total review:297467today:53
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
96/175(合計:1748件)
鳩村衣杏 小山田あみ
ふばば
ネタバレ
「愛の言葉を覚えているかい」という題名のイメージから、優しい攻めが甘々メロメロに受けを愛して〜みたいなストーリーを予想していましたが、全然違いました! 予想通りに物語が進んでいくのは読んでて楽しいものですが、このように思っていたのとは違う展開で転がっていくのも、嬉しい裏切りとも言えるワクワク感を感じますね。 「愛の言葉を覚えているかい」 幼馴染もので、攻めはかなりのハイスペック、攻めは子…
宮緒葵 小山田あみ
香子
大好きです、この夫婦。 前作では御台所の腹黒さの方が目立っていたのですが、今回は健気さや、夫が鈍感なゆえに苦労しているというのが伺えました。夫は容姿端麗で、分け隔てなく誰にでも優しく、将軍でありながら剣術の腕も立つから男女問わずそれはそれはモテるし、市井で起こったトラブルに自ら首を突っ込んだりなんかしてくれちゃうもんだから、いっときも気が休まらないみたいです。 花魁(というか島原の太夫?)…
御台所(攻め)曰く『いついかなる時も、夫が望んだらすぐ尻を犯して差し上げられるように準備を整えておく。貞淑で愛される妻とはそういうものだ』…だそうです。 掌の檻が良かったので、他の作品も読んでみたくなり手を出しました。 時代小説とか好きなこともあり、見事にハマりました。 こちらの作品も執着攻めではありますが、掌の檻みたいな粘着質なものではなく、なんとも痛快な腹黒女装攻めとなっております。…
麻生玲子 小山田あみ
fiona0109
主人公は大学生と15歳の中学生という取り合わせ。 5歳の年齢差なのですが、大学生の空閑は中学3年の大地の兄の友人という関係です。 お話を読んでいくと、このお話の前にもお話があったのではないかと感じることがあると思うのですが、それは雑誌に掲載されたようで、この単行本には収録されていませんでした。 結構気になっていたところなので、少し残念。 大地はサッカー少年なのですが、それがこのお話の軸にも…
甲山恋子 小山田あみ
初読み作家さんです。 挿絵の小山田さんがきっかけで出会った作品です。 タイトルからも分かりますが、とても優秀な秘書とちょっと問題ありの若社長が登場します。 王道中の王道という展開なのですが、このスーパー秘書の神谷の設定がちょっとミステリアスなのがストーリーに変化を与えていたような気がします。 その謎の部分が少し悪い男な感じがしたのが私は好きでした。 途中少し違和感を感じた展開もあったので…
飛沢杏 小山田あみ
初読み作家さんです。 挿絵の小山田さんがきっかけで見つけた作品です。 雑誌に掲載された160ページ弱の本編と書き下ろしで書かれた90ページ弱の続編から成っています。 高校2年生からの同級生が3人登場するのですが、そのうちの広之と和音は生まれた時からの幼馴染、瑞歩が高校2年の時に2人がいる高校に転校してきて3人は親友になります。 広之と瑞歩は和音には言えない秘密を持っているのですが…あら…
中原一也 小山田あみ
Krovopizza
タイトルに「人魚」とあり、作中でも一応「人魚」という単語は登場しますが、果たしてこれを人魚モノと呼んで良いものか?w 特殊設定を活かしたエロシーン、オヤジ、裏組織との死闘…と非常に中原節の効いたファンタジー作品に仕上がっています。 あらすじ: 海辺でビストロを営む赤尾(攻め)は、店に入ってきたずぶ濡れの美青年・久白(受け)をなりゆきで雇うことに。 何やらワケアリらしい久白の正体は… …
華藤えれな 小山田あみ
雀影
華藤流獣ファンタジー群の今回は虎一族のお話です。 遙か昔にユーラシア大陸から流れ流れて、アルゼンチンの南の果てまで辿り着き、ひっそりと続いていた虎の王国。 そこへ、同じ祖先から別れてヨーロッパで続いていた虎の一族が、第二次大戦後ヨーロッパの地から逃れてきて出会います。 この二つの虎の王家の血統争いと、マフィアの裏社会での覇権争いを、妖艶なアルゼンチンタンゴの調べに乗せて、もふもふ、幼なじみ、…
洸 小山田あみ
AshNY
面白かったです。 近未来を舞台にしたサスペンスもの。 でも主役流己視点で書かれているので、好きになった相手を想う気持ちを読んでて楽しむ方が強いサスペンスものって感じでした。 円安が進み、物価は急上昇してスーパーインフレとなり、貧富の差が激しくなって治安は悪化、 テロで意思表示をする者が増えてしまった近未来の日本。 今回主役の2人は、 警視総監でさえ活動拠点を知らない超極秘優秀テロ対…
いおかいつき 小山田あみ
愛の対象は、いったいどこにあるのかを探す物語。 帯でほぼネタばらしされているけど、SF的設定の作品です。 こういうSF的設定のある作品って、その設定の前提の科学的根拠が、どれだけ納得できるか、その説得力みたいなもの次第で、上手くのれなかったりすることもあるのだけれど、この作品は、その大前提の設定や説明が上手かった。 実際にどうやって身体を培養したかは重要じゃなくて、それより、記憶の更新に…