おまえ、二十歳になってパイパ……

誘惑プラシーボ

yuuwaku placebo

誘惑プラシーボ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌8
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
8
得点
36
評価数
17
平均
2.5 / 5
神率
0%
著者
真崎ひかる 

作家さんの新作発表
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イラスト
三池ろむこ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784576120201

あらすじ

プライドの高い大学生の実月には誰にも言えない恥ずかしいコンプレックスが。ところが、悩みの種を因縁の男に見られてしまい…!? 
完全無欠の男前×二十歳のパイパン童貞。

イケメン大学生・藤野実月を長年悩ませる恥ずかしいコンプレックス。それはツルッツルの下半身。「クールな美形」という周囲の目が痛すぎて、誰にも相談できないまま二十歳を迎えてしまった。しかし、その秘密を年上の幼馴染み・佐伯貴臣に知られてしまう。羞恥で涙目の実月に、大手製薬会社に勤める佐伯は開発中の発毛剤のモニターをやらないか、と提案する。だが、佐伯の前で自ら下半身を晒し、際どい部分に優しく触れられる感触に、実月は淫らな欲望を募らせて――。

(出版社より)

表題作誘惑プラシーボ

佐伯貴臣,34歳,藤野の幼馴染で大手製薬会社開発研究員
藤野実月,20歳,コンプレックス持ちの大学生

その他の収録作品

  • 偽りの効能
  • あとがき

レビュー投稿数8

あってもなくても気になるのがアレ?

もう帯にもパイ●ン、あらすじにもコンプレックスは体毛がないことって書いてあるからここでいきなり触れてもOK?
そして題名の通りにプラシーボ(偽薬)効果は発毛どころか恋愛までもwww
いや、実はパイ●ンって自分の中では剃毛あってのもののほうが萌えるシチュなんではあるんですwww
今回主人公は20歳。まだ若いっす!
これが本当は、それで悩み続けて30超えて童貞のオッサンだったら激萌え!!だったんですがね(爆)それがちょっと惜しいといえば惜しい♪
でも、攻めが狡猾で策士だった部分、平気な顔してしれっと騙すのが愉快でした。
テーマが毛だけに禿しく萌えたらよかったんですがwww

もうお話はいうもがな、ですよね♪
主人公・実月がコンプレックスにしている体毛が薄いことを、家の風呂が壊れた時銭湯に行ったので偶然に再会した、幼なじみの天才と言われた男・佐伯にそれを見られて
彼が育毛剤の研究をしているということで、被験者を実月に頼むということの発端です。

何しろ、彼が一番悩んでるのはアソコですから(そのせいで童貞♪)もちろん、晒さなくちゃいけないわけで・・・
ご想像通りの展開が待っておりました。
それによって、あっさりと自分の気持ちを認めてしまう実月は潔いと思うよ。
結構悩みでネガになってるかと思いきや、プラシーボ効果も出やすいことから、きっと単純なんでしょうね(爆)
それにしても佐伯!彼が平然と、しれっと、実月が恥ずかしがって体が反応してしまっているのを見ても、自分の感情は表に出さずに、彼を落とすとは、、さすが天才というか、腹黒というか、大人というかwww

『偽りの効能』では二人は実月の春休みに温泉へ行きます。
その土地では毛の濃い人が多いということで、佐伯が研究として赴くのに結局公私混同させて実月を連れて行くんですが、、、
ここでもまた佐伯が策士なんですよ!!
実月また、簡単にwww
ここで、泊った宿の息子(中学3年)が登場して、彼は剛毛&毛深さで悩んでいるという話をして、変に実月と気持ちが通じ合う場面があるんですが、別にいやらしいとかドキワク展開じゃないんだけど、妙に気に入ったシーンだったり、、、なして?
実月をまた嵌めたということで、怒った実月の仕返しは・・・
これが!これが!!
本当はこれが見たいんですよーーー!!!
どうせ佐伯のことだから余りダメージはなさそうなんですが、でも、それでも、それが番外はなしになってればよかったのに。。。
っていうか、きっとどこかで書くに違いないですねwww

愉快な一冊でした☆

1

きっと藁にも縋りたいよねぇ~

天才的頭脳をもつ歳の離れた幼なじみの研究者の攻め様と5年ぶりに再会した
二十歳の大学生との再会もの、下実験付きの不器用なラブストーリーでした。

受け様は結構モテるタイプのイケメン君なのですが、家族にも友人にも誰にも言えない
深ぁ~いい悩みを持ってるんですよね。
きっとこの悩みのせいでモテるのに彼女と深い関係になる事も出来なくて
悲惨な思春期を過ごしたんだろうと思うと哀れですよ~
実際にその手の病気があるのでリアルに哀れかも、パイパ・・・なんて帯に打ってる
けど無毛症のことなんですよね。
そして5年前にその事で攻め様にからかわれた受け様はかなり根深く恨んでる(笑)
攻め様はデリカシーにかけるタイプだから悪気はないんですが・・・
そして受けさまの家の風呂が壊れた事から銭湯で二人は5年ぶりに再会
そこでまたしても攻め様に見られ、受け様は逆上しちゃう、まぁ、当然ですね。
でも受け様は二十歳だから今度は真剣に悩みを聞こうとする攻め様
そして天才研究者からの夢のような申し出に心をときめかす受け様
攻め様から個人的に薬を作ってくれる、でも治験としてだから1週間に1度毎回
攻め様の研究室に行かなければならない。

歳の差カップルの攻め様は見かけや態度よりもかなり不器用な感じでした。
受け様は今どきの学生だけど、天敵みたいに思っていた相手に毎回下半身を
さらしてるうちに好きになってる・・・・昔は懐いていたからなんだろうけど
なにやら期待したほどの展開ではなかった感がありましたね。
でもプラシーボ効果って確かにあると思うのですが発毛にも効くのでしょうか?
ちょっぴりマジで気になってしまいました笑い

1

表紙カッコイイのに攻めがおバカにしか見えない

・14歳差の幼馴染み
・攻めが年上
・あらすじ超好み…!
・表紙カッコイイぃぃぃ!!!

こんなん買うしかないじゃないですか////
萌えがハマる期待しかない(∩´///`∩)

ーーーとね。ハードル上げすぎたかなぁ…。
面白かったには面白かったけど出落ち感が強くて、読み進める毎にあれあれ?(´・ω・`)
うーん、うーん、普通に楽しめたけどあらすじ以上の内容があまりなかったです…;
展開がまわりくどかったのもちょっと合いませんでした。

中盤辺りまでは萌えを楽しめたので評価はど真ん中であげます。


さてさて。
ストーリーはあらすじ通りに展開します。

受けは友人間では「クールな藤野くん」で通っていたらしいですが、
クールさを感じるシーンは一切ありませんでした。
コンプレックスを気にする余り挙動不審・逆ギレの応酬ばかり。
キャンキャンよく吠える子犬のようなイメージのがシックリくるかな…?
エッチの時だけ大人しくなるのは可愛かったですw

攻めは頭脳明晰で周囲からの期待も厚い男前。
自信に満ちあふれ傲岸不遜さがチラホラ見えます。
これまた頭脳明晰と謳われる要素は作中で見ることはなかったです。
というかIQ高すぎて逆にバカなひとですね…?って気持ちになる。
うーん、もう少し説得力のある頭の良さがみたかったなぁ;

受けはコンプレックスのパイパンを解消するために
攻めが開発した発毛剤の治験を引き受けてーーーと展開するのですが、
なんでしょうね、悪い大人に子供が騙されるような錯覚が…///
(20越えてるので子供という年齢ではないですが)
普通なら嫌悪対象なのにBLだと萌えてしまう不思議。
攻めに薬を塗られながら観察されるシーンは淫靡な雰囲気にドキドキしました(∩´///`∩)

いつしか恋愛相手として意識するようになり恋人へと関係がかわるのですが。
ん…?恋人であってるよね…???
ただの酒飲み友達みたいになってるけど恋人だよね…?
と確認したくなるほどドライに見える(ФωФ)

攻めは不器用で俺様な態度しか取らないし、
受けはすぐキレてツンツン君だし、
なんで2人ともデレないんだよーッッッッ。゚(゚´Д`゚)゚。
多分これが二人なりのコミュニケーションと納得するしかないorz

あとですね。幼馴染みで子供の時は「貴兄ちゃん」と呼んでたらしいんだけど、
再会後は最後まで「佐伯or佐伯さん」呼びのまま終わっちゃったのが悲しい。
エッチのとき思わず昔の呼び方が出て、攻めがニヤニヤからかうとこまで想像してたんだ。私は。
残念だ。非常に残念だ。萌えが合わないとはこのことか…(;ω;)

1

パイパン萌え!

帯『おまえ、二十歳になってパイパ……』

鹿乃さんのPunch↑の浩太のパイパンにも猛烈に萌えたんですが、どうやら自分はパイパン受萌え要素の持ち主らしいです。

実月〔受〕の悩みは20歳にもなるのにパイパンな事。
彼自身は深刻に悩んでいるのがおもろおかしい。
でも確かに本人にとっては真剣な悩みだよね!
その彼が年上の幼馴染、佐伯〔攻〕と銭湯で再会し、そして知られたくない秘密を知られてしまいます。
けれど佐伯はちょうど養毛剤を開発している最中だからその実験相手になれと持ちかけるんですね。
そして佐伯の元へと通い、薬の効果を見せる為に下半身を晒す事になってしまう実月。
でもまあ結局は、実月に惚れてしまった佐伯が無害の薬を渡していたんですけどね。
おいおいって思うけどちょっとは効果があったから良しとすべきかな?
後半は2人で発毛作用があるという温泉に行くという温泉旅行編。
そこで出会う中学生なのに剛毛が悩みという少年の悩みもちとおもろい。

いや~パイパンって本人自身がコンプレックスに思っている点とか萌えるよね!とか思っちゃいました。

0

タイトルでネタバレとか!

アリなんですかっっっ!
ちるちるレビューの「ネタバレ有り」にチェック入れるのすら無駄じゃないですか…

お話そのものは可愛らしい感じのものです。
そりゃ二十歳にもなってツルツルは嫌ですもんね。
藁にもすがる思いで攻めの佐伯を頼ったのでしょう(かなり不本意な始まりですが)
でもその佐伯さん、ちょっと酷いですよね……
どうせ嘘つくなら市販の発毛剤塗ってあげたらよかったのに、なんて思ってしまった。
真剣に悩んでる人に嘘ついてエッチないたずら(と私には見える)しちゃダメです。
しかも34歳て…いい歳して……

これ、コメディかエロかどっちかに振り切ってたら良かったかも。
三池先生のイラストはとても可愛いです。

2

なんとも半端でした。

真崎さんは好きだし、設定もいいと思うのに、意外なくらい面白いとは思えませんでした。結構楽しみにしてたぶん、がっかりも大きかったんです。

これ、いっそ思いっきりギャグというくらいのコメディにしてしまった方がよかったんじゃないでしょうか。あるいは、体毛が薄いのが実月(受)のコンプレックスになるのはよくわかるし、その悩みに焦点を当ててシリアスタッチに描くなら、佐伯(攻)が実月の悩みを利用するような姑息な真似は抜きにして、それに徹するか。どうにも中途半端に感じたんですよ。設定倒れのように思いました。

なによりも、佐伯(攻)のキャラクターが好きになれませんでしたね。『クールな美形』という印象はまったくなかったです。とにかく魅力を感じないんですよ。だから、実月がなぜ佐伯に惹かれたのか、恋になる過程というか特に実月の気持ちの動きに説得力を感じなかったんです。よくわからないままに2人の思いが通じちゃって、あっけないというかなんというか、唐突な感じだったんですよね。

続編もなんというか、『温泉』が書きたかったの?っていう感じで・・・ただ、毛深い悩みを持つ中学生の男の子はよかったですね。ハッキリ言って、それしか印象に残ってません。

あとはタイトルですが・・・これ、意味さえわかってればネタバレですよね。私は知ってたので、読む前からまぁ佐伯の思惑もなんとなくは見えてたんですが、それ以外の部分に期待したんですよね。実際実月にはともかく、読み手には『プラシーボ』だとわかってもいいという前提なんでしょうが、だったら余計そこにもう少しプラスアルファが欲しかったです。

ちょっと残念でした。

1

実験ていうのがいいですね

受は毛のお悩みを抱え、攻の治験バイトを受けることに。
まあ、すべては、攻が受をゲットする作戦であったのですが。

経過観察として、箇所をチェックされちゃうなんて、なかなかの
萌なのですが(笑)、普通に見て、触って確認するだけだったので、
なんか、もうひとつ頑張っていただきたかった感有りです。

また、2本目は温泉が発毛の効能があるかもということで、
温泉地へ2人で行くという流れなのですが、
温泉ラブがほしかったかな~と思っちゃいました(笑)

スッキリ読めて良いのですが、「何かもう1つ!」と思ってしまう
ストーリーでした。

0

頑張って読了!

実はこれ途中で飽きてしまったんです(笑)
でも最後まで読まないのもスッキリしないな~と思ってとりあえず読み進めてはみたものの全然気持ちが乗らず。細かい所は飛ばし飛ばしでなんとか読み終えた作品。

実月の怒るポイントがいまいち理解できないんですよ。
あの実験が佐伯に悪意があるとか、からかい半分だったなら「騙された!」と怒っても納得出来る。
でも実際は違いますよね。必ずとは言い切れないけれども効果が出る事も考えていたわけですし。
あと続編の方もですね。温泉に増毛効果がないと知り、怒るのですが正直なんであそこまでそこまで?って思っちゃいました。こんな事で怒ってたらこの先思いやられる。

佐伯も実月を本当に好きなのか、と思ってしまいます。可愛がっているのは分かるのですが、うーん…なんだかな。
5年前の出来事も全く生かされていないような気もします。
設定が面白そうで期待していたのですが、期待はずれで残念。中途半端というか、全体的に薄っぺらい作品だったなと言う印象。

真崎さんは以前に読んだ作品が面白かったのですが、これはどうにも私には合わなかった。
三池さんのイラストはすごく素敵でした!

1

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