石原理さんのレビュー一覧

あふれそうなプール 4 コミック

石原理 

入谷の色気がとどまるところを知らない

木津くんピンの表紙がかっこいい、あふP4巻です。

本気の木津に抱かれた入谷は、それ以来、皮膚が1枚薄くなったような、体がいつまでも熱を持っているような、そんな違和感を感じます。
木津はというと、自分に抱かれる入谷の姿を思い出し、頭を抱えます。モノにさえすれば気が済むと思っていたのに、違った。ますますハマっていくようで、自分でも訳が分からない。
そして良太は、入谷の変化に気付きます。いつも…

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犬の王 GOD OF DOG(2) コミック

石原理 

今回はちょっと明るく

犬の王の2巻、進みそうで進まない展開にもやもやするのですが、しかしストーリー的には割りと急ピッチなのでしょうか・・・?

早くコーキとアーチャーが再開してほしい。もっと距離を縮めて欲しいと思いつつも、またいいところで終わっています。
アーチャーを愛しているというコーキと、コーキが大事だとは決して認めたがらないアーチャーは対極のところに居るようで、深いところでは繋がっています。
複雑な出会い…

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犬の王 GOD OF DOG コミック

石原理 

意外な世界感

ニューヨーク市警のコーキと、ストリートギャングのカリスマ的存在であるアーチャーのラブストーリー。
「カリスマ」シリーズの続編で、2人の関係は曖昧なまま終わったけどちゃんとこの二人のラブストーリーなのかな?と心配でしたが、どうやらそうなっていきそうなのでよかったよかった…。

「カリスマ」を読まないと完全にわからない内容になっているので、これ単品で読むのは難しいと思います。
「カリスマ」で出…

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あふれそうなプール 3 コミック

石原理 

読者まで引き込むような、夏の日の青春

夏のジリジリとした暑さや、蝉の声が聞こえてくるような始まり方に、ため息がこぼれるあふP3巻です。

両親が海外へ行き数日間不在の中、家の鍵をなくしてしまった入谷は、合鍵をもらっていた木津のアパートに転がりこみます。
入谷としては、留守で連絡つかない良太が帰り次第、そっちに行くつもりだと木津に言うのですが、木津は何やら、思うところがあるようで…。

この3巻は、夏の暑さと爽やかさ、2人の温…

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あふれそうなプール 2 コミック

石原理 

もう、他の誰とも抱き合えない

あふれそうなプール2巻、私が初めて読んだ、石原理さんの作品です。これで瞬く間にハマっていき、今では完全に虜…。

冒頭で木津と入谷の2人は、初めてのsexに挑みます。…と言っても、木津が強引に迫るのですが。笑
そして失敗してしまいます。入谷にはまだ、男に抱かれる覚悟なんて、なかったから…。

sexは拒絶するくせに、自分から離れていかない入谷。そんな彼に木津は、駆け引きめいた言動を仕掛け…

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古都の花火(「古都の紫陽花」スペシャルショートストーリー小冊子) グッズ

花火大会に行く二人

出版社による特典おまけ小冊子。京介(攻め)の視点です。

恋人の博雪(受け)を誘って花火大会にきた京介。休みくらい何もかも忘れて楽しみたいと思いつつも、つい不審者に目を向けてしまったり、幽界のものを見てしまう。同じ警察署の婦人警官たちを発見して、見つからないようにとお面をかぶるも、あっさりと見破られてます。相手をしている間に博雪を見失ってしまい、慌てて探しますが…という話です。

表紙・裏…

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あふれそうなプール 1 コミック

石原理 

タイトルからストーリーまで、全てが神

愛してやまない石原理先生の、最高傑作とも言えるべき作品だと思います!我が心のバイブル…

小学生の頃に受けた心の傷をきっかけに、対人恐怖症になってしまった入谷鉄央。そんな自分と決別するために、わざと、誰も自分を知らないであろう三流高に入学する。常に怯えていた過去の自分を捨て去り、生まれ変わった入谷。堂々と胸を張り、逃げることも泣くこともしなくなった。

そんな入谷に、ある出来事をきっかけに…

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落花流水 小説

凪良ゆう  石原理 

一途で健気な一也がいい!

スピンオフ、ありますよね?読後に探してしまいました。
脇キャラの九条さんの話、皆様同様にすごく気になってます。

この作品、裏社会ものということで、あらすじや帯から二人のハードな描写があるのかと思っていたのですが、一也の根が純で健気だったので、そんなこともなく。
ストーリーは正直、こうなるだろうなぁ・・・の想定内です。読んでいて驚くような展開はありません。
けれど、ぐいぐい引き込まれまし…

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セルナンバー8 新装版 コミック

石原理 

「神経錠」という究極の萌えアイテム!

最近90年代の作品を漁っているのですが、そんな中するすると引き寄せられるように辿り着いたのが石原理さん。
もともと私は定広美香さんが大好きなのですが、熱さが定広作品と近しくてハマりました。
こちらは98年から05年にかけて描かれた作品で、400ページ弱のどっしりと分厚い1冊です。

この作品自体はBLではなくブロマンスなのですが、「手錠」というアイテムが何より好きな私にとってはそれだけでも…

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はめてやるっ!(文庫化) 小説

剛しいら  石原理 

賢くて強くて容赦ない、理想の受け!

フェアで安かったので電子書籍で購入。
シリーズまとめての感想です。

すごい面白かった。
すっかり、この作品のファンになりました。
この作家さんの作品は『匣男』、『ドッグファイト』、『顔のない男』を読んだことがあったのですが、本作品は随分と趣が違いますね。
もっと、じっとりねっとりとした話と思ってました。
まさか、こんな痛快ものとは!

強い受け、大好きです。
どうしても受けっ…

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