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1/4(合計:39件)
杉本亜未
china33
重なる移籍、そのために連載に間があったり、さらに当時マニア寄りの雑誌掲載…最初から安定して一般大手の雑誌に載っていればメッチャ人気になっていただろうに。すごく勿体ない作品です。 全16巻。新装版で10巻。 いやー、やっぱりすごい。ここまでの読み応えのある非BL作品はなかなか無いです。(色々やっちゃってますけど一人おっさん除いて基本皆ホモではない) 今でもバナナフィッシュに匹敵する作品って…
藻とカレー
ネタバレ
刑事モノ好きなので楽しく読みました。 ただ職業が刑事の男が恋愛するだけの話ではなく、捜査をしながら証人である葉月と関係性を築いていくBL要素とサスペンス両方のおもしろさがあります。 イケメン連続殺人事件を追うだけでも見どころなのに、柘植が触れた人の何かが見える能力があり、葉月はジェンダーフリー美人という設定もりもり。 更に舞台は中華街。 事件の背後には大きなものがある気配。 柘植が堅…
カナダ→日本→中国と忙しいですが見ている方は楽しいです。中国といえば龍がつきものですし。 高取が再び登場するとは思わなかった。彼がやったことは許せないけどフィクションのヤクザキャラが好きなので喜びました。意外にも情に厚く教養があったし。裕司の神秘性というか強さを言語化してくれてそれー!と思いました。 湊は相変わらず子どもじみているけどこれはずっと変わらない個性なんでしょうね。 無鉄砲で常…
このお話は国内で収まらず海外に飛び出したらおもしろそうだと思っていたのでカナダが舞台になりよりスケールアップしました。 特殊部隊が登場するとワクワクするのは洋画や海外ドラマの影響が大きいなと自分でも思います。 その特殊部隊がただの精鋭ではなくダイナソーロイドの血清で蘇った人たち? と新たな種類でおもしろい。彼らの中にも葛藤があったり人間関係の描写があるのが好きです。 湊と裕司はあんなに愛…
田所博士が退場したと思ったら今度は北村所長という後継者が表れる。 人間と血族の共生をうたいながら実は血族を利用していた。そして湊と裕司もまたその対象にされる。 人間か血族か、どちらが支配するかで争うことになるも、湊が共生の道はないかと既成概念にとらわれない自由な思考と血族の中でも群を抜いて優生でありながら発展途上なのがザ・主人公だなと。 対して裕司は性別、血族を超越したかのような存在で神聖さ…
2巻も370ページのボリュームでしたがおもしろかったです。停滞することなく息をつかせぬ展開に引き込まれます。 謎解き、戦い、奪い合い、戦略、人間模様…など様々な要素をこれだけのストーリーで魅せてくれる杉本先生改めてすごい。 敵には敵の正義やプライドや情があり、ただ悪役という記号でないのがとても好きなところです。 BLとしても2人の絆が確かなものになって満足感高いし。 杏子の生き方もすば…
352ページとすごいボリュームですが一気に読みました。BLぽさは薄めでストーリー重視かと思いましたが、どちらの面でもおもしろい。 ダイナソーロイドが世界各国の神話に登場する神で日本では荒神であるとか、化学実験によって男性を両性にするとか、X症候群が人工であるとか、設定が壮大で手塚作品を読んでいるような気分になりました。 田所博士がマッドだけどその理想や正義に一理あるかもと思わせるのがおもしろい…
伝説のJUNE掲載作品が読めるのうれしいです。私は読んだことがなかったので。 短編集。 80年代のバンドもの(ちなみに私もドアーズ聞いたり映画見した)、洋画や小説もの、時代劇など、どのお話もおもしろかったです。私は無教養で読解力が低いので理解は浅いと思いますがそれでも楽しめました。カルチャーや芸術の話は好きですし、そこにはちゃんとBのLがありましたもんね。 才能がある者とない者(現実と折り合…
トンダモモ
BLと言う括りにしては話が重いのですが、そういうのが好きな方には人生のバイブルとなるのではないでしょうか。 私は手垢がつくほど読み直しているので電子を買い直しました!どこでも読める!でも読むと止まらなくなる! BLといえばHなシーンですが、多くはないです。でもちゃんとあります。 生物の本能やらなにやらで裕司は狙われますので、痛々しいことも、まぁまぁ、まぁまぁ、あります…。 しかしこ…
杉本先生作品初読みです。 2本ともおもしろかったです。 病、死を前にしてどう生きるかというテーマに惹かれます。 □表題作 鳴瀬が創作する者で独裁者である。 かつて小説家に憧れ挫折した中田が鳴瀬の才能と魂に惹かれる。 中田が鳴瀬の魂のかたちを見たようなラストがよかったです。 鳴瀬の怖い面や「ほめろよ」が嫌だったのですが、最後のそのセリフは全く印象が変わるのがおもしろかった。 作品…