神香うららさんのレビュー一覧

英国紳士の意地悪な愛情 小説

神香うらら  椿森花 

攻め視点があったら萌えるんだろうなぁ

両親が再婚して、義兄弟になった攻め(次兄)と受け。

再婚当時、まだ幼かった受けは、兄ができて嬉しくて何かとまとわりついたのだけど、思春期真っ盛りという難しいお年頃だった攻めは、そんな義弟を無視をしたり意地悪な仕打ちをしたり……という経緯もあって、いまだ二人の間には微妙な空気が残ってしまっています。

そして受けは、何かと慰めてくれた優しい長兄にいつしか恋心をいだくように……という攻めにと…

4

伴侶を迎えに来日しました! 小説

神香うらら  高城リョウ 

多分読む人を選ぶ本

とんでも小説、だと思います。
少なくとも私にとってはとんでも設定と展開で、「いやいやいや、ないでしょ!」ってツッコミ入れながら読み続けましたwなので、こういうあり得ないお話を、「それはそれ」として楽しめる人にはお薦めなのかもなぁと思いました。

舞台は現代ですがリアルさは皆無で、攻めが受けをものにするために策略を練るんですが、その計画と実行内容、それに対する受けの反応が全くもって現実味が無く…

1

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

ストレスフリーで楽しめる一冊

当て馬も登場しない。
事件らしい事件も起きない。
悪い人は一切登場しない。

だからこそ、いいなーって思った作品です。
小難しいこと一切抜きで、ただただ甘い世界を楽しめるストレスフリーな一冊。

ズカーン!!と雷に打たれたかのように一目惚れした攻め。
受けの長い睫毛やら、生まれたての無垢な仔馬のような目やら、引き締まった小さなお尻などなど、受けを形作るすべてのパーツに何かと見惚れて…

6

葡萄畑で蜜月を 小説

神香うらら  みずかねりょう 

番外編は読むんじゃなかった

あらすじは姐様達が語って下さったので私は私的な感想だけ書いておきます。
電子書籍で購入。
電子限定番外編『金曜の夜の蜜月』ネタバレあり。

*

カーターさん(攻め)はほぼ最初から一目惚れだったので倉田さん(受け)のことを溺愛してるし、倉田さんも昔のトラウマと「(カーターさんのことを)好みじゃない」と言ってる割には素早く恋に落ちるので(笑)、作品の雰囲気は甘々で暖かいです。時々起こる事…

1

恋の吊り橋効果、試しませんか? 小説

神香うらら  北沢きょう 

雪の中の事件もの

きょう先生の金髪イケメン大好きで購入。さらっと読んでしまったので中立より萌にしました。ライトな殺人事件ものなので、事件もの初めてという方でも問題なく読めるのではと思います。本編270P弱+攻め視点のモノローグ的SS10pほど+あとがき。

ティーン時代の同級生のジュリアンにLGBTのイベントで再会した大学生の雪都(ゆきと)。一緒に勉強したり遊んだりしていたのですが、「クリスマス休暇を祖父の別荘…

2

伴侶を迎えに来日しました! 小説

神香うらら  高城リョウ 

ニヤニヤしながら楽しめました

「伴侶」になるまでは絶対に帰国しないぜ!という意気込みとか、そもそも勝手な伴侶認定とか、思い込み激しい溺愛執着攻めだなっていうのが伝わってくるタイトルに惹かれて読んでみました。

7年前、若さゆえに暴走して翼(受け)に逃げられちゃった元義弟のグリフィン(攻め)。
機が熟したとばかりに来日し、今後こそ翼を逃すまい!としてるんですね。

突然の再会で、グリフィンを前にどうしても逃げ腰になって…

2

敏腕社長の溺愛計画 小説

神香うらら  明神翼 

両視点の王道ストーリーが嬉しい。

 王道安心ストーリー。
そんなのが読みたい気持ちで、ピッタリでございました。

 学費を稼ぐ為にアルバイトに励む受け様の玲。
玲の清掃アルバイト先の社長である攻め様のクリフォード。

 
 アルバイトの掃除の時にちょっとずつ会話をするだけの時から、玲はクリフォードのことを「かっこいい」、クリフォードは玲のことを「かわいい」と内心思っていて。
初心でお付き合い経験なしの玲がわたわたし…

1

葡萄畑で蜜月を 小説

神香うらら  みずかねりょう 

甘々!

「蜜月を」というタイトル通り甘々で小難しい展開はないので、疲れたときの癒しの一冊に最適でした。
カリフォルニアのナパバレーが舞台なので、瑞々しい風景描写も心に癒しを与えてくれます。

読後にちるちるのあらすじを見て思わず吹きました。
「心に傷を抱えた天涯孤独のイラストレーターと、ワイナリーのオーナーのカントリーLOVE♡」

えっ?!そんだけ?

究極のあらすじに近いわ……と思うん…

9

葡萄畑で蜜月を 小説

神香うらら  みずかねりょう 

感性が似ていて居心地がいい




読み進めているとき、既視感のある風景だと思い、もしかしてスピンオフ?と思って調べてみたのですが、別レーベルで出しておられる本の中にナパバレーが舞台のお話がありました。
軽く読み返してみたのですが、たぶん場所が同じというだけで関連はないと思われます。


<あらすじ>
唯一の身内の母親を亡くし天涯孤独になった倉田寧緒(受け)は、心機一転ボストンからナパバレーへと引っ越してきまし…

3

伴侶を迎えに来日しました! 小説

神香うらら  高城リョウ 

はらぐろ系

2019年のバースデーフェア対象の1冊。日本人かと思ってたら攻めさんがアメリカの方でした。分かりやすく腹黒攻めなお話、本編230P超+あとがき。さらっと読めたので中立としました。

小学生のころ、アメリカ本社での研修に行く母に連れられていった翼。アメリカで結婚→離婚の上、日本に戻り、日本で大学生活を送っています。ある日その通う大学に、アメリカで義兄弟関係にあったグリフィンが留学生としてやってき…

2
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