千葉リョウコさんのレビュー一覧

災い転じて恋となす コミック

千葉リョウコ 

絵は好みだけれど…

千葉先生作品、初読みです。

作中、雷が祥から何度かバカと言われていたり、あとがきでも「こんなおバカカップル2組になりました」とあり、まさにそうだなとw

雷が考えること、やることなすこと、子どもか!?と。
祥からお仕置きされるくだりもなんだかなぁだし。
祥が明らかに雷に気があるのに全然わかっていないし。
それはまだしも、自分が祥を意識し始めてもそれがどういうことかわからないし。

0

片恋ダイアリ コミック

千葉リョウコ 

ひなびた学生寮に集うカップルたちのオムニバス。

なんとも甘酸っぱくて可愛い。こんな男同士のカップルばっかりの学生寮があってたまるか⁈ なんだけど。そこはそれ。

◆「片恋ダイアリ」堂島(高1)× ナオ(高2)
堂島は一目惚れしたんだと思う。初めてナオと同室になってから、すぐさまナオの兄に嫉妬して、「じゃあ俺もナオって呼ぶ。」と言うし。「つきあってるやつとかいるの?」と、グイグイ来る。ナオは最初、バカにされたと憤慨するのだが、直球で「好きだ…

3

その手を取れば コミック

千葉リョウコ 

じっとりと汗ばむ様な。しっとりと悩ましい様な。

虚ろな瞳の高校生、陽向は は思春期で、自分の進路と、おそらく性癖に悩んでいる。
同級生の様に、女の子との恋愛やセックスに興味が持てないし、やりたい事も無い。
コンビニでバイトしていると、なかなかのイケメンに誘われたりもする。それが全然嫌じゃない事に戸惑ってもいる。ジレジレ、モダモダ。
笠原さんは大人で、自重しようとはしてくれている様だけど、結構陽向に執着していて、バイト終わりを待っていたり、…

3

月の街、花の都(2) コミック

千葉リョウコ 

くそジジイっ!

ケイの父親の鬼畜ぶりは一巻でも既にわかっていたことだけど、ケイに対する執着や恨みがそっちの理由だったのかと愕然としました。力を持っている相手だけに抜かりなく上手く立ち回らなければ誰を人質に取られてもおかしくないから、反撃は慎重にしてほしいですね。

それにしても、花都がこんなに普通の街だとは!月の街の住人の暮らしを見ていただけに、こんなにはっきりと違う世界になっているとは思いませんでした。

2

Knife コミック

千葉リョウコ 

心理描写が丁寧

2017年2月のこの作品は、ひょっとしたら、かなり深く心理学や生理学を学ばれた後だからできた作品なのかもしれません。過去の作品と比較すると深みと凄みを感じました。
例えば、「犯行後、犯人は再び現場に現れる」という行動。これは事実。コワイ。

2017年7月にご自身の体験を元に書かれた作品:「うちの子は字が書けない-発達性読み書き障害の息子がいます」を読みました。この本で、初めて「発達性読み書…

1

ワーカホリックベイビー コミック

千葉リョウコ 

少しずつ明かされる事実と過去にハラハラ

聡ー!気持ちわかるよ。
そうなんだよね。ゲイバレの部分は別だけど、上京して性癖隠してピリピリしてたら突然イケメンにナンパされて。
いつも彼の顔色をうかがって言いなりで。
クソ彼氏だったね、うんうん。

しかし攻めこと樋口視点になると…。
そうだったの?聡が可愛くて可愛くて仕方なくて、見せびらかしたくて、いつもそばにいたくて。
その結果聡の望まぬ展開に進んでしまいどれだけ聡を傷つけたか…

0

好きやねんけどどうやろか コミック

千葉リョウコ 

関西弁!

関西弁がわりと馴染み深いので今まであまり関西弁を特別と思うことはなかったのですが、このお話は関西弁というか大阪色が色濃くでていて、それが物語とマッチしていて面白かった

お話のテンポも良いし、キャラクターも可愛いし、ところどころ出てくる大阪人も誇張ではなくなんとなくいてそうな感じでクスッと出来る

あまり重たくなりすぎず、けど真剣に向き合おうとする二人は良かった

お箸の持ち方とか、お…

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編集長を好きになったワケですが。 コミック

千葉リョウコ 

このシリーズ大好きです

出版社シリーズ大好きです
今回は編集長
余裕のある大人攻めを期待したけど、想像以上にヘタレ
出来る大人なのに、ヘタレ
ほんとに宝が可愛くて健気で最後にいろいろ打ち明けるシーンにはきゅんとします

出版社シリーズの中でも好きなカップルです

同時収録の花丘先生と書店員さんも良かった
出版社つながりでした
こちらも素敵

これまでの出版社シリーズは、同期とか先輩だったので、今回…

3

本気にならせてみたいんじゃ コミック

千葉リョウコ 

方言男子の威力感じた❤️

色んなCP詰め合わせです。
タイトル名のお話がいちばん好きです。
方言男子最高か!
桧垣の標準語なんて気にしない、取り繕わない、自分は自分のスタイルが気持ちいいくらいのストレートさ。
ぐいぐいと真中に告白していくのが押しが強めだけど、悪くないですよね。自分だけを好きな品質保証と言いますか。

真中の抱えたノンケ元カレとのエピソード。元カレは、結構最低です。好きだったひとに傷つけられた記…

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Knife コミック

千葉リョウコ 

シリアスな刑事モノなのに、津積さんのクーデレが堪らない♡

『続きはまた夜に』と『Knife』を続けて読んだのですが、どちらもすごく好みだったのでシリーズ化していただきたいです。

『Knife』
警視庁捜査一課の警部補 津積さんと同じく警視庁捜査一課で新人刑事 佐久間くんのお話。

千葉リョウコ先生があとがきで『続きはまた夜に』と時間軸が同じイメージと記載されているので、本編には同じ警視庁勤務の崇晴くんが登場しますよ!
文くんは崇晴くんと一緒…

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