真崎ひかるさんのレビュー一覧

嫁にこい ~あやかし癒し~ コミック

愁いち  真崎ひかる 

偶然が繋ぐ運命の糸

今回は訳あり風で受様に近づく謎のイメケンと
厄介者として大叔父預かりとなったフリーターのお話です。

受様が攻様との再会で捉えられてしまうまでに
コミックスと小説でそれぞれをかきおろしの番外編を2本を収録。

受様は20才になりますが、定職に就かずフリーターをしています。
そのため一流企業勤務の父とそりが合わず、エリート揃いの一族でも
変わり者と評判の大叔父の元に預けられることにな…

0

イタズラな紳士の溺愛レンタル恋人 小説

真崎ひかる  金ひかる 

模範的な年上紳士攻め

良くも悪くも癖の無い話だと思う。
う~ん、上手く枠内に収まったな、と感想を一言でまとめてしまうのも何なので、以下、いつものように長文が続きます…

22歳にしては世俗に染まっていない純粋培養な日本画家の孫息子・紫苑は、美術商・徳永と出逢って近しい間柄になっていく。
眼を悪くしている著名な祖父の代わりに絵を描いているのを見破られただけでなく、それらの絵には色艶が無いと指摘した徳永は、性的経験…

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イタズラな紳士の溺愛レンタル恋人 小説

真崎ひかる  金ひかる 

これは攻め視点で読みたかったなぁ

タイトルから甘くて可愛い作品を想像してましたが、これがしっとり読ませる落ち着いた雰囲気の作品でした。

主人公がですね、若いのにどこか浮世離れしていると言うか、世間の手垢にまみれていない純粋な青年なんですよ。
その彼の視点で進む為、終始落ち着いた印象なんですよね。
また、自分では気付いてないけど、彼の境遇というのは結構痛々しいものですし。
激甘を期待して読むと、ちょっと肩透かしを食うかな…

5

嫁にこい ~あやかし癒し~ コミック

愁いち  真崎ひかる 

妖不足にうずうず

かなり個人的に「妖不足」でした。
人型に擬態した龍と人間のお話によりタイトルに「あやかし」が入っているのは重々承知ですが、妖好きとしてはもうちょっと雑魚妖が見たかったです♪
あやかしは茶釜と帯と小鬼のみの登場。
小鬼は小物なので名前も無いし喋れもしないけど若葉に懐いてて(?)可愛かったです♡


お話は、
若葉は子供の頃田舎で溺れたところを龍に助けられ嫁になる約束をする。
子供の若…

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嫁にこい ~あやかし癒し~ コミック

愁いち  真崎ひかる 

不思議の村の物語。彼を待ち続けたのは、妖か。それともひたむきな愛か。

ふわぁーっと、葛藤無き、不思議な村の物語。

20歳になって、自分の進むべき道もふんわりとしていて、夢も目標も無い若葉。
だからと言って思い悩む事も無く。
いつまでもフリーターをしているというので、親戚の世話になれ、と半ば追い出される。
世間体を気にする父と、そんな父に逆らうことのない母。二人はその後出て来ることは無い。
人里離れた田舎の家に住むジイさんを訪ねると、そこには龍と名乗るイ…

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鬼の戀隠し 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

結界に阻まれた恋

父の故郷で神隠しにあい、その間の記憶を失った受けが再び戻ってきて、記憶を取り戻し攻めと再会し、再び恋仲になる話。

主人公がローテンションな人物であることもあるけど、比較的淡々と話が進んでいくので、後半少しハラハラする展開になるものの、あまり抑揚のない話だと思います。攻めが完全に諦観した状態なので受けの一生懸命さが際立ちました。


<あらすじ>
17歳の夏、父の田舎へ来ていた静夏(受…

1

天下無敵の天使サマ コミコミ特典小冊子 グッズ

藤村教官の秘密

本品は『天下無敵の天使サマ』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。

本編後、石原視点で
休暇から戻ってた日のお話です。

好き…だよ、塁

石原の心臓は自分の口にした一言で
いつになく忙しく脈打ちます。

紅潮た頬を名塚の目から隠したくて
石原がギュッと抱きついた結果
今度は離れるタイミングを逃し

名塚も「顔を見せてください」と
言ったきり黙ってしまいます…

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天下無敵の天使サマ 小説

真崎ひかる  蓮川愛 

年下の矜持×年上の自負

今回は養成所の訓練生で青のクラス長と
養成所の医務室勤務の医師のお話です。

攻視点の受様の心を手に入れるまでと
受視点での後日談2本を収録。

攻様はフランス人の母の血を色濃く継ぐ
金髪で蜂蜜の様な色素の薄い瞳の持ち主です。

祖父は旧家の体裁を重んじる人で
外国人の受様の生母を嫌って追い出した挙句
後に迎えた義母の生んだ弟を跡取りとします。

祖父も父も攻様が弟のサポ…

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朱の王子と守護の子育て 小説

真崎ひかる  明神翼 

ごはーん♪

先生買い。さらっと読んでしまったのですが表紙にいる鳥ちゃんが可愛らしい喋りで参戦して楽しかったため萌にしました。本編220P弱+あとがき。

地方の小さな村に生まれた眞白。下に7人も弟妹がいて生活は大変なため、王宮での職を求めて、3年に1度のお祭りの時に出てきたのです。いざ募集している所に行ってみると、なぜか審査は通り、次は最終審査。広間には卵の入った籠が5つ並べられていて、言われた通り右手を…

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朱の王子と守護の子育て 小説

真崎ひかる  明神翼 

守護鳥が繋ぐ恋

今回は長らく守護鳥が孵化しない王子と
何も知らず抱卵役となる青年のお話です。

受様が孵化した守護鳥を通して
2人の気持ちが通じ合うまで。

受様は地方の小さな村の出身です。

今年は3年に1度の鳥に関する盛大な
祝祭があると聞いた受様は
裕福とは言えない家計を助ける為
王都に職を探しに出る決意をします。

しかし、王都は
どこもかしこも煌びやかで
田舎者の受様は戸惑…

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