水壬楓子さんのレビュー一覧

卒業式~祝辞~ 小説

水壬楓子  高久尚子 

アナタは何から卒業しますか?

何かからの卒業といえば「この支配からの」卒業と答えたくなりますが(笑)
そんな「卒業」をテーマにしたオムニバスの2冊目。

『祝辞』
県庁職員・竹政一哉(27)×養護教員・秦野雅臣(27)
高校時代同級生だった2人。
ある理由で実家から遠く離れた高校を選んだ秦野に一番最初に声を掛けてくれたのが一哉で。
それからは一哉のおかげもあって友達もでき、順風満帆な高校生活を送る。
そして、あ…

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卒業式~祝辞~ 小説

水壬楓子  高久尚子 

その日、校内のいろんな場所で…

『答辞』と『祝辞』、2冊まとめます。
10年前に出た『答辞』と『送辞』を再編集した新装版。最初、1冊に3組もカップルいるから話が短くて物足りない~、と思ってました。が、ある年の卒業式を描いたオムニバスで、しかも2冊目もあると知って激萌えになりました。だって、同じ日に校内のいろんなところでカップルが出来上がってるんですよ(普通の学校なら当たり前のことかもしれないけど)。学生ものに必ず出てくる逢引場…

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卒業式~答辞~ 小説

水壬楓子  高久尚子 

爽やかで甘酸っぱい!読み返したくなりました!

高校生の生徒会ものです☆

純度の高い胸キュンが味わえました!
切なくて甘酸っぱくて可愛くて!


3組のカップルの話が読めますが、どれもいい!
どのカップルも甲乙つけがたい☆


久しぶりに続編がでないかなぁと思いました(^o^)/


こってこてのエロはないですが、それでも物足りなさはありません。


(※エロはちゃんとあります。みんな、なぜかベッドでしませんw…

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スピンオフ 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

軽いノリは計算された男の包容力?

依光の友達でマネージャーの花戸瑛と野田の友達の箕島彰英のお話。

花戸は以前弁護士事務所で働いていたのだがあることがきっかけで辞めて。
男をとっかえひっかえしてた頃の1人である箕島と試写会の席で再会する。
それからというもの箕島は何かと花戸を追ってきて…。

本誌は読んでなかったのですが、同人誌の方ではこの2人の出来あがってからのお話は読んだことがあったので、ようやく馴れ初めが読めたと…

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卒業式~答辞~ 小説

水壬楓子  高久尚子 

水壬さん曰く水壬さんの中では最左翼(もっともセンシティブな部類)な作品。

確かに今まで読んだ水壬さんのお話とはちょっと雰囲気が違ってました。
悪いオヤジも出て来ないし、えちも濃くない、爽やかな高校生同士の恋って感じでどこか甘酸っぱい。

『卒業式~答辞~』
進路面談の帰りに偶然見てしまった箕方のヒミツ。
生徒会長に就任した志野は以前から気になっていた箕方を副会長に指名して。
箕方はその代償として志野自身を要求してくるのだが…。

無器用ゆえの回り道です。…

2

ストレイ・リング 小説

水壬楓子  山岸ほくと 

このオヤジ、曲者につき。

水壬さんの作品では「ファイナルカット」の木佐がワルイオヤジだなぁと思っていたのですが、今回の右城の方がタチが悪いかもしれません。

木佐は見るからに悪そうなオヤジなので遊んでたって何してたって「有り得そう」なんですが。
そういう意味では右城の方がパッと見、紳士的に見えるし。
いや、表情とかそれなりに悪そうにも見えるんですが。
それにしたって…。

藤近のこと気に入ったからって自分の娘…

3

ムーンリット・ウェディング 小説

水壬楓子  白砂順 

腐った願望が生まれました・・・

攻・暁飛(26) レキ都の第一皇子 夜は白虎
受・白蓮(18) 表向きは「皇女」 昼間はヤマネコ

シリーズの最終巻を最初に読んでしまいました。
でもこれだけでも十分に楽しめました。

王家のは何代かに1人の割合で、人でない姿をあわせ持つ者が生まれるという言い伝えがありました。
白蓮は昼間だけヤマネコの姿に変わるように生まれたため、皇子ではなく皇女としてひっそりと育てられます。
が…

1

コイゴコロ。 小説

水壬楓子  高永ひなこ 

うわあああ続編があああ!

「コイゴコロ。」
彼女がいる優大に淡い恋心を抱いている学園のアイドル高也。それを知らずに彼女がいる優大。
しかし、そうとは知らずに彼女と付き合う優大だが、週末街にいる姿を見つけて「そんな予定なんて聞いていなかったのに」…それからなぜか彼女より高也が気になってしまい…。

彼女がいる優大を切ない目で見る高也が切なくて、切なくて。しかし、最後は互いに誤解が解け、告白して両思いというハッピーエン…

1

ディール 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

成長の物語。

「エスコート」トップガード・延清美弦(28)×大学生・水嶋律(19)
「エスコート」シリーズ第2弾。

「ディール」
律は義兄から呼び出されてある公園に行った。
義兄との折り合いは良いとは言い難く不安に思いながら待っていた律の前に現れたのは義兄に頼まれたという男たちで。
男たちは律を襲ってくる。
そこへ延清が現れて…。

延清はどこか暴力的なところがあって。
律を結果的には助け…

2

フィフス 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

月1回の逢瀬×17年間≧愛?

叔父・国会議員・門真巽(46)×甥・「エスコート」オーナー・榎本和佐(32)
「エスコート」シリーズ第4弾はオーナー登場です。

『フィフス』
毎月5日は契約の日。
月に1回会って抱き合う。
それが榎本が巽と結んだ契約。
巽の未来を縛る代わりに、巽の自由に振る舞わせる。
その関係はもう17年も続いている。
なのに、その契約日以外に旅行に出かけようと言われて…。

オーナー、実…

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