石原理さんのレビュー一覧

少年は明日を殺す(1) コミック

石原理 

気になる存在

こういう作品ってどうレビューを書けばいいかよく分からないのですが、精一杯やってみます。

恋愛というよりも、男同士の友情とか信頼がこの作品のメインになっていると思います。
それぞれ家族や過去のしがらみを抱える二人が、次第に歩み寄ってお互いを理解しようとする。
お互いの兄と姉が結婚したことによって、義兄弟になり、気づかないうちに一番近い存在になっています。
恋愛面に関しては、藤枝サイドで書…

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少年は明日を殺す(2) コミック

石原理 

いい関係

「少年は明日を殺す」の完結編までと、このシリーズには関係ない短編が2作入っています。

「少年は明日を殺す」では、桜庭に背中を押され、藤枝が再び陸上を始めます。
真面目に陸上を続けて、優等生になりたい藤枝ですが、昔の悪いライバルが藤枝にちょっかいを出してきます。
桜庭を拉致して藤枝をおびき寄せようとするライバルですが・・・
藤枝と桜庭のお互いを認めて尊重しあっているところとか、可能性を信…

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あふれそうなプール 4 コミック

石原理 

カッコイイ

今まであまり恋人同士っぽくない主人公2人だったのですが、この巻ではほんの少~しラブ度がアップした印象を受けます。
でも、ほんのちょっとなんですけど・・・。
体の関係だけでなく、気持ちがお互い高まってきている気がします。
良太の入谷に対する気持ちも徐々にはっきりしてきた感があるのですが、こちらは切ない。入谷に結構ショッキングなこと言われるし、良太も好きな私としては可愛そうと思ってしまいました(…

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あふれそうなプール 3 コミック

石原理 

思いの外、色っぽい

夏休みで両親が海外に旅行に出かけた入谷は、夏講習の後、家の鍵をなくし、合鍵をもらっていた木津のアパートを訪れる。
鍵が見つかるか、両親が帰ってくるまで木津と一緒に生活することになった入谷ですが、木津への想いは徐々にはっきりしたものとなってきます。
元々激しい気性の木津も、積極的なアッタクを仕掛けてくるし、H度も1,2巻とは比べ物にならないほど上がっています(笑)。
あとがきでは、石原さん本人…

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あふれそうなプール 2 コミック

石原理 

恋に進展?

最後の最後で初エッチに失敗した入谷と木津。
木津の、入谷に対する感情が切ない。
男同士の恋愛に抵抗のせいで煮え切らない入谷に苛立つ木津。わざと悪い男に見せて入谷の嫉妬を煽らそうとする。
入谷の親友の良太がそんな2人の関係に気づき、入谷に対する感情を高ぶらせたり、木津の元カノが登場したり、今回は主人公2人の恋愛面に進展あり。
あまあまな雰囲気はあまりないですが、相変わらず男の世界の中で、男前…

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非BL作品

38度線 非BL コミック

石原理 

こういう話も好きです

短編集ですが、すべての作品のテーマが戦争になっています。

表題作は、南北朝鮮が舞台です。
南側の国境を守る歩哨として派遣されたアメリカ兵と、北側の朝鮮人の歩哨との心の交流を描いています。
いつも見かける北朝鮮人の歩哨とどうにかして心を通わせようとするアメリカ兵。
交渉を一切禁じられた場所ですが、それでもなんらかの交流がある。
恋愛ではありませんが、確かにある、2人の心の交流にジーンと…

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あふれそうなプール 1 コミック

石原理 

カッコイイ男たち

石原理さんの作品をお読みになった方にはお分かりだと思いますが、この作品も典型的な石原さんの作品じゃないかと思います。
一言では言い表すのが難しいのですが、男の世界が一杯詰まってる感じです。
プライドとか、意地とか、戦いとか、かっこよさとか・・・。
お互い惹かれているのは分かっているのに、それを認めたくないとか、認めたら負けるだとか。
主人公は高校生なので、舞台は学校もよく出てくるのですが、…

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推定恋愛 小説

たけうちりうと  石原理 

この人のセンスってつくづく私のツボをついてきてたまらない

何気ない小ネタでどうしてこんなに温かい気持ちにさせられるのか。正実と蕎麦屋「初麦」二代目とのやりとりにクククと笑い、初代親父さんの『一蕎麦』命名エピソードでキュンとした。極めつきはやっぱり赤飯。やられた~!という意識と、そうでなくちゃ!とでも言いたいような嬉しさ、愉しさ、気持ちよさ。憲章と正実の愛、高城の正実を見守る愛、真一の寄せる親愛、初麦親子の愛、ケーキ屋の秘めた愛エトセトラエトセトラ…いくつ…

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落花流水 小説

凪良ゆう  石原理 

凪良先生のヤクザモノ!

大好きな凪良先生のヤクザモノ!と言う事で、大事にしていた新本です!
へへへ^^

凪良先生の切ない文章ってすごく好きなんです。
畳掛ける様なリズムがあって、気持ちが高まってジーン・・・と。
本作もやっぱり凪良節にやられました!

普通の人生を選択した夏生に、自分の存在が妨げになっていると思いながらも、夏生と深まっていく付き合いは止められない。
中盤までの夏生への滅私奉公ぶりは、純な…

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甘い生活 小説

木原音瀬  石原理 

不謹慎ながら

前半は萌えまくりました。
しかし物語が進むにつれて初めの勢いがなくなりぐるぐるし出したので萌×2。

あとなんかすごくヤマジュンのBOY+愛2思い出しました(http://yaranaika.xsrv.jp/yjm/boy.html)

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