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菅野彰 麻々原絵里依
てんてん
ネタバレ
今回は議員秘書から転身した野党の代議士と 保守派の代議士を父に持つ野党の議員秘書のお話です。 攻様が受様との出会いで新たな道へと歩み始るまでと 本編から数年後の続編短編を収録。 攻様の父は屋敷の主である自由党の有力代議士を崇拝し 秘書として仕えたのちに代議士となったのも 主である代議士の意向です。 攻様も実父同様に代議士一族に仕えますが 攻様が心を寄せたのは代議士の次男…
kurinn
実は私は菅野彰先生の作品が苦手で、腹が立って読むことをやめてしまったシリーズがあります。 そんな中で唯一読み続けているのがこちらのシリーズなんです。麻々原絵里依先生の挿絵がこの作品にとても合っているのも理由です。 今作は「ドリアン・グレイの禁じられた遊び」で大失恋したあの方が主人公でした。抜け殻のような英知が可哀想でもあり、双葉を手に入れようと選んだのが議員とか「ふざけてんのかテメェ」とか…
あーちゃん2016
四郎の家を英知が訪問するお話でした。いいんです、いいんですよ、ほんとに。あまりに「いいなあああああ!」と思ったので神にしました。本を買われるなら絶対コレついている本屋さんで。ほんとにおススメです。 ++ 何が良いって、四郎の家族。各種ご発言を抜粋。 一郎・二郎「裏切者がきてるってホント?」「わー裏切ったのに態度が保守」 三郎「お前面食いじゃないってあれほどいってたの、嘘だったんだな…
シリーズ買い。正直言って、あー……と思う箇所もあるのですが、ある部分がめちゃくちゃ好きなので萌2寄り萌にしました。スピンオフで、これ単独で読めるかというと絶対勿体ない。是非是非シリーズで。本編230P弱+後日談15P+あとがき。 双葉との人生を獲得すべく、父のように慕い仕えてきた政治家の不祥事をリークし、野党から出馬、政治家となった英知。しかし双葉は宙人との人生を選んでしまい、何も残らなくて…
湘子
英知×四郎 前から読もうと思っていたシリーズ。 新刊の今作が初めて読んだけど、 問題なく、楽しめた。 英知と双葉のことが気になって、 あとがきでの先生のおすすめ通りに、 『激しすぎる憂鬱』と『禁じられた遊び』も読む予定です。 最初のページから、 主人公の英知の 恋の終わりの虚しさにもう胸が締め付けられる。 38歳の彼が、 30年間にわたるただ一人の恋を抱え…
はるのさくら
尾上与一先生「花降る王子の婚礼」より『花降る王子と小さき花』 魔力を使いつつ身体を維持しようとした結果、小さくなってしまったリディル。 グシオンの愛が嬉しい。 何度も惚れ直す( ´∀`) 苦労してそうなカルカも想像して笑いがにじんだり。 やはりリディル達のお話は大好きです。 菅野彰先生「毎日晴天!」より『新担当はひとりで踊る』 結果、ひとりで大騒ぎしていた新担当さん。 …
以下3編収録。1が秀逸。少なくとも1分は笑い、最後はぐぐっと胸に迫るものがあり、素晴らしい。花降る王子シリーズが好きだった方は是非ゲットしていただきたいいです。 1.花降る王妃と小さき花「花降る王子の婚礼」番外編 尾上与一先生 王城の西にある町が小競り合いの場となってしまい、ばらまかれた呪いの 後始末にリディルは躍起になっています。魔力の限界が近いと感じられた リディルは必…
伽羅丸
これは歴史・時代小説の校閲校正を仕事としている主人公がひとりの小説家と運命の出逢いを果たし、赤子からやり直すかのごとく人と人との付き合い、主に恋愛に関して、初めての経験を積み重ねていくお話。 有名女優の母から生まれ、姉も弟も芸能人、しかし母親譲りの美顔を持ちながらも受け自身の性格は地味で芸能界とは反りが合わなかった。居場所を求めておじいちゃん子となり、祖父の影響から、文学の中に生きるようにな…
てむ0927
色悪作家シリーズ7冊目となりますね。 (スピンオフでドリアングレイシリーズも2冊あります) 初めてこの作品を読んだ時、色悪? なにそれ、どういう意味?から始まり、菅野先生の 日本文学愛をいやというほど浴びた訳です。 凄いですよー、7巻全部のそれぞれの話の中に文学作品とリンクしたテーマがある。 今回は川端康成と宮沢賢治でした! 色々なBL作品を読ませていただいて なんかねー、これ…
碧雲
「アメ車とあだ名される女」の菅野先生が描く、BLラブコメ。 堅そうなイメージを抱いて敬遠していたけど、意外と柔らかくて面白い。 しかも誤字・誤文法が無くて読みやすい。 BLは、校正を省略す予算割愛ジャンルなのか、誤字だらけで辟易する作品が多いけど、 菅野先生のこの作品は「校正者」がテーマだけあって誤字がほぼない。 さすが!と思った。 この一巻目を読んだら、noteで紹介されてい…