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6/8(合計:76件)
剛しいら 須賀邦彦
ますたーど
前作は裕也目線で話が進んで行きましたが、今度は真樹男目線で話が進んでいきます。 独占欲を小出しにしつつ、外堀を埋めにかかっている真樹男がとてもかわいいです^^ 自分の仕事仲間へのカミングアウトにとどまらず、偶然とはいえ裕也の母にまで2人の関係をポロっと。 圧巻なのは、山の中で咲いている桜の古木を撮影しに行くシーンです。 芸術家としてのインスピレーションがドカッと降ってきた為に、裕也…
小塚佳哉 須賀邦彦
ぎが
後半に当たるSIDE:CRYは、バンクーバーオリンピックのフリープログラムからである。 ショートのスピン中に足首を痛めるというアクシデントに見舞われた隼が、フリーではどう戦うかというのが、SIDE:CRY前半の見どころである。 結果の詳細はここには書かないが、正直なところ、少々うまくいきすぎかなとも思わないでもない。 だが、本作の基本姿勢はとにかく“楽しい”こと。 実際のオリンピックで…
テレビ放映されるウインタースポーツの中でも、とりわけフィギュアスケートが好きである。 書店で見かけて気になってはいたものの、未読の作家ゆえ手を出せずにいたのだが、バンクーバーオリンピック観戦中に猛烈に読みたくなり、余韻さめやらぬうちしかもできれば世界選手権前にということで、3月の読書と相成った。 発行時期、2冊同時発行という形態とボリューム、そしてあとがきにもあるように「構想4年、執筆4年…
義月粧子 須賀邦彦
茶鬼
『破滅の爪痕』の続編で、梁瀬はヤクザを辞めて画家の遠山の恋人として、元組からの報復から逃れながら生活しているところから始まります。 前作からの雰囲気はそのまま引きついで、梁瀬のツンデレ&エロさ、遠山の不遜でヤンチャな部分がそのままに、そのせいで二人の不器用さが相まって、周囲に翻弄されてピンチを迎えるお話になっています。 遠山の昔の男、今は香月組の組長になっている一乗寺という男が出てきて、梁…
本編の主人公達は酒が好きで、バーとかで飲むシーンが多くカクテルやら日本酒やら、ウイスキーやらが沢山登場して、酒好きな身には飲みたくなること間違いなし! いや、そんな酒の本ではありません、あしからず・・・そんな部分が気に入ってしまったのですが(汗、、) 本は厚みも薄く会話が多いのでするする読めてしまいます。 中身はヤクザものなのに、意外にさらっとして淡々としている。 受け様(ヤクザ)がエロい…
SIDE:KISSの続き、いよいよフリーでメダル争いになるところから始まります。 試合前の緊張と不安を、天城の過去を聞かせる話や出る間際のさりげないキスで、すっかり解いた隼。 ジャンプのミスがあったものの天城の存在がそれまでのヘタレにカツを与えて見事に滑り終え、表彰台へ! その後、突然姿を消す天城を追いかけ、熱い想いの告白と共にオーロラデートです。 エキシビションの日、リンクサイドに天城を…
ネタバレ
作者構想4年、書き上げるまで4年、合計8年かけて描いただけあって、その情熱はただものではありませんよ! フィギアに対する作者の愛と萌えがたくさんつまってます。 ”ジャンプ王子”(月並みですが)と呼ばれる選手が、熱いファンのヤクザと出会って、力をもらってオリンピックでメダルを取るというお話です。 ジャンプが大好きで得意でそんな隼が、オリンピック出場権を賭けた試合でミスをした為に、代表を逃し…
ジェイ
バツイチ・中華料理屋のオーナーで男前な竜二×細腕・地味な一哉のお話。 イタリアンレストラン勤務の一哉は、ホールスタッフとして働いていた亨と付き合う中、二人で乗っていたバイクで事故を起こし、その際、亨に手ひどく振られます。元から亨には一哉の手が届かないほどの素敵な恋人がいて、一哉は遊びだったと。 やっぱり自分なんかじゃ遊ばれるのが落ちで、誰も好きになってなんかくれないんだと、気落ちし、実家に…
haruko4869
攻・神矢武刀 30代後半? 受・狩野笙一 20代後半? 『運命を喰らうとき』で恋人となった武刀と笙一。 しかし「敵」との戦いは続いています。 奪われた笙一の精子。 人工授精で生まれてくる子供はとてつもない力を持つ存在であり、笙一ら神矢側は出生を阻止しようとしています。 出生阻止の方法は二つ。 ①隠されてしまった子供(と母親)を見つけ出し、生まれないように処分する。 ②生まれ…
攻・神矢武刀 30代後半? 受・狩野笙一 20代後半? この作品、BLですがSFファンタージーの設定もあります。 子供の頃に両親を事故で失った笙一。 損傷の酷い遺体を見てしまった時から、不思議な夢を見るようになった。 夢の中では何かの力に襲われるのだが、両親の声や誰かの声が守ってくれた。 15歳になると同時にその夢を見ることはなくなり、忘れてしまった笙一。 20代半ばにな…