オンリー・ジェイムスさんのレビュー一覧

花にして蛇シリーズ 3 ムーンストラック 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

毒を以て毒を制す。マルヴァニー兄弟、長男の物語

な、なんって面白いんだろう…!!!

全435ページの分厚い一冊、”読み切れるかなあ…”と不安で
まずは50ページ読んでみよう、と本を開いてみたら。
文字どおり時間を忘れて読み耽り、気付けば数時間経っていました。
圧倒的ボリュームに、圧巻の内容。
文句など一切なし!の、「神」評価一択です。

書店で見かけ、モル先生の素晴らしい表紙に惹かれて購入。
赤毛でブルーの瞳でメガネ×そばか…

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花にして蛇シリーズ 3 ムーンストラック 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

最高に刺激的で、最高にクレイジーな愛に心酔

マルヴァニー家の長男・アティカスのターン。
過去2作にも登場し、他の兄弟から若干ウザがられているポジションの彼がどんな風な恋愛をするのか……正直なところ、アティカスがBLの世界線でどう動くのか想像がつきませんでした。

というのも。アティカスには、サイコパス兄弟がウンザリするような強烈な元彼女がいたのはご存知のとおり。彼が女を見る目がないのは分かってましたが、悪女に好き放題させるくらいなので…

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花にして蛇シリーズ2 サイコ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

最高にクール!

マルヴァニー兄弟の次男、拷問好きのオーガストのターン。
天才サイコパス・オーガストのストーリーも最高にクールでした!

またも法で裁けない悪党どもが登場し、その危険の刃がオーガストが懸想するルーカスに向けられていることから、マルヴァニー一家の出番となります。
泣く子も黙るサイコパス集団なのに、至って兄弟仲は良いし、殺ってることもエグい。このワチャワチャしたやりとりに毒気が抜かれてクスッとな…

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花にして蛇シリーズ1 アンヒンジ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

闇社会のダークヒーローが見つけた愛

わぁーーーーお!!
勧善懲悪ストーリーとして、かなりパンチの効いたストーリーですね。
BLの世界線でももちろん楽しめる仕様ですが、主人公2人の背景がとにかくダークかつブラック。暗殺稼業のサイコパスと、父親を殺された青年との因縁の出会いから始まっていく恋愛模様は映画さながらの非常にスリリングな物語展開でした。

父を殺した相手と恋愛関係になっていくなんて、おそろしく闇な感じがしますが、思って…

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花にして蛇シリーズ2 サイコ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

アダルト!

こちらが気になって「アンヒンジ」をまず読んで、あまりハマらず…と思ったものの、最初に気になった直観を信じて読んでみたのですが、結論「こっちのが好き!」でした。面白かったです。

サイコパスとサイコメトラー、ふたりとも大学教授で一人は元FBIっていうIQ高い同士のちょっと変わった恋愛という設定が好みでした。しかも、リバあり!基本は固定のよう(?)ですが、途中そういう流れからの~という、リバファン…

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花にして蛇シリーズ2 サイコ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

サイコとクレイジー

1巻に比べて、アダムは粗野に感じ、アティカスは神経質な兄っぷりが増しているように感じた。アティカスが変な女と付き合ってたってのもまたおもしろポイントで。このままではお笑い兄弟になってしまう。サイコパス殺人一家とは一体…?いや、自分がサイコパスというものに幻想を抱きすぎなのか。

そして一家の凄さもさることながら、本当に凄くてかつ危険にさらされているのはカリオペではという気がしてくる。

サ…

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花にして蛇シリーズ1 アンヒンジ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

私だけを守ってくれる殺人鬼

市ヶ谷モル先生のイラストが評価の一因にもなっている気がする。モノクローム・ロマンス文庫の新ラインとして売り出しただけあって、担当者のやる気を感じる。

つまるところ"私だけを守ってくれる殺人鬼"です。その上白馬ならぬ高級車に乗ってるときた。サイコパスが話の軸らしいけど、割と序盤にその設定どこ行った?って感じで、人を愛せないとか、愛の感覚が分からないとかほざいてるのが白々しく…

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花にして蛇シリーズ1 アンヒンジ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

世にもビックリなファミリー…

 モノクローム・ロマンス文庫のディープエッジラインに相応しい一作目。
全員愛を知らないサイコパスな養父&7人兄弟達が大活躍するシリーズ。
最初はかなり引いてしまったアダムズファミリーが、最後まで読むと必要悪に思えるから不思議ですね。ダークヒーローものです。結末もこのシリーズの一作目を飾る派手な終わり方でした。

アダムとノアのキャラ設定が最初は響いてこなかったのですが、ノアの生い立…

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花にして蛇シリーズ1 アンヒンジ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

ダークヒーロー

いままでモノクロームロマンスを読んでハマったことがないんです…が、なぜ本作に手を出したのかとゆーと「サイコ」が気になりすぎたからです!書店で「サイコ」を見たときに、割と好きな設定かも~と作品情報検索したら、シリーズ第2弾なんだ!?と知り、1から読んだほうがよいみたいだったので素直に着手したのでした。

確かに!日本の商業BLではあまりない(たぶん)億万長者のサイコパス兄弟、第1弾は末っ子スーパ…

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花にして蛇シリーズ2 サイコ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

殺人をプレゼント

アンヒンジがとても好みだったので、購入。
サイコもとても良かったです。家族の賢い担当オーガストのお話。
お話としては、独立しているのでサイコから読んでも問題なさそうですが、家族の説明がアンヒンジの方が丁寧な気がするので、前作を読んでからのほうが楽しめるかも。時系列もアンヒンジ→サイコです。

リバ、ナイフ使ったプレイ、流血注意。
前作同様2人の目線を入れ替えながら章は進みます。悪人の手に…

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