西田ヒガシさんのレビュー一覧

恋をしましょう コミック

西田ヒガシ 

男と仕事は切り離せない

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
著作の中でも一段とオヤジ色が強い印象のこのコミックは、西田さんの描く男性像をとても象徴した短編集になっていると思います。(オヤジだからってわけじゃないですよ。笑)

例えば、合併の業務に追われる部長×コンサルタントの表題作シリーズでの、吸収合併されることで、仕事という目標を失いそうになっている部長の喪失感。

銀行強盗×銀行員の『DIRT』の、脅迫に…

2

LIFE,LOVE 1 コミック

西田ヒガシ 

人生劇場へようこそ

こちらのレビューを忘れておりました。

銃の腕以外何一つもっていないジャック。
そして、優秀ではないながらも、沢山の物を持っている隆裕。

誘拐、軟禁、という形で2人の関係は進展してゆきます。

どうしてでしょう?西田先生の描く人物は、悪でも何でも、何かを背負っているような感じがします。
だから憎めない。
政治家父も、ボスも、アニタさんも。

西田先生は纏めるのがうまい方なので、ここで1章が終わ…

4

LIFE,LOVE 2 コミック

西田ヒガシ 

3人のLIFEとLOVE

2巻で完結です。
まだまだ読みたい所ですが、綺麗に纏まっておりますので。

1巻では全編アメリカ舞台でしたが、こちらは全編日本が舞台です。
俺を好きなら日本に来てくれと、ジャックを誘った隆裕。
右も左も分からないジャックを熱烈歓迎するのかと思いきや、他人任せ。
素直じゃないんです、このファザコンw

そして本人も言っておりますが、女の子です。女々しい感じの。
もう2重苦ですw

そんな隆裕と、新し…

5

LIFE,LOVE 2 コミック

西田ヒガシ 

舞台は日本へ

確か、1巻は絶賛した記憶があります。
舞台はアメリカで、ちょっと映画っぽい展開で先が楽しみだったからだったと思います。

今巻の舞台は日本。
日本に帰ってきた新海を追って、ジャックが来日してからのお話なのですが、新海がなぜか現実を見ちゃっているので素直になれない。
まさに、典型的な日本の、俺様だけどヘタレな世間体を気にするオッサン的存在になっちゃっています。
だからけっこうもどかしい。…

2

LIFE,LOVE 2 コミック

西田ヒガシ 

3人3様の男の生きざま

うーん、こういう結末を用意したか!5回ほど読み返しました。
複雑なようでいて単純、交わっていないようで、深く交わり、それぞれの人生と愛がすれ違ったり、くっついたり。
何だか2冊で終わりなのがもったいない気もしますが・・・

議員の親父と間違われて誘拐され、ジャックと出会い、そこでジャックは自分がゲイであることを初めて自覚して、不遜な隆祐はジャックを欲しいと思い、この時点では全く恋ではなかっ…

4

LIFE,LOVE 2 コミック

西田ヒガシ 

3人の男のLIFEとLOVE

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
まいった。本音を隠す男たちの、渋すぎる完結編。
二度、三度と読み返すごとに、この台詞の意味は?この笑顔の、この表情の意味は?と、じわじわとボディブローのように沁みてきた。
とにかく“男”を描くのが巧すぎです。痺れた。

政治家である養父の代わりに誘拐された秘書・隆裕と、監視役だったマフィアの下っ端のジャック、そして汚職が発覚した途端あっさり隆裕を見捨…

8

LIFE,LOVE 2 コミック

西田ヒガシ 

相変わらず西田東の親父は最高です。

この巻は、前の巻でボスとの関係を清算したジャックが、隆裕に招かれて日本にやってきたところから始まります。日本にやってきたジャックは、隆裕が自分と距離をとろうとすることに困惑しながらも、徐々に日本での生活に馴染んでいきます。一方、隆裕もジャックとの関係をどうすべきか見出せず、迷います。同時に政治家である義父の汚職が明るみになり、彼が窮地に立たされるのをどうすることもできず歯がゆく思っています。
い…

4

影あるところに コミック

西田ヒガシ 

残念です・・・

本は作家買いが基本なのですが、時々某通販サイトのランキングを参考に新規開拓も行っていました。
その時白羽の矢を立てたこの作品。
大好物のひとつである親子どんぶりモノ。
絶対に私の好みだと確信して購入しました。

それなのに、何故だか心が揺れませんでした。
これには自分でもびっくり。
ダメな理由が分かりません。

絵が良くないと言われている方ですが、すっきりしていて読みやすく、特別…

2

願い叶えたまえ(3) コミック

西田ヒガシ 

それぞれの願い、叶えたまえ!

いよいよ感動の最終巻です!
祐介に癒しを求める深見。
深見は有島に薬を打たれ強姦されたことから、ヤクが止められず、またセックスも男性に犯されないと満足できない身体になってしまっていたのです。
でも、祐介にそれを言えず・・・2巻で深見が言いだそうとしていたことはこのことだったのですね。

深見を救うのは自分しかいないと意を決して、深見とセックスする祐介。
それは彼には愛であっても、憎まれ…

8

天使のうた(2) コミック

西田ヒガシ 

最後に愛は勝つ

完結編。
BL的ではないと1巻のレビューでも書きましたが、私的には2巻も
ミシェルとクリス、2人の恋愛よりもクリスとアレックスの親子関係の方が
気になりました。

クリスがアレックスを愛せないわけ、彼の狂気の理由はこんなにも
深いことだったんだと胸を打たれました。
でも、入院中のアレックスを襲おうとしたのはちょっと分からないな…。
壊れる前に壊してしまえ!ってことだったのかな?

4
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