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小林典雅 松本花
muccu
独り身で堅物な武家・榊が、大部屋役者の音弥に一目惚れしてしまうお話し。 音弥も優しく親切な榊に好意を抱いていますが、身分の違いや堅物な榊の態度に、 自分に好意を抱くはずがないとあきらめています。 一方の榊も、自分の周りで不幸が続くことから、音弥を失うことを恐れ、 あくまで贔屓としての距離を保とうとします。 お互いを思い、勝手に誤解し、気持ちが噛み合ていない様子が面白いです。 特に真…
小林典雅 小椋ムク
yumi333
ネタバレ
とうとうシリーズ3作全てをを読み終えました~♪ 3作とも全て面白かったです。 端々に思わずぷっと笑える表現が満載の、コメディ好きにはたまらない作品ばかりでした。 今思い返してみると、一番まともな恋愛小説は、シリーズ1作目の「嘘と誤解は恋のせい」だったかもしれません。 2作目、3作目と行くに従い、純愛で結ばれたカップル(和久井さんと結哉)がどんどん変態路線へと崩壊(笑)していく様子が面白…
えーっ!ウッソー!マジー?ホントー?そうきたかー!!でもォ…あり得なーい!わーん、してヤラレター!!あーーー!うーーー!! と大袈裟に騒いでみましたが、これはオチを読んだ瞬間の私の心からの絶叫。 それくらい、ホントーに驚愕のオチでした。 でも、落ち着いた今となっては「うん、こんなオチもアリかな~♪」と( *´艸`) 何といっても楽しかったんです。 ギャグと言い、コメディと言い、エロと…
雀影
小林典雅さんが描く無口無表情な堅物藩士。 典雅さんというと饒舌すぎる変態な攻めって言うイメージが強くて、 武家物で堅物藩士? どんなやねん と、興味深く読み出したのですが、、、 確かに主人公は過去の曰くもあってか、鉄壁の無表情、このまま人生を独り身で貫くのもよしとする、謹厳実直なお武家様ですが、とにかく地の文が饒舌。 主人公のセリフが極端に限られている分、情景、状況、心情が、やたら…
本作の前に読んだ「国民的スターに恋してしまいました 」の台詞回しが上手く面白かったため病みつきになってしまい、急きょこちらも読んでみた次第。読んで正解でした。さすが小林典雅先生のランキング上位にある本なだけに、エロといい、ギャグといい、コメディといい、とっても楽しく中身のある小説でした。 受けには強力な助っ人というか、恋のキューピッドであり中学時代の先輩がおります。輝一先輩と言い、こちらのシ…
小林典雅 佐倉ハイジ
さて、次は何を読もうかと思った時、以前ランキング上位にあっため電書で購入し、けれども未読だった本書を選びました。長いけど楽しそうなタイトルに惹かれて。にしてもタイトルだけで中身が想像できてしまいますね。上手いな(゚∀゚) 愉快でした♪しかも爆笑というのではなく、読んでる最中思わずクスッとくる面白さ。セリフ回しが特徴的で楽しかったです。一つのセリフの中に、「~だし」「~たり」「~けど」など何度…
本編後、榊の屋敷で音弥も一緒に暮らし始めてからのお話。 今夜も音弥が寝所へとやって来たのを待ちかねて、声が掛かっただけで、つい自ら障子に駆け寄って開けてしまう始末。 本編では、全然感情を表に出さない、寡黙で冷静な武士然としていた「鉄さま」。 まあ、榊にしてみれば、実際に声に出して言ったり、自在に表情が変わらない(変えられない?)だけで、内心ではいろいろ忙しく独白しまくっていたわけだけど、…
てんてん
本品は『武家の初恋』の フェア書店限定特典ペーパーです。 本編後、 嫁入りした音弥のその後のお話になります。 音弥が榊家にきて以来 榊は一日のうちに何度も幸せを感じますが 湯浴みを済ませた音弥を寝所に 招き入れる時もたまらない幸せを感じます。 いつも泰然とかまえようと思いながら 襖に駆け寄って自ら招き入れてしまうのです♪ 今夜も白い寝間着で微笑む音弥の美しさ…
ポッチ
協力書店で購入すると頂ける、書き下ろしSSペーパー。私はコミコミスタジオさんで購入して頂きました。大きさはA4サイズ、緑色の薄手の紙に片面印刷されています。 内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。 時系列は本編終了後。榊視点で書かれています。 『嫁』に来た音弥との閨でのお話。 夜になり、自室で音弥が訪れるのを心待ちにしている榊の元へ音弥がやってきます。 そん…
作家買いです。小林さんには珍しく、表紙やタイトルからも分かるように武士もの。 内容は、というと。すみません、ネタバレしてます。 主人公は藩士・榊。28歳、独身。 家柄もよく容姿端麗、寡黙ながらも思いやりにあふれ家老からも重用されるナイスガイ。 がしかし、嫁の来てがない。理由は彼と婚姻が決まったおなごが、祝言の目前で立て続けに不幸な事故で亡くなる、という事例が続いたため。 …