蓉のことを想ってたんだね、とわかるシーンがありまして、いいなーって。 受けの芙蓉も苦しい家庭環境を乗り越えて、健気だけれど決して流されない、自分を持った子で魅力的でした! それからサブキャラの…
中原一也 草間さかえ
magubo
攻めがいい男すぎましたー!しかもシゴデキ漆喰職人。いやー格好いい。 地味な見た目なのに男を狂わす「魔性の男」な受け。 勝手に恋愛事に巻き込まれて仕事もうまくいかない辛い人生を終わらせようとしたところで攻めに出会います。「うちで働け」という攻めの会社に行ってみると訳ありの男達が真面目にワチャワチャ楽しく働いていて…というお話です。 受けはぱっと見は地味だけど、付き合うほどに惑わされてい…
安西リカ 草間さかえ
どこまでも真っ直ぐに深水を想い続ける入江の一途さがものすごく微笑ましくて、 彼のわんこっぽさに癒やされながら読み進めていましたが。 その健気な想いを無自覚な剣で刺すような深水の言動の数々に何度も「うーん…。」という気持ちになりました。 ゲイではないという事実は入江の気持ちを受け入れられない正当な理由なのかもしれないけれど、それを何度も本人に言うのはどうなのかな?と思ったし 何より「寝て…
砂原糖子 草間さかえ
はるのさくら
犯罪防止の為、24時間での被疑者の監視が可能という、いつかありそうな近未来の世界のお話でした。 攻様は、モニター越しに被疑者の監視をする部署に勤務する警察官の玖月。 ”16番”という名称で監視対象者の1人であるのが、受様である弁護士の戸明。 玖月は偶然にも戸明と出会い、言葉を交わし、名乗りあってしまう。 交互視点ですすむので、過ごす時間は短いけれどお互いに好意を抱いていくのが分かっ…
Sakura0904
出会った初日の吉見が久慈にリハビリの提案した時の久慈の拒絶加減から、大丈夫かこの2人、久慈に何があったんだと思いましたが、たまたまいろいろ重なって気持ちが穏やかではない日だったんですね。2人ともいたって善良なキャラクターでした。葬儀社の専務と理学療法士、お互い仕事で相手にする人が近いから、相手の仕事面を理解してあげられる部分も多く、珍しいけれどいい組み合わせでした。この2人は良き友人のままでも十…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
夜中にアイス
ハゲとの最終決戦でした。このハゲが多くの女性を虜にする魅力が最後まで理解できませんでした。尊大で理屈っぽく、芸術面で大きな評価を得ているのがウケるんですかね?エリオットの父親とマコーレもそんな感じでおモテになっているし…。 同じハゲでナルシストなマコーレ、今回2人共挿絵に登場し、どちらも反社のオッサンか真っ白に燃え尽きたあの有名なボクサーのセコンドにしか見えませんでした。 ん~最後まで草間先生…
一穂ミチ 草間さかえ
ストーリーにするっと潜りこんでいる様々な知識を吸収するのも一穂先生作品を読む楽しみのひとつなので、7月3日は涙の日だとか『顆』というのが小さな物を数える単位だとか、 座波と矢神の世界に浸りながら初めて知ることがあるのがなんだかすごく嬉しかったです。 店員と客というただそれだけの出会いで、 初対面での矢神はちょっぴり変わっていて印象には残っていたけれど、それでも何もなければ二度と会うことも…