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鳩村衣杏 小山田あみ
いるいる
ネタバレ
タイトルとあらすじを読んで 「うっかり始まった友人とのモダモダ」が甘み成分たっぷりなお話だと思い込み。 想像以上に攻めはドライだし、受けは理屈っぽいし、 おや〜?おやや〜??と首を捻りながら読み進めてました。 "先入観で思い込み違ってガッカリ"を度々やらかす…。学習能力無し…。 中盤すぎるまで体が触れ合うことがあっても甘さはないです。 "友人とウッカリ…
沙野風結子 小山田あみ
muccu
飄々とした恩田と、恩田にだけ騙しがきかないことにムキになる槇の かけひきと変化していく二人の感情が面白かったです。 天職といえるほどの詐欺師である槇が、恩田の策略には簡単に騙されてしまうなど 詰めが甘い部分もありましたが、そこはあまり考えないように読みました。 槇の過去や結婚詐欺を行う目的のストーリーもよかったし、 最後は槇が恩田に救われて幸せになれて満足です。 そしてなんと言…
中原一也 小山田あみ
fiona0109
久しぶりにこのシリーズを読んだのですが、やっぱり好きです。 極道スーツシリーズの7冊目ですが、今回のメインカップル木崎x諏訪を本編とした作品としてはこれが1冊目です。 この本より前の数冊に木崎x諏訪カップルの番外編はあったのでとっても気になっていたカップルでした。 下手すると(?)芦澤x榎木カップルより棘の道を行くだろうことは簡単に予想できたので。 前巻の番外編で木崎は自分の後輩に当たる坂…
まぎぃ
ついにこのロングシリーズもこれで完結。 小さいが落ち着いた仕立て屋と極道の秘めた愛で始まった、その密やかな感じがよかったのだが、前作ではついに日本を飛び出し、なんだか長期化するとネタ大変だよね、という印象がぬぐえず、ついに今作は読むのが億劫なくらい萌えのない展開に。。。(私的に) 相変わらず固く結ばれた二人ですが、木崎×諏訪の方もハピエンにすべく展開に無理がみられたあたりからのれなくなった…
井上ハルヲ(オハル) 小山田あみ
はるぽん
グロい死体が卒倒するほど苦手なのに、なぜか事件につながる手がかりをよく見つける刑事・飯島(受け)。そんな彼は、現状で卒倒しかけたところを検視官の仁科(攻め)に抱きとめられる。以来、手がかりを見つける能力を買われ、検視官としてスカウトされることになってしまい…。 『デンパ男とオトメ野郎』と同じ世界観のスピンオフ作です。前作受けの元セフレが今回の攻め。 受けは、攻めと一緒になった現場で事件…
ふばば
鳩村先生の作品はいわゆる「お仕事BL」が多く、私にとって心に残る言葉なども散りばめられていて大好きです。 しかし、本作はお仕事BLではありません。なんとなく雰囲気が違っていて、でもやっぱり凄く面白くて、新境地?などと感じていましたら、あとがきにて「攻めx攻め」におけるいつもと違うアプローチを目指した旨が明かされておりました。 裕福な家に生まれ、容姿にも恵まれ、男も女もいけるバイで、とほぼ重なる…
gamis
デンパ男と同じ世界観かぁ、と思いながら、仁科…仁科~…ハッ仁科って!柏木の!と数ページ読んで気がついたわたし。 死体が苦手な刑事、飯島。けれど彼は妙に鼻が利くのか些細な証拠を見つけ犯人逮捕に多々貢献。 そんな飯島は鬼検視官の仁科にロックオンされてしまい──。 いやいや無理矢理はダメよ、仁科さん。 と思わず突っ込んでしまったのは、飯島のあまりの怯えっぷりに可哀想になってしまったから。…
S.E.ジェイクス 小山田あみ
Krovopizza
シリーズ第2巻。 プロフとトムが、互いについてより深く理解し合うと共に、絆も深めていく… そんな内容たっぷりの一冊です。 前巻で訣別したプロフとトム。 二人がそれぞれどのような任務を経て再会するのかワクワクしていたら、なんと物語序盤にて早々に再会。 そして物語の舞台はトムの故郷ニューオリンズ。 随分スケールダウンした印象のある舞台設定に大丈夫か??と若干危惧していましたが、閉鎖的な…
まだまだかと待ち続け、やっと手にした2巻。 今回もイカれててイカしてるクレイジーな二人が暴れています。 姿を消したプロフ。 地下に潜りもう二度と表に出ることはないと決意したプロフを引き留め、引き戻したのはトムからのメール。 一つ残らず、一人残らず捨てていけるだけの覚悟は脆くも崩れ。 最大の、最悪の失敗。トムのメールを読んだことをそう表現するプロフに、なんだか胸がきゅっとした。 それ…
麻生玲子 小山田あみ
bonny
『いちばん外側の色』の続編。高校受験を目前に控えた大地と、彼を見守る大学生の空閑(くが)。空閑は大地からの明らかな好意に戸惑いつつも、キスが深くなっても拒否できなかった自分の気持ちを認めざるを得ない。前巻から引き続き登場しているんですけど、空閑を揺さぶる人物(八道。二足の草鞋でテレビドラマの脚本を書いている空閑がお世話になっているプロデューサー)がいて、彼の存在が皮肉にも空閑に大地への気持ちを自覚…