小林典雅さんのレビュー一覧

王子ですが、お嫁にきました 小説

小林典雅  麻々原絵里依 

気持ちがほっこりします

作家買い。
小林さんの新刊はトリップもの。小林さんにしては珍しいと言って良いでしょう、ファンタジーものでした。






カールハート王国の王子であるアシェルは、20歳の誕生日と結婚式を間近に控えている。次期国王という立場であるがゆえに政略結婚は致し方ないと思いつつも、結婚する前に本当の恋がしたいと願っていた。

そんなアシェルに転機が訪れる。
曽祖父が遺した手記。そこには…

4

王子ですが、お嫁にきました 小説

小林典雅  麻々原絵里依 

最高に可愛い、癒しと夢の小説!

とっても面白かったです!
読んでいる間、何回もクスッとしたりニコニコしてしまいました。アシェルとピムがめちゃくちゃ可愛くて癒されるんです~!
ユーモアと恋の甘さが絶妙なバランスで、最高の読書タイムでした。

以下、ネタバレありのあらすじです。





決められた結婚を控え、その前に一度だけ本物の恋がしたいと願うカールハート王国の第一王子、アシェル。
運命の人を求めて「願いの…

12

スターのマネージャーも恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

樫原も人の子だった

タイトル見て、スターのマネージャーってことはあのノーデリカシーな樫原だよね、樫原の相手なんて出来る人いるの??と思ってました。
で、誰だろ??と思って読み始めたら、あの日暮さんじゃないですか!!あ゛〜納得!と。

実は、購入元(シーモア)のあらすじには、
「所属コントユニットが解散し、芸能人の付き人業をすることになった遼太。任されたのは、敏腕マネージャー・樫原のサポートだった。樫原は眼鏡の…

1

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

受け様攻め様の苦悩に萌え(≧▽≦)

小林典雅先生といえは、コメディちっくなお話のイメージだったので、こんなお話も書かれるんだなぁって、しみじみ。
とはいえ、後半はそこはかとなくふふって笑いを誘う雰囲気も残されていて。
いろんな引き出しがあるんですね〜。


受け様は、藩主に寵童として召し上がられた鮎之介。
幼馴染の冬野とは、別れを告げた時にお互いに想い合っていた事を知り、髪を一房御守りにと送りあう。

お城では、身体…

2

国民的スターと熱愛中です 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

清々しいまでのバカップルぶりに神を捧げます。

続編って、くっついた二人のその後の「仲良くしている」様子が読みたいのに、余計な当て馬が登場してこのやろー!もっと二人のイチャコラを読ませろ!!みたいなのが多いと思うんですが、これは限界を超えた甘さ、そしてとどまることをしらない二人のイチャコラが図抜けてて、こういうの大好き!!

もっとも前半は、受けの旬が国民的スターゆえに殺人的スケジュールで、逢うことすらままらないので、そこまでバカップルでは…

4

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

シリアスに始まるけど……

オメガが当然のように虐げられる弱者設定が作家さんご本人もすごく苦手とのことで(さすが典雅さん!)、オメガが理不尽な扱いはされていないのでオメガバース苦手な人でも読めると思います。

それにしても「小林典雅さん×笠井あゆみさん」という組み合わせ。
発売当時、本当に三度見してしまった。

シリアス風味で始まるのだけど、蓋を開けてみれば、実に典雅さんらしい受けだと思います。
受けのキリルは、…

4

執事と画学生、ときどき令嬢 小説

小林典雅  金ひかる 

たたみかけるのが面白い

大好きで定期的に読み返します。

なんかみんな良い人で楽しく平和なお話です。

執事と画学生、ときどき令嬢
身代わり花嫁未遂もの?
この主人公来智の明るさ素直さ純粋で優しいところが大好きです。
大人の都合で大金持ちのご令嬢の身代わりにお見合いをするために、一週間鬼の特訓を受けるのですが…。

名前も面白くて。野百合子さんとか弥生子さんとか。

そして厳しい特訓をする鬼執事の竹…

0

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

癒し攻め

小林典雅さんはもう本当に言葉の魔術師ですね!
言葉の言い回しやらチョイスに笑えるし、海藤の言うことになるほど!と勉強になるし。

たとえばこんな恋のはじまり
海藤、こんないい人いないよ!ないたれりつくせりな対応とアフターフォローで。
彼の思いつく新しい回路の作るお題やプチ癒しデーとか楽しそう。
こんなの好きにならずにいられない!
ゆうや(変換できず)が可愛くて鈍くて、海藤がいい人から…

0

可愛いがお仕事です 小説

小林典雅  羽純ハナ 

ああ言えばこう言う受け

受けの妄想力とコミュ力と庶民レシピと金銭感覚がすごいですね!

あんまり外見の描写はないですがきっと受けは可愛い男の子なんですね。そんな子にふつつか者ですがよろしくおねがいしますなんて言われたら、そりゃクッと額と目を覆ってしまいますよね。

もうああ言えばこう言う黙ってない受けが面白かったです。

攻めも溺愛のあまり暴走しちゃって。イケメン社長セレブなのに受けの庶民感覚を一緒に楽しんで…

1

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

笑うことなく…


たまには執着攻めを離れて、違うものを読んでみよう!と思い挑戦した作品です。
率直な感想としては、私にはやっぱり物足りなかったです。

というのも、今回読んだものが私にしては珍しい、攻め→←←←←受け。
受けの一目惚れで攻めに猛アタック。

ただ、この受けがすごくネガティブ。
小動物のようにビクビクしていて「僕なんて絶対好きになってもらえない…」と、考えてしまうくらい臆病な性格です…

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