水原とほるさんのレビュー一覧

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

もっと二人の物語を読みたい。水原先生お願いします。

読みながら何度も何度も悶えました。ただ、惜しいのはドイツに研修に行ってからが駆け足だったような気がします。まあ、行く前に良く話し合った大人な二人だから心配なかったんでしょうけれども。出来るなら帰国してからの2人の甘々な生活が読みたかった。続編望むのは野暮かもしれないけど、ぜひぜひまた読みたいです。また、読みながらニヤニヤしたい。yaco先生のイラストも素敵でした。けして厚い本じゃないのに、何度も同…

7

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

今年度初の神評価作品★

作家さん&タイトル買い。
水原とほるワールドにどっぷりハマってしまい今作もワクワクと読み始め。
あとがきにもありましたが、今年のテイストは少し違うようで
人間じゃないものは出てこず、仕事の話を深く掘り下げてあったりと
そういうのが全くなく。
大人の。男性同士の。純粋な恋物語でした。
本当に小さな映画館で上映される映画を観た気分です。

下調べを入念にされるのか、作品の主体となるもの…

13

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

男同士ならではの素敵な恋

イラスト買いしてしまった作品です。
カバー絵も口絵も透明感のある美しさで飾っておきたいようなイラストでした。

大人の男二人の恋愛がとても素敵に思いました。

趣味が同じというだけで名前も背景も知らない人とだんだん親しくなり
恋愛感情を持つようになる二人の男たちの仕事や日常が描かれています。

気の合う仲間から友情そして恋愛に変化していく二人の感情の変化が丁寧に描かれていてどんどん…

3

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

一周回って超王道

読み終えた後、とても幸せな気持ちになりました。
思いを寄せる相手に同じ思いを返してもらえる幸せを、二人からおすそ分けしてもらったみたいな感じ。

これは仕事に打ち込み余暇も楽しむ大人の男たちのお話です。
30代同士、かたやガテン系、共にバイカー。男臭い要素しかないにもかかわらず、二人の関係は単なる友情と表現するには不似合いなほどとてもピュアで綺麗。 透明感のあるyocoさんのイラストがぴっ…

17

ラ・テンペスタ 小説

水原とほる  葛西リカコ 

ドラマチック展開が読みたい時に最適なお話

電子書籍で読了。挿絵なし(このイラスト、見たかったな~)。あとがきあり。

ヤクザの家に生まれた孝義は実家を出て大学で美術史を学んでいます。母は既に他界していますが、父によって孝義は慈しみ育てられました。家に出入りしている組員との交流はあるものの、組とは無関係な暮らしを続けてきました。しかし、父の組をめぐる抗争が勃発し、巻き込まれることを恐れた父が、孝義の身辺警護のため宮城という男を送ってきま…

4

名前も知らず恋に落ちた話 小説

水原とほる  yoco 

男同士だからこその関係

表紙買い。3P目にドゥカティ(イタリアのバイクメーカー)という文字列を見つけて、一気に期待度上昇し、一気に読みました。今まで読んだ水原先生のお話の中で一番好きです!バイクのツーリング話が好きな方にはオススメしたいです。しっかり仕事話あり、バイク話あり(山の中走る系)で、男前二人でぴったり出来あがった関係にとても幸せな気持ちになれた1冊でした。本編のみ230Pほど+先生のあとがき です。

お話は金…

9

旭光に抱かれて眠れ 小説

水原とほる  兼守美行 

自衛隊特殊部隊


国の防衛のために法に縛られない活動を行う自衛隊の特殊任務隊のスカウトマンと新たにスカウトされた政治家秘書の話を中心に特殊任務隊の活動を描いた話。

先の訓練における事故で一線を退かなければならなくなった秋元(受け)は除隊後、名を捨て再び自衛隊特任部隊のスカウトマン及び後方支援という仕事につきます。
今回のスカウト対象は政治家秘書の旭(攻め)です。
他に選択肢のなかった今までの人材と違い…

3

陰猫 小説

水原とほる  草間さかえ 

役に立たないレビューですが…。

婚約者に逃げられた男と、義弟になるはずだった男。
逃げた女を追いかけてる間に芽生える感情。
ノンケの迷いや戸惑いも丁寧に描かれた作品だと思います。

低評価の理由は、単純に萌えが合わなかった…それだけです。
ごめんなさい(;ω;)


もぉね!攻めのビジュアルが格好いいんです!
表紙見てください。流し目からフェロモン出てませんか?
薄く笑った表情に色男っぷりが現れてますよね。

3

女郎蜘蛛の牙 小説

水原とほる  高緒拾 

病的ではないパラフィリア

この作家さんの別の「職業」モノは読んだ事があり、その本で描かれた正義感にとても惹かれました。
そして、この本を手にとって読んでみたのですが、見事に騙されましたね。

刑事×極道という、BL小説ではよくある組み合わせですが、珍しいカップリングですね。
最初に二人が出会った時から、全てが始まっていたとは。
蜘蛛と蜘蛛が互いを共食いするような、そんな話でした。
最後の「事の発端」を知った時は…

4

刹那と愛の声を聞け 小説

水原とほる  みずかねりょう 

時代の波なのね

すでに出来上がったカップルが、一度の別れを経て、二度と別れないと頑張る話。
二人がなぜ一度離れなければならなかったのか、そもそもの出会いは等は、途中、途中で回想として語られるけど、この本って、前作のある続編じゃないよねって探り探り読む感じ。
言うなれば、出会い編がまず1冊あっての、シリーズ2冊目でその後の二人の平穏な暮らしと再び訪れる波乱が1冊にまとまった体の、ある意味お得な1冊。
甘々濃厚…

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