石田惠美さんのレビュー一覧

白百合王の調教 小説

西野花  石田惠美 

母か?

何故か疲労困憊している時に無性に読みたくなってしまう西野さんの本。
そして何故か読み終わった時には、たまった疲れがスッキリしていたりするんですよ(これ、私だけ?)。

このお話は、表紙も中身もエロエロオンパレードなのですけれど、西野さんのお話としてはえらいソフトだと思ったんです。だって、エリスって最初から最後まで『紛うことなく白百合のような潔癖さ』を持ち続けているんですもの。どんなにとんでも…

3

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

狂犬とともにどこまでも

宮緒さんのデビュー作を連想させるお話でした。つい比べてしまいます。

こちらは腹に一物ある狂犬。20年近く待てをし、玲央を見守り、玲央を守る為だけに生きてきた。
玲央を守る為なら玲央を狙う恩人の娘でさえ、恩人でさえ騙したり、要求を通します。

主人公は玲央よりラウルかな?玲央の存在感がどんどん薄くなっていきました。

玲央もラウルにときめいて、奉仕され守られるうちに心を奪われ割りと早…

1

愛蜜誘惑ジャッカロープ 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

ウサギの可愛らしさと、キャラ設定に激萌えします

作家買い。
鹿嶋さんと言えばファンタジーものを多く描かれる作家さま、のイメージですが、今作品もファンタジーもの。タイトルにも使われている「ジャッカロープ」という未確認生物が主人公のお話です。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください





主人公は公務員の柴崎。
彼はヤクザにも間違えられるほどの強面さん。が、そのビジュアルを裏切って、実は可愛いものが大好き。家では豆餅という名…

4

犬も送れば恋に落ちる 小説

白露にしき  石田惠美 

この本もっと評価されるべき

私の大好きな『トンチキの香り漂うコメディ』で、おまけに犬!
好きの二乗で、現在とても楽しい気持ちです。

白露さんのお話に出てくる人達はとてもマニアっ気が強いと思います。
尋常でない状況に陥っても、自分の好きなものが目に入るとその不条理ぶりを忘れて『好きなもの』に没入してしまうんですよね。これが……憎めない。
このお話の主人公、陽向の場合はその対象が犬なんです。
とにかく犬を見てしまう…

2

盗賊王の溺愛花嫁 小説

小中大豆  石田惠美 

たとえ『運命』でなくとも

オメガバースの『運命の番』って、いまいち乗りきれない処があるのですよ。
多分、お好きな方はここの部分がたまらなく好きなんだろうと思うのですが、ひねくれ者の私は「ピピピって来たからって、それは本当なのか解らないじゃん」と思ってしまうのです。「何時でも恋に落ちる時は、こんなに激しく好きになる人はもういない。これが最後の恋だーっ、って思っても、時と共に冷めたりするよね」とも。
そもそも『運命の番』に…

3

狂犬ドルチェ コミコミ特典書き下ろしSSペーパー 狂犬ショコラータ グッズ

真夜中の試練

本品は『狂犬ドルチェ』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、村重視点で
ラウロがある挑戦をするお話です。

都内もつかの間の眠りにつく午前2時過ぎ、
パティスリー・アメティスタの従業員社宅
(という名のラウロ所有マンション)の1室で
村重久弥は深いため息を吐きます。

村重の視界に映るのは
すっと伸びだ長身の男の背中ですが
村重はソレに思いっきり…

2

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

ワンコが唯一求める甘いモノ

今回は食品会社の日本支社事業部長と
見習い修行中のパティシエのお話です。

受様の襲撃事件を絡めながら
攻様が恋した受様を絡めとるまで。

受様の母親は声楽を学ぶために
ナポリに留学して現地の男性と恋に落ち
受様をもうけます。

母は受様の父と正式な結婚をしておらず
母子は囲われたような暮らしぶりで
受様が6才の頃に日本に帰国します。

受様はナポリで迷子になった時、

7

花弄り 雌蕊の婚姻 小説

西野花  石田惠美 

エロいです

西野先生のエロは…もうたまらないですね。
最初から最後までエロい
その中に愛もあるんですが…ストーリーも面白いのですが、エロ描写が巧みで…
そしてイラストがまたエロい。
ありがとうございます。
1冊でものすごく楽しめます。

2

花弄り 雌蕊の婚姻 小説

西野花  石田惠美 

花の愛撫

最初から最後までエロいです
カバー絵からしてこれ以上ないほどの構図でここ数年来手に取った作品のイラストの中でも最エロティック賞を捧げたい作品です。
石田先生ご本人もおっしゃっているように本当にエロい!
その上ゴージャスな衣装と美麗な登場人物たちの最大5Pともなる目のやり場に困る(いえ、もちろんじっくり眺めましたとも)イラストが多数描かれて眼福でございました。

本文の濡場でない場面を探す…

2

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

the宮緒犬

これぞ宮緒先生の犬!と言いたいお話。イタリア男で犬です。最高です。もう舐めまくるしかありませんという状態の雄犬に、なんとかついていくパティシエのお話、本編270P+あとがき。ベッド等で頑張っておられるシーンが多く感じられて少し飽きちゃったところもあったため萌2です。ああ犬だー。

日伊ハーフで王子様ルックスの玲央。真面目にパティシエを勤めていたのですが、店のオーナー交代直後から広告塔のようにテ…

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