深井結己さんのレビュー一覧

ぎこちないけど愛だろう コミック

深井結己 

東京タワートリロジー&乳首率高し?

深井さんのいいところが久々に読み応え有るな~っていう感じの一冊でした。
帯を見た時に「”東京タワートリロジー”としてファンの間で至高の名作の呼び声高い~」と書かれていて、ちょっと期待してしまいました。
一度目の時は流す感じで読んだのですが、二度目、三度目と読み返すと、胸に染みいるストーリーでしっとりとして、思わずいいなー、って心があったかくなりました。

『そろそろ気づけよ』では受けの暢明…

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明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

泣いた・・・

正直、この方の前の2作を読んだとき「あ~この文章合わないかも・・・」と思い、長らくこの本は寝かせていたのですが、全く良い方向に裏切られました。以前感じた読みづらさは今回完全1人称になったことで安定し、それでも時々不安定に感じる部分も、この設定ならではの不安感とうまくはまっていました。
なにより構成がうまい!にくい!
事故の後遺症で13分しか記憶が持たない主人公、櫂と、ハウスキーパー(と名乗って…

3

その唇に夜の露 コミック

深井結己 

最後の描き下ろし!! で 大満足vv

中学時代同級生だった 琢紀と恭一 この二人の不器用さがイイvv 互いに 自分の感情がコントロールできなくなるほど 相手のことが好きっvvって・・・ また それに気づくのが互いに遅い!! この もどかしさが 切なさにかわるんですよ!! 中学時代 琢紀は恭一に 現在は恭一が琢紀に!! 互いの感情を押し付け合い(愛)vv   これって やっぱり リバありのカテゴリーになる 作品なのかな!? 微妙ですが・…

5

その唇に夜の露 コミック

深井結己 

再会

 過去に起こした過ちはやり直すことができないものです。それがどんな災厄になって自分にふりかかるものとも思っていなかった和田。
 一方、無理やり強姦されたという傷を持つ若江。
 二人は、15年後再会する。
 バス運転手になっていた和田は、昔と比べると丸くなったというか、普通の青年になっていました。逆に、若江のほうが人格が変わってしまったという印象を受けました。
 話的には、一見シリアス、エグ…

0

さようなら、と君は手を振った コミック

木原音瀬  深井結己 

永遠に続く幸せなんてない

原作に忠実だったと思います。
外見ばかり気にして受けを利用する攻めと、攻めの言うことに文句を言わずに受け入れる受け。
2人は従兄弟同士で昔に若気の至りで体の関係をもってしまい、久しぶりの再会。
しかし攻めは受けの外見を見てがっかり。それでも話すうちに居心地がよくなって、攻めは受けの家にくるようになります。

攻めは最低といっちゃ最低でしたね~
都合のいいときだけ受けを頼って、受けを利用して。
それ…

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その唇に夜の露 コミック

深井結己 

過ち、すれ違い、でも最後は…

かつての親友を犯してしまった過去。
大人になってからの不運な再会とそこから始まる復讐。
好みのカップリングだけどこのままじゃバッドエンドかなと
思ってしまうくらいシリアスで痛みを伴った話。
読んでいる最中何度も
「若江、早く和田の気持ちに気付けっ」とか
「和田、早く本当のこと言えっ」とか
ずっと思ってましたが最後には…。

よかった、仲良くやってくれ二人とも。

3

まるごと!ゲイビデオ三昧 グッズ

着衣率、極めて低し

本誌で連載中の、ゲイビデオ鑑賞記から、選りすぐりの作品を集めた別冊。
こういう物って、コミックスにまとまることはないから、この別冊付録はなかなかいい企画だと思う。

内容は、本誌連載の再録とゲストの書き下ろし。
深井さんはじめ、ゲストの方も、元々画力(特にしっかり肉体のかける力)のある方ばかりなので、資料映像ありだと、普段の作品より、更にパワーアップしたリアルな肉体が!
ページいっぱいに…

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明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

深い深い作品!! 

これほど考えさせられる作品はないかもしれません。 悲恋?? ハッピーエンド?? 受け取る側次第の作品です。同性愛うんぬんという枠ではなく本当に人を想う・愛するという事をリアルに考えさせられました。 自分だったら、どうするだろう・・とか ここまで一人の人を愛してあげれるのだろうか・・とか ほんとうに自問自答しながら読み終えました。 自分の中で大好きな作家さん、自分好みの好きなストーリーを書いてくれる…

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指先で愛を語れ コミック

深井結己 

裏表紙でようやく前作を思い出した

深井さんにしては、っていうより、コミックスの表紙としては珍しいカラーイラストの本。
裏表紙の周りを囲む花イラストで、ようやく前作を思い出した。
これ、裏表紙イラストの方を表にしたら、二冊並べて関連作ってはっきりするのに、この絵を表に持ってきたのは、やっぱりインパクトを重視したのかな?

それはさておき、

「それは僕の愛じゃない」では、単なる狂言回しにしては、不思議な感じで登場していた…

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指先で愛を語れ コミック

深井結己 

まさかのスピンオフ・・

まさかのスピンオフだったんですね・・表紙みるまで気付かなかった・・
前作は兄の「これは僕の愛じゃない」でした。深井さんの中であの作品が一番好きなんですよね。
今回は前作でも登場していた二人の作品ですね・・時間枠的には同時進行?的な動きみたいです。
前回の作品を越えるまでは行きませんでしたが、檜垣の切ない想いが、伝わってきて、とても良かったです。

でも意外な展開でしたね・・まさか…

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