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松幸かほ みずかねりょう
薄雲
ネタバレ
狐の婿取りシリーズの短編集です。 痛いも切ないもなく、ひたすらほんわかほっこりハートフルな話がみっちみちに詰まっていて、始終にやにやしながら読んでました。 ・橡の諸事情 烏天狗の橡、実はあの時あの裏側では……みたいな話です。 迷子になった陽ちゃんを助けた裏で、彼は卵あたためてました。その卵が孵って、一転忙しい子育て編に。ふわふわした烏天狗の赤ちゃんはそれはもう愛らしいです。 赤ちゃん…
ヤマヒロ
シリーズ第五弾です! 前作ではタイトル通り正に危機一髪でしたが、今作では相変わらずのほのぼの&イチャイチャと通常運転でした。そして、初めての親離れという試練が陽ちゃんを待ち構えてます。子どもも辛いだろうけど、親も辛いのよ〰ともどかしく見守らせてもらいました。もちろん試練と言えど、このシリーズなので安心して見ていられる程度です。 和気あいあいとにぎやかに暮らしている琥珀(受け)達ですが、白狐…
番外編である『狐の婿取り2.5』未読です。微妙に分からない所はありましたが、ほぼ問題なく読めました。 シリーズ第四弾であるこちら。前作ではちみっこの存在感が強すぎて、主役二人の影が薄いと感じましたが、今作では頑張ってくれました! 特に攻めの涼聖さんです! 脇役に至るまで大変個性的なメンバーなので、まともで常識派である彼は、なんだかかわいそうなくらい影が薄かったのですが、今回は大活躍でした。や…
子育てBL大好きですが、大前提として愛し合う二人が主役で、ちみっこは脇役だと思ってます。 この作品は好くも悪くも陽ちゃん(ちみっこ)の存在感が強すぎて、主役が成り代わっちゃってます。ちみっこのインパクトが強すぎて、主役組がやや影が薄いのですね。 まぁ、陽ちゃんがカワイイからいいか!! 今回、一番インパクトが強かったのは陽ちゃんの泣いてる口絵カラーです! 山奥の祠の所で、泣きながらお弁当の…
前巻で丸く収まりめでたしめでたししましたが、続編で再び波乱の予感? 気になってた寿命問題にも少し触れつつ、今回は琥珀の祠お引っ越ししましょう! という提案により、召還されたのが琥珀の古い馴染みである伽羅。 お察しの通り当て馬さんですが、いいキャラしてます。ぜひとも伽羅スピンオフで救済をお願いしたいところではありますが、それに加えて登場してくるのが、陽ちゃんにめろめろになってる女神・月草や、琥珀…
山の麓に越してきた医者×妖狐の神様+妖狐のちみっこです。 受けの神様ですが、昔は八本の尾を持ち妖力も強かったのに、時代の流れで山中の祠は荒れ、それにしたがい妖力も弱くなり現在は三本の尾しか残ってません。その残り少ない妖力で妖狐のちみっこを育て、その上山を守りとやってるので、いつまで妖力が持つか…という状態です。この受け、ちみちみと妖力を節約しながら頭を悩ませてる所がやたら所帯じみていて、妙に…
松幸かほ Ciel
あーちゃん2016
つがいになりたい と のたまう ちみっこにノックアウトされました。 なんたって、ちみっこ可愛い!(松幸先生、ちみっこ、得意技なのね・・・) 何でも群れのボスになると、受けさんとつがいになれるんだそうで、 攻めさんに勇ましく喧嘩売ってます(爆) 猫より犬 というそこのお姉さま、いいっすよー、これ。 (いやほんとは狼の血筋らしいんだけどさ、本編でも犬って書いてあるんだよな) 雷にトラウ…
松幸かほ 高星麻子
高星先生たどりでおそらくこの本に到達。 「秘密の夜にして」のスピンオフだったとは知らずに購入。前作読んでますが、 読んでなくっても全く問題なしー。 こっちの作品の方がよかったです。 表紙に超ラブリーちみっこ!が描いてありますが ちみっこ挿絵は中にはほとんどなし。 ただ ちみっこ可愛さ全開な記載は随所にあり、 特にちみっこの登場シーンが最高(笑) デパートのお子様フロアで、おむつ…
松幸かほ 古澤エノ
Krovopizza
あらすじ: 「おばあちゃんが最後に漬けた梅酒」の精・小梅(受け)のもとを訪れたのは、和鷹(攻め)という一人の青年。 亡くなったおじいちゃん(酒蔵の主)の孫である和鷹は、遺言書が公開されるまでしばらく祖父宅で暮らすことに… お酒の精というコンセプトがなかなか面白いファンタジー。 梅酒の精である小梅を筆頭に、ウイスキー、日本酒、発泡酒…と様々な酒の精が登場します。 和鷹はキャラとして…
松幸かほ 佐々木久美子
M+M
1冊すべて表題作です。 瑞樹(受け)がメインですが、竜崎(攻め)の視点も入るので心情が分かりやすいです。 瑞樹はパン屋。綺麗な外見と異なり、言葉も態度も乱暴なほど男らしい男です。友人・青山に頼まれて、ヤクザの竜崎と面会したところ、一度限りのつもりが…という話です。 最初は面白かったのですが、途中から失速という感じで惜しい気がしました。 瑞樹がヤクザの青山より上位というのは面白かった…