小林典雅さんのレビュー一覧

若葉の戀 小説

小林典雅  カズアキ 

楽しみ方はいつもと同じで

こちら旧制高校モノですが、残念ながら全くストーリーに設定が生かされていません。旧制高校設定を取り払っても普通に成立してしまうお話で、ストーリーだけを追うとBLテンプレをなぞっている感じ。そこに設定の説明を付け加えているので、調べた知識を披露されているだけなのかな…と思ってしまいます。
なので旧制高校らしいエピソードを期待せず、割り切っていつもの典雅節?を期待しながら読むのが楽しむコツかと。長ゼリ…

1

若葉の戀 小説

小林典雅  カズアキ 

爆笑しました

笑えるだけじゃなく、男子高校生の青春にとてもトキメかせて貰えましたが(*´ω`*)

こちら、二章に分かれていて、前半が受け視点での爽やか(?)青春初恋もの。
後半が、いつもの典雅節炸裂。同内容を攻め視点で書いた、恋心暴走編。
爽やかで甘酸っぱい青春ものにキュンキュンした後は、受けを好き過ぎて、やや後ろ向きに暴走している攻めの内心に爆笑すると言う按配になっております。


内容ですが…

8

藍苺畑でつかまえて 小説

小林典雅  夏目イサク 

片言がかわいい!

大好きな小林典雅先生の作品で、
なおかつ挿し絵が夏目イサク先生という
とっても豪華なタッグの本作品。

すごく面白いと評判は耳にしていましたが、
なぜか今まで読む機会がなくて、
最近、やっと読みました。
まずタイトルが『ライ麦畑でつかまえて』を
ひねってあって素敵です。


村の活性化と嫁探しのために
遺産を使ってくれって言う村人もすごいし、
それを使って中国から女の子を…

2

国民的スターと熱愛中です 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

どんな時でもラブラブ

人気絶頂の波に揉まれても尚、ファンの為にと超過密スケジュールをこなす国民的アイドル・真中旬。
王子さまイメージを壊さない為の細かい努力やスキャンダルを取られまいと厳重な用心深さの中、根をあげる事なく頑張っている日々だ。
旬が頑張っていられるのは、前巻のファンクラブ限定ツアーで知り合った旅行会社のスタッフ・葛生とめでたく恋人同士になれたから。
マネージャーと付き人の協力を得て、限られた時間逢う…

2

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

あっさりさっぱり。

表題作と、表題作友人のお話が収録。
どちらのCPも可愛らしかったです。

『たとえばこんな恋のはじまり』
汐夜は彼氏に振られ、ヤケ酒+バッティングセンターで荒れてグロッキーになったところを海藤という男に介抱される。
それをキッカケにメル友となり親しくなっていき…。

特に大きな出来事もなく淡々と話が進んでいくんですが、印象深いのがカウンセラーの海藤のセミナー内容。
な…長い…!

0

素敵な入れ替わり 小説

小林典雅  木下けい子 

愛のなせるわざ?

年の差ものです。
我が息子と同じよう幼い頃から面倒をみてきたお隣さんの子供(高校生)に絆されるアラフォーにも驚きですが、そうなるキッカケが更にぶっ飛んでました(笑)
息子と入れ替わるというトンデモ設定で、小ネタたっぷりな典雅先生らしいユーモア溢れてます。
…が、個人的にギャグがいまひとつはまらなかったという。
私はいい年してるので各ネタは分かるんですが、ドタバタすぎたのかも??

攻め…

0

国民的スターと熱愛中です 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

まさに小林典雅ワールド!イチャイチャてんこ盛り!

アンドレ攻とはなるほどなと、深くうなずかされてしまった一作。

前作から、スパダリとは対極に位置する攻だとは思っていましたが、
いまはそういうカテゴリーの攻様も登場してきたのだなと。

ストーリー自体は、私的には特にこれといった事件もなく、
ドキドキハラハラもなく、普通に終わってしまって、
「えっ?これで終わり?」と拍子抜けしてしまったのですが、
不思議と不快感はなし。

その…

1

国民的スターに恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

可愛いお話でした

ネタバレ注意です!

可愛いお話でした。
大好きな「嘘と誤解は恋のせい」に通じる、純情可憐なのに、エロいことには大胆な受けさまでした。私の中では、旬くんのエロさが1番の萌えポイントでした。頑張って葛生さんを誘う旬くんと、どっきどきな葛生さんが萌えました。なので、個人的には全力で旬くんを愛でてる葛生さん視点の方が楽しかったです。
旬くん視点になると、他の方も書かれてましたが、〜だし、〜だし、…

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国民的スターに恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

スターの恋人は大変


続編が出たので再読しました。
もうすでにたくさんのレビューがされているので、感想だけ。

表題作+中編で表題作は葛生(攻め)視点で中編の方は旬(受け)視点で書かれているので、くっつくまでは葛生の気持ちがくっついてからは旬の気持ちがわかるようになっています。
こういう構成になっていると両方の気持ちがわかって両方に感情移入しやすくて良かったと思います。

旬は基本自分に自信がなく、ON…

1

美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

笑える作品

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

いやぁ、面白かったです。
恋愛がどうのこうのと言うよりも、「恋愛塾」の先生達の講義が面白いw
クスッと笑えるところがいっぱいありました。

先生たちは下品な言葉を、流れるように話しますし
そこまでしないとイケナイか?と思うようなことも
どんどん言ってしまい、生徒達を「なるほど」とうなずかせます。

ようするに話術に長けているのですね。
社会…

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